管理人の愛したゲーム6−a ===ファイナルファンタジー(FC・SFC編)===
今回は、ファイナルファンタジーについてダラダラと書こうと思います。
そういえば、ドラクエは割合早々とネタにしたのに、こっちはまだでしたね。
で、ちょっと量があるので2部作にしようかと。何といっても6作ですからね、FC・SFCだけでも。
読むほうも大変ですしね。決して、「 ネタが2回分使いまわしできて、ウッハウハ! 」とか考えてませんので。はい。
今回は前半部です。ある意味任天堂編ですね。
一応、説明要りますかね? RPGです。 多分、日本作のRPGとしては世界で一番有名かな?
まあ、検索すれば 佃煮 みたいにいっぱい引っかかると思いますので、そちらを見てください。説明になってませんでしたね。
まずは、第1作目。無印版ですね。
これは、予備知識無しで買いました。発売5日後ぐらいに、何故か中古4000円ぐらいで売っていたのを買いました。
いつも駄文を読んでくださっている方、またか?という感じでしょう。でも俺、多いんですよね、1作目は中古購入パターン。
で、既に体験済みだったドラクエとの数々の違いに戸惑いつつもプレイを始めました。
お話は、何か悪いやつが出てきてそれにクリスタルに選ばれた4戦士が立ち向かうとかどうとか言うストーリーです。
まずは初期メンバーの職業の選択をします。戦士・赤魔道士・白魔術師・黒魔術師を選びました。
FF1をご存知のかたは、「 げっ、赤魔道士? 」とお思いになったかもしれません。でも、赤魔道士を最初は選んでしまいました。
案の定、後にたっぷりと後悔する事になりましたが。
ご存知でない方のために。赤魔道士は剣と魔法を両方使えます。 中途半端に。 序盤は良くとも、終盤では立っているだけ、といった状態になることもしばしば。
何か、常時3.5人ぐらいで戦っている感じです。二兎を追うものは、ですね。
そういえば、ウィザードリィでも初期メンバーにビショップ(最終的に全ての呪文を使えるが、成長が一般職の3倍ぐらい遅い)を入れ、
結局どうしようもなくなり、新しく作った魔術師と入れ替えたのですが、あれは入れ替えられるだけまだマシでした。
FF1は初期メンバーのまま入れ替え不可ですので、我慢するしかないです。それでも、クリアはできましたけどね。
ウィザードリィで思い出しましたが、FF1の魔法システム(レベル毎回数制)って、 ウィザードリィのパクリ ですよね。
当時の雑誌に、「 斬新なシステム 」とか書いてた編集者連中は、 不勉強 ですか? それとも、 大人 なんですか?
おいといて。 エンディングを初めて見たのは、行きつけのゲーム屋さんででした。
そのゲーム屋さんでは、15分100円でFCを貸してくれる( 4回に3回は踏み倒してましたが )のですが、そのレンタルFCでクリアしました。
エンディングの印象よりもそのシチュエーションが印象に残っています。加えていえば、 大晦日 だったし。何やってるんでしょう。
さて、2作目です。このゲームはまず、音楽が気に入りました。
発売前に、今は亡きファミマガにソノシートがついてきたのですが(ちなみにフィールドの曲とバトル1・2の曲でした)繰り返し何回も聴いたり、
カセットテープに落として、興味のない友人に聴かせ 迷惑がられたり してました。
2作目は大層手に入り辛いとの話でしたので予約して購入しました。
プレイ開始。レベル制は排除され、全ての技能は使うほど上達し、怪我をするほど体力が上がっていく
独自のシステムに変更されていました。人数は前作と同じ4人パーティー。
4人目のメンバーのみは入れ替えで何人もが参加するという、システムも特徴でした。
最初に、ぐっと来たのはヨーゼフという仲間でした。
この男、禿面のおっさんなのですが、最後は格好よかったです。今にもメンバーを押しつぶそうとする大岩を支え、他の3人を逃がして
自分は大岩の下敷きになるのです。これは感動的で良いイベントでした。
だったのですが。 その後も全員ではないにせよ、4人目のメンバーは何か理由つけては味方を守って死んでいきます。あんたらは ピグミン ですか?
何だかブランド品買ったら、近くの店で同じ品が叩き売りしてたような気分です。
どんなに美味しいものも、そればかりでは食べ飽きてしまいますのにねぇ。
またラストダンジョンの長さも結構なものでした。次作に比べれば、しれたものでしたが。
3作目は、いつでも職業を変えられるという独自のシステム「 ジョブチェンジシステム 」を搭載して登場しました。
また、このシステムを生かすためのイベントも多く盛り込まれており、シナリオの出来も良く、いきなり完成度が上がっています。
スタッフ変わったんじゃないか、と疑いたくなりましたが、別段変わっていないようです。
3を最良作にあげる人も少なくありませんが、うなずけます。
隠し要素なども、上手く織り交ぜられ、ゲームバランスも良いです。
それにしても、長く続いてるRPGのシリーズって3作目ぐらいが最高傑作、後は下るだけってパターン多いですね。
いや、他意はありません。
レベル制は、元の形式に戻ってます。その後も、復活はしませんでした。いろいろ、形を変えてチャレンジはしていますが。
今回も入れ替え参加者はいますが、戦闘には参加せずついてくるだけです。
で、やはりプレイヤーを庇って死んでいきます。シナリオの骨子は変わってませんでした。
そして、何よりも印象に残ったのはラストダンジョンです。
ご存知の方も多いかと思いますが、かなり効率の良いプレイを心がけても、ラスボスに合うまで記録不可で2時間掛かるという長さです。
スタッフは高橋名人の言うことを聞いていなかったんでしょうか? ゲームは一日一時間ですよ? 全く、困ったものです。
まあ、そういうわけで、はっきり言ってゲーム中の敵よりも、どうやって親を言いくるめてプレイ時間を作るか、の方が大変でしたね。
4作目からプラットフォームがSFCに移りました。描画能力も上がり、グラフィックが格段に綺麗になりました。
拡大縮小をうまく使った立体的なマップを覚えている方もいるでしょう。パーティーメンバーは今まで最大の5人です。
反面システム的には革新的な変化はありませんでした。1作目に近いような感じです。
改革されたのは、今回はシナリオでした。
やはり、入れ替わり立ち代りパーティーメンバーは代わります。固定一人ではなく複数人が入れ替わるようになりましたが、
大きな変化はそこではありませんよ。
キャラクタが死ななくなった のです。いや、正確に言うと一度は死んだような扱いになるんですが、実は生きていたとか、こうやって助かったとか
理由をつけてまた出てきます。
お前らは男塾か。
何ていっちゃいけませんね。いやいい事です。倫理的には。
ゲーム的には、連続的に騙されているような気分になって、甚だ不愉快ですけどね。
というわけで、4のシナリオは余り好きではないです。何だか、世間では評判いいようですがね。
また、さらにパーティーメンバーの小学校低学年程度の少女が 途中でいきなり10代後半に成長する (何か理屈つけてたけど忘れました)など
何だか、「 皆さんのニーズに合わせました! 」というシナリオも好かんでした。
5作目は、3作目の続編ともいえる内容です。システム面だけですけど。
好評だったジョブチェンジが復活しています。更にそれぞれの職業で経験を積むことにより、アビリティと呼ばれる
各職業の固有技能を得ることが出来、それを他の職業へと転職した際にも持ち越せるという仕様が追加、
さらに奥深いものとなっていました。
シナリオ面では、印象に残ることは余り無かったですが、パーティーメンバーの結構好きだったガラフ(お爺ちゃん)が
途中でリタイアし、クルル(ガラフの孫娘。恐らくローティーン)に交代したときはがっかりしつつ、 世の無常 を感じました。
駄目ですかねえ、老人。やっぱりみんな、 ローティーンの娘の方 がいいんですかね? いや、俺も嫌いじゃないですけど、そればっかりでもね。
大体、クルルが加わったあとはパーティーメンバーが、主人公(男)と女性3人で、酷く変ですし。
そういえばどこかで、 ハーレムファンタジー とか言われてました、5作目。
前半部のラスト、6作目です。これはとにかくパーティーメンバーが多かったです。10名以上が入れ替わり立ち代り戦います。
主人公は初の女性で、ティナという女の子です。
システム的には、魔法が特定アイテムを装備して経験を積むことにより習得できる、選択習得式に変更されているほかは
特に独創的なシステムはありませんでした。
シナリオ的には、いろいろあったのですが、ぶつ切りのイベントが主なので印象に残る物が少なかったです。
一番印象に残っているのは、あるイベントを境にスポットライトがティナからセりスという女性に移り、
まるでセリスの方が主役であるかのような扱い になったことです。これといった明確な伏線は無かったと思います。
突発的な思いつきで、切り替わったような感じでした。
シナリオを分業で書いてでもいたのでしょうか。知っている人は、みなその違和感に首を傾げましたとさ。
では、前半はこれで締めです。
ファイナルファンタジーはいつも何か違うことをやろう、という姿勢が好感が持てます。
頻繁にポカもしますが、許せます。 現在もその姿勢は変わってませんね。
後半は、「 PS/PS2編 」まあ、SONY編ですね。では、後半でまたお会いしましょう。
後編へ続くので 未了