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NO.171 2008年6月24日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

老朽化した上田市産院の移転新築は市民みんなの願い

・・・県外の男性産科医が産院の非常勤勤務に前向きな意志を示す・・・6月市議会3日〜23日まで

産院の医師確保の状況
金井議員 産院の移転新築と医師確保は不可分の問題である。現在の産院の医師確保の状況はどのように進捗しているのか。
大井健康福祉部長 非常勤医師については現在産院に興味を持たれている方がおり確保に努めている。診療内容を見学したり業務量の把握、上田地域の周産期医療体制の状況について研究をされ、勤務について検討していただいている。さらに今後交渉を進めてまいりたい。

数年後に産院の建て替えが必要
金井議員 市長は産院の移転改築を進めていくと決断したが、建設場所や新しい施設運営における考え方等も含めて、どのように進めていくのか、市長にその考えを具体的に伺いたい。
母袋市長 移転改築によって医師にとって魅力的な職場になるかもしれない。医師確保の可能性も高まり、現在勤務している医師、医療スタッフにも働く意欲を向上させることになる。

長野病院は地域の中核病院としての役割と責任を地域一丸となって応援していく ・・・母袋市長答弁
長野病院の機能低下は憂慮している
金井議員 昭和大学から長野病院に派遣している4人の産婦人科医は、8月以降も全員引き揚げることはぜず、派遣を続ける方針を示しているが、昨年12月から休止している出産の受付再開やハイリスクの出産対応は困難と見られ、依然として上田地域では安心してお産が出来る基本的な変化が出てきた状況にはいたっていません。市長は長野病院に対しての厚生労働省や独立法人国立病院機構の見解についてどのように捉えているのか。又、長野病院が地域の中核病院としての責任を果たすためにはどのようにすべきと考えているのか。
母袋市長 県知事の承認によって、医療法に伴う地域医療支援病院である。救急医療を提供する医療機関である位置づけである。地域医療の後方支援を行う長野病院が全国的な医師不足の影響を直接的に受けて機能低下に陥っていることに市としては大変憂慮している。地域全体の問題として、今後も国、県、大学医学部等に対する陳情あるいは要請を行ってまいりたい。
国の見解は、3月25日の閣議後において舛添厚生労働大臣が記者会見で述べているとおり、早急な対応が必要な医療機関として長野病院を挙げ、厚生労働省、文部科学省、総務省、防衛省が連携して産科医師確保に対する支援を行っていくとの方針を示している。独立行政法人国立病院機構も大事な病院として重視しており、機能の向上が大切であるといっている。
県の医師確保対策室の協力もいただきながら、地域一丸となって行動に勤めてまいりたい。地域も応援していきたい。
後期高齢者医療制度は色々な課題はあるがやむをえない

金井議員 発足した後期高齢者医療制度における、高齢者の生の声や、政府の小手先の場当たり的な見直しなどの対応を目の当たりにして、後期高齢者医療制度についてどのような認識を持っているのか伺いたい。
母袋市長 老人医療費を中心に国民の医療費が増大している中で、後期高齢者の安定した適切な医療の確保を目的に旧老人保健法に変わり4月からスタートした。課題であった現役世代と高齢者世代との世代間の負担を明確にし、高齢化社会に対応する仕組みとして創設された。国保会計そのものが制度疲労を起こしている。制度の見直しも必要である。上田市の国保会計に及ぼす影響は年間1億円の歳出減が見込まれる試算もある。
今回の制度は大変色々な課題はあるが、やむをえない制度改革であると認識する。この制度自体がどのような形で落ちつくのか、状況の推移に注視し適切に対応していく。

人間ドッグの助成は従前どおり継続していく
金井議員 健康維持と病気の早期発見につながる人間ドッグについて、後期高齢者医療制度の発足と共に、75歳以上の高齢者の助成を無くす自治体が出ている。75歳という年齢だけで助成を無くすというような差別はしてはいけない。上田市は継続して実施していくべきと考えるがどうか。
大井健康福祉部長 上田市ではこれまで国民健康保険以外の被扶養者保険の加入者に対しても補助をしている。
75歳上を越えると、生活の質を維持して糖尿病等の生活習慣病などを早期に発見し治療することがより重要であることから、従前どおり補助を継続することとし、補助額は国保加入者と同額の一泊2万5千円、日帰りは1万3千円を限度に補助をしている。

今月の予定
6月 24日 市議会「地域中核病院特別委員会」
東信医療生活協同組合「中堅職員研修会」講師
25日 信濃国分寺駅利用促進協議会総会
29日 上田市消防団ポンプ操法大会
30日 国分自治会代議員会
7月 1日 上田バイパス第二期工区促進期成同盟会総会
2日 坂城町新日本婦人の会「後期高齢者医療制度」学習会、原水爆禁止国民平和大行進受け入れ式
3日 原水爆禁止国民平和大行進(小諸市役所まで)
5日 真田・下横道「後期高齢者医療制度」学習会
9日 坂城町職員組合「後期高齢者医療制度」学習会
12日 室賀小学校同級会
13日 蓮フェスタin信濃国分寺
上小地区消防ポンプ操法大会
15日 東信医療生活協同組合「中堅職員研修会」講師
18日 東御市9条の会「後期高齢医療制度学習会」
20日 金井忠一後援会マレットゴルフ大会(小牧橋)
21日 日本共産党3区後援会総会(小牧・こぶし会館)

金井忠一後援会マレットゴルフ大会
・ 日 時  7月20日(日)集合 午後3時
・ 場 所  小牧橋マレットゴルフ場
・ 会 費 1,500円(マレットのみ500円)
・ 懇親会  国分公民館 2階会議室

例年行っております、金井忠一後援会マレット
ゴルフ大会を開催いたします。多くの皆さんのご参加をお願い申し上げます。
金井忠一後援会 会長 中川 孝一

我が家の庭に咲いていた紫の色をした花

5月の生活相談の主なこと(41)


☆ 病気になり多くの病院に入院や通院をした。近くで安心して治療をしてくれる医療機関を紹介してほしい。・・・個人が出資してみんなで作っている東信医療生活協同組合「上田生協診療所」の医者に看てらうようにした。

☆ 母親が入院しているが、今後どのようにしたらいいのかわからない。自分も病気で働けない。・・・市の高齢者介護課と福祉課の職員と共に、家族と今後のことについて相談して方向性を出した。

☆ いつまで経っても下水道が入らない。市に何回言ってもやってくれない。・・・下水道課の担当者に状況を聞く。職員が出向いて行って、自治会長さんとも相談し問題点を解決して対応していくことになる。

知って得するコーナー(56)

後期高齢者医療制度での障害者の加入について
4月から始まった後期高齢者は十分な検討もないまま制度が始まり混乱しています。
75歳以上の方は強制的に加入しますが、65歳以上で一定の障害を持っている方は、本人の意思により脱退が出来ます。後期高齢者診療料という制度が出来て、定額で月6千円の範囲しか今後医療が受けられなくなります。
今まで医療を受けていたようにするためには後期高齢者医療から脱退する必要があります。
いつでも出来ますので、市役所の担当課に電話して、手続きをしてください。
お問合せは・国保年金課
ひ と こ と(忠)
母と飛騨の高山へ
(6月18日・19日)

母を連れて妻と共に飛騨の高山に旅行に行ってきた。
母は86歳なので、思い切っていこうとしなければ行くときがなくなると思い計画した。
年寄りが落ちつけるように、日本旅館をお願いし泊まった。
高山の落ち着いた町並みを歩きながらゆっくりした時間をすごした。
夕食は部屋に持ってきていただきご馳走になった。
夕食時に母は、私の産まれる予定日は8月1日であったが、
1ケ月前から夜になると目が見えなくなってしまい苦労したと話してくれた。
田植え時期で農業も忙しく栄養も摂れなかったからでしょう。
私は7月14日に無事産まれた。
親孝行できることに感謝した小旅行であった。


飛騨の高山で母と妻と共に=6月18日