管理人の愛したゲーム1 ===キャプテン翼シリーズ===




さてさて。今回は個別ゲームについて語ろうかと思います。

キャプテン翼シリーズです。FC版から始まったアレ。原作も好きですし、ゲームも好きでした。

但し....。 この先を読んでいただければ解ると思います。




さてキャプテン翼は、WJで昔連載・現在YJでプロ編 を連載中の漫画です。何となく日本人で知らない人もあまりいないような気もしますが。

もしかしたら他にあるかもしれませんがこの文中のものはアレですのでよろしくお願いします。



まず1作目。確か中古購入だったと思います。大して期待してなかったんですね。

テクモというメーカーにも余り期待してなかったので。

スターフォースとかマイティボンジャックとか。何かお堅いイメージがあったんですね。



今でこそ「乳揺れ媚び媚び」格闘ゲームの最高峰を出すようなメーカーですが。



あくまで「内容で勝負」みたいな事言ってるわりには、あっちの路線止めませんね。

格ゲーとしての出来も悪くない良作なんだから、それこそ中身で勝負すればいいのに。

あの姿勢で、インタビューとかで他の格ゲー貶めようったって説得力皆無ですよ。

いや、私も嫌いじゃないですが 正直 になったほうがいいですよ。格好付けないでさ。





おっと、話が逸れました。翼です。

実際に1作目をプレイしたときは、その原作世界の再現度に感動しました。

SLGにするという方法論に多少抵抗があったのですが、プレイ後は全面賛成でしたね。

あの原作をスポーツゲーム形式で綺麗に見せるのは困難でしょう。

最終のドイツ戦を、1点目は岬、2点目は日向、3点目は翼で決めよう(ようするに原作の再現)としたことを懐かしく思い出します。

岬がちょっと無理でしたが。






さて、2ですが今度はしっかり初日購入です。

発売当時では原作では描かれていなかったWY編といえる内容です。しかしながら、その内容は原作をも凌ぐ完成度でした。

柔軟な発想に基づく各国代表選手、翼的要素とゲーム的要素が絶妙のバランスで釣り合っている新シュートサイクロン、

多くのプレイヤーの心に恐怖を植え付け、深く記憶に刻まれることとなるブラジルユース10番コインブラ。

その存在感は、後の原作版ブラジルユース10番、ナトゥレーザを質の悪いコピーに貶めてしまいました。

登場の仕方がよく似ていたのがさらにまずかったようです。

その後SFCで、5まで出たこのシリーズですが2を最高峰に挙げる人も少なくないほどの出来でした。

このゲームの高いレベルでの完成度が、後の原作WY編の酷評に繋がるのは皮肉ですが、それだけ素晴らしいゲームだったといえましょう。






続いて、3です。初日購入は既にデフォルトです。

「皇帝の挑戦」と銘打たれたこの作品、題名通りドイツの逆襲的内容でした。この作品からプラットフォームがSFCです。

通常、一度でもヘタレてしまったキャラクターを主軸に置いて続編を作るのは難しいのですが、見事なストーリー展開で、「強豪ドイツ再び」を描ききっています。

グラフィックも格段に質が上がり、臨場感がさらに増しました。






4ですが、当時経済的に苦しかったことから、後日中古購入しました。言動不徹底ですみません

そのときには5を持っていたため、禄にやっていません。すみませんが飛ばします。






テクモ版最終作となる5は、初日購入しています。

今作では、ある意味世界選抜とも言えるチーム、カンピオーネがラスボスです。

また、今一影の薄かった日本FW、新田が敵になっています。大幅強化されて。いくらなんでも、あのままラスボスの一人には出来なかったようです

これだけ並べると、何か無茶苦茶に聞こえるかも知れませんが流石に5作目、熟練の技で見事な仕上がりです。

SFC版の中では3が一番人気の様ですが私、5かなり好きです。



他にもGB・MDでも発売されたそうですが、残念ながら未プレイです。

さて、テクモ版キャプテン翼の歴史はここで幕を閉じます。残念ですが。






次なる新作は、バンダイから登場しました。そう、あのキャラゲーの大家バンダイです。

WY編アニメ化にあわせた、お得意の商法です。システムはいくらか、テクモ版よりのようです。

SFC版とPS版が出ました。

私、SFC版しかプレイしていませんが、驚かせていただきました。何か解説する気にもなれません。とりあえず感想を並べてみます。

「はは、何だこりゃ。何でグラフィックレベルがFCレベルに戻ってるんだ? 操作も何かやりづらいな。 そうか、これでサッカーの厳しさを表現してるんだな。」

「やるじゃねえか。にくいよっ、バンダイ。」











いや、ホントに「 憎い 」んですが。

まあ、バンダイに期待することが間違いなのは、よ〜く存じておりました。昔から何度も騙されていますものね。

それでも、やっぱり騙されると腹が立つものです。ましてや大好きな翼シリーズです。





























ふざけるな、バンダイ! なめるな、バンダイ!! いいかげんにしろ、バンダイッ!!!





























すっきりしました。

ちなみにPS版は、某所で「まだSFC版の方がまし」との情報を得ましたので探してすらいません。

流石に続編は出ませんでした。出なくて良いです。っていうか出すな。








月日は流れ2002年、何とコナミから新作が出る運びとなりました。GBAです。

正直驚きましたが、考えてみれば現在のコナミは版権ビジネスの大家。そういうこともあるでしょう。

それに技術力は折り紙付きです。期待できそうです。無論、即日購入を考えておりました。

システムはカードバトル形式になってしまったようですが、構いません。

それが、翼世界の再現を助ける事になっていれば、テクモ式にこだわる訳でもありません。



いよいよ、発売日前日。ワクワクしながら、行きつけの翼ファンが集う掲示板を覗いてみました。

早売りをゲットした人の感想が聞けるからです。目が自然とゲーム関係の書き込みに吸い付けられます。

「割合いける」 よし!

「テンポも悪くない」 よしよし!!

「最初から翼達は使えないみたいだ」 え?まあ、そのぐらいはいいな。

「Jリーグの選手が 直角フェイント を使ってきた」 ええっ?ま、まあ許容範囲だな...。

「Jリーグの選手が 雷獣シュート 打ってきた」........。


















ハァ?


















それって、日向の雷獣シュート? そうきたか

何でも条件が揃えば、誰でも打てるらしいです、雷獣シュート

コナミよ、お前もか。お前もなのかッ!!

それどころか、ある意味世界観のぶち壊しぶりはバンダイ以上です。

































ふざけるな、コナミ! なめるな、コナミ!! 何がときメモファンドだ、コナミッ!!!

































すっきりしません。一日千秋の思いで新作を待っていた翼ファンにはあまりにも酷い仕打ちです。

何でも、ゲームとしての出来はそこそこ良いらしいですね。ははは。どうでもいいけど。

当然、購入は見合わせました。





さて、結びです。

何でも、次はPS版が出るらしいですね。そちらはテクモ版に近いとか。

一応、期待させていただきます。頼みますよ、今度こそ。

まぁ、素直にテクモに版権返した方が早いと思いますがね。

もっとも、当時のスタッフは殆どテクモを辞めてしまったらしいので、それでも駄目なのかもしれませんが




どっかが何とかして下さい              了



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