考察1 ===売れるゲームの作り方===





さてさて。

今回は「売れるゲームの作り方」を素人なりに考えてみようと思います。対象はコンシューマのゲームです。

ちなみに、「 内容がいいゲーム 」を作るとかいう抽象的で当たり前の事は除きます。

あくまで、外堀の埋め方を考察しようという試みです。

採算が取れるかどうかは、あまり考えません。意味ないですね。まぁ、ネタ駄文ですから。




まずは、ゲーム作者の有名所を引っ張ってくることでしょうか。堀井○二氏とか坂○博信氏とか○木裕氏とか。

かなり無理がありますがもしかしたら、堀○雄二氏辺りは応じてくれるかもしれません。

飯野○治氏辺りも、昔のネームバリューがそこそこあって 現在業界から干され気味 の様ですからいいかもしれません。

伏字でよく解りませんか? いや、俺も大人なのでちょっと配慮することにしたんですよ。


具体的なことは何もいえませんが、






「ドラゴンクエストシリーズ」を作った人と

「ファイナルファンタジーシリーズ」を作った人と

「ヴァーチャファイターシリーズ」を作った人と

「Dの食卓シリーズ」を作った人です。順序通り。






これだけなら誰だか解りませんよ、ね?

さて、何のゲーム作らせるの?とお思いでしょう。

今回の前提の場合、はっきり言って何だったっていいんです。ネームバリューが欲しいだけ なので。

大体彼らを長期的に拘束した場合、いくらかかるか解った物じゃありません。

とりあえず、総合プロデューサー ということに しておいて 作業は自社の人間にやらせることにしましょう。



さて、それではゲームジャンルを決めましょう。売れそうなものを狙います。

確実に行くなら ギャルゲー、一発を狙うなら RPG だと思います。




まず、ギャルゲー。ギャルゲーはそれなりの絵師さえ確保すれば、勝ったも同然です。 ゲーム性は 二の次 です。

あまり高名な絵師を探すと費用がかさむので、漫画家さん・同人作家さんの中から人気はあるがゲーム業界での実績が無い方に依頼する、

という手段が良いでしょう。


どういった傾向の絵師さんを選択するか。それは、ぶっちゃけていうと ちょっとエッチっぽい絵の書ける絵師さん がベストです。

エロエロの絵を描く絵師さん じゃないですよ? それは、 違うジャンル です。コンシューマじゃ出せません。

さて、ゲームの内容ですが、幸いギャルゲーはゲームシステムフォーマットが大体画一化されています。それ程の工夫は必要ないでしょう。

とりあえず、既存のシステムに無くても構わないようなアレンジを付けて、適当な横文字付ければいいと思います。

但し、ギャルゲーは一般ゲームファン層に対してのアピールは薄いので、中ヒットはあっても大ヒットは難しいです。

何事にも例外はあり、 時代錯誤な格好をした女の子数人に帝都や巴里を守らせたり すれば大ヒットすることもあるそうです。

あれは費用もかかってるそうですがね。




さて、RPGです。こちらは支持層も多く、それなりのものを用意できればかなりのヒットが望めそうです。

こちらも、違った意味でそれなりの絵師の確保が必要です。

少年漫画の王道っぽい絵か、 ボーイズラブ系の絵 のどちらかがベストでしょう。

本来、正当ファンタジーぽい絵が最適なのでしょうが、これは中身を伴わせなければならないので大変です。

内容が軽めでも納得してもらえる少年漫画絵か、違う意味で内容が軽くても許してもらえそうなボーイズラブ系の絵 を選択します。

内容自体ですが、有名ゲームを 適当にパクリ ましょう。



次は、2次特典を考えましょう。所謂おまけですね。これは昨今流行のトレーディングカードにしましょうか。

もちろん、同時(か少し前ぐらい)にカードゲームとしても遊べるそのゲームのトレーディングカードを発売し、

そちらではどうやっても手に入らない レアカード を付けます。

できれば、レアカードを3種類ぐらい用意し、それぞれ別パッケージ(中身のゲームは同じで良いです)のゲームとして1枚ずつ付けて発売しましょう。

上手くいけば、 3倍 買ってくれる人が出てきます。



どこかで聞いたような話ですって?その通り。これは、俺の創作ではありません。少し前、 某K社(配慮伏字) が実際に行って成功した作戦です。

結果、カードを抜いた中古ソフトが中古屋に溢れかえることになりましたとさ。










まぁ、新品が売れりゃ勝ちですから。 ねえ、コナミさん?










おっと、配慮失敗。失礼。

基本的に内容で勝負しないとはいえ、とりあえず外せないファクターはいくつかあります。


ギャルゲーなら、

・攻略できるヒロインは複数に。中身は似たり寄ったりで良し。喋りで個性を出す。「 絶対そんなやついねえよ 」という喋りで構わない。

・音声をつける。 メインヒロインぐらいは有名声優 を使う。

・「 お兄ちゃん 」もしくは「 ご主人様 」と主人公を呼ぶヒロインキャラクタを最低1人は作る。

・「 先輩 」も可。上記含め全員いれば、なお良し。

・幼馴染の女の子ヒロインを作る。一般的に メインヒロイン を兼務。

・一人称、「 僕 」のヒロインを作る。 ボーイッシュなヒロイン が担当。

・適当に泣ける話を混ぜると今風らしい。評価も良くなる。主に 病弱のヒロイン が担当。

・眼鏡を使用しているヒロインを作る。主に 読書好きのヒロイン が担当。

・設定に無理があってもいいので、 メイドさんを出す。

・実年齢より 下に見えるように キャラクタをデザインする。



RPGなら、

・男性キャラ2人に女性キャラ1人のパーティの性別バランスにする。

・変に奇を衒うぐらいなら、 オーソドックスな剣と魔法の世界 で良し。

・美形のライバルキャラを用意。行く先々で 意味無く主人公パーティーに絡ませる。

・主人公は何らかの意味で特別な人(異界の人物・勇者の子孫・ ホントは人間じゃない 等)。

・主人公はトラウマ持ち。ヒロインキャラの励ましで トラウマ払拭。

・ラスボスは何らかの主人公の関係者。 血縁関係があっても良し。

・クリア後のおまけダンジョンをつける。 プロモーション時に存在を仄めかす。

・やたら手に入り辛いアイテムを用意する。 効果はそこそこで良し。

・世界設定を意味なく壮大にする。プロモーション時に語る。 実際にゲーム内容に反映する必要は殆どなし。



といったところです。



後は、プロモーションです!

腰を低く、それでいて自信をもっている フリ をしましょう。似たようなゲームなら でかい事言った方が勝ち です。 ハッタリは大事です。

後は適当に ファミ通のご機嫌 をとれば、売れるゲームの出来上がり〜!!

やった〜、億万長者だ〜!! そんなには売れないか。






こんなとこカナ?(弱気)

つーか、久しぶりの突っ込み駄文なので 毒が強め になってしまいましたが、気にしないでください。

俺は気にしてません。




この駄文はフィクションです。実在の人物・団体・事件等には一切関係がありません。無いんだってば。  了



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