管理人の愛したゲーム7 ===イースシリーズその1===
さてさて。久しぶりのお気に入りゲーム駄文ですよ。
まあ久しぶりっていうか、もう一年経ってますね。はははは。(乾いた笑い)
な〜んか、その頃の日記とか書いたものを見ると「今後は月一ぐらいで..」
とか恐ろしいこと書いてありますね。
全く、こんな無責任な事書かれちゃ困りますよ。 無理に決まってんじゃん、ねえ?
折角ですので、目標変更。出来る限り多くの更新が出来るよう頑張ります。
と、 具体的な約束は避けつつ。今回の駄文いってみようと思います。
題材はイースです。
先頃、最新作が数年ぶりに発売されたことですしね。
ひょっとするとイースってもう知ってる人が減りつつあるような気もするので、
簡単なフォローをしときますか。
老舗のソフトメーカー、「日本ファルコム」の作品でバランスの取れた良作アクションRPGです。
赤毛の冒険家、アドル=クリスティンを主人公としたシリーズで彼の様々な冒険の旅と、ナンパ遍歴を描いたゲームです。
というのも、新しい作品が出る都度複数人の新ヒロイン(しかも皆アドルに好意を持っている)が出るからです。
何だか、 違うジャンルのゲームの主人公 みたいな男ですが、冒険家としても一流な筈です。多分。
新シリーズが出る都度、レベルが1に戻って前の冒険で手に入れた装備を殆ど全て失う 辺りを見ると、イマイチ信用できませんが。
まあ、装備の方は 色々な後始末(主にヒロインとの) の為に売り払っているのかもしれません、ね?
さて「冒険家」とのことで、もしかするとトゥームレイダースみたいなのを想像されてしまうかもしれませんので
注釈を入れておきますと、中身は普通の斜め見下ろし型のアクションRPGです。
キャラクタの顔もあんなに濃くありませんので、ご安心を。
最初はパソコンで発売されましたが、その後多くのコンシューマ機へと移植されました。
難易度的には少々易しめで、美しいグラフィック・良質なBGMで人気を博しました。
中でも1・2はストーリー的にもダイレクトに繋がっていることもあってか特に人気が高く、
何度と無くリメイクされました。
ある意味フルリメイクと言えないことの無いPCエンジン版を筆頭に、エターナル・完全版・ベリーイージー等など。
何かもう、 再利用が過ぎていいかげん擦り切れるんじゃないか ってぐらい種類があります。他のソフトは駄目だったんでしょうか?
まあ俺も、ファルコムのソフトはこれとソーサリアンぐらいしか覚えてませんけどね。
まあ何にしても期間は充分に空けているわけで、「ファイナルエボリューション」とかを前のソフトを出してから
半年ぐらいで出しなおす某メーカーよりはマシですね。どことは言いませんが。
7は出さないって話は、本当でしょうねコナミさん?
これが無いと落ち着きませんなぁ。 落ち着いたところで。
ようやく各シリーズについて触れていきます。
そんなイースとの出会いはファミコン版からでした。ビクター音楽産業が移植した移植版です。
最初のイースはアドルの最初の冒険を描いており(だったと思う。ちょっと自信なし)、6冊のイースの本をめぐる冒険です。
ちなみに当時、元がパソコンソフトだということも知りませんでした。
何か雑誌で扱いが大きかったから買ったんだったと思います。後は、画面がゼルダっぽく見えたのも原因だったかも。
触った時の最初の感想は、何か動きが軽いなぁといったものであったと思います。
ゼルダを期待してたところに、剣を振るアクションが無いところからの感想だったような。
半キャラずらし(敵と半キャラクタ分ずらして接触すると有効な攻撃が出来る)ってやつに違和感を感じたんだったかなぁ。
まあ慣れたら良い具合でしたけど。
BGMやグラフィックは、かなり頑張って原曲の雰囲気を出していたように記憶しています。フィールドテーマなんか名曲ですね。
一部オリジナルの曲もあるんですが、こっちは 別の意味で必聴 です。
曲の方向性が 水と油 のように分たれているのではっきり区別が付きます。ある意味職人芸です。
イース1は5〜6回クリアしてます。ある時など4時間ぐらいでクリアしたことがあります。
理由は、BGMを録音したテープを作成中にとり忘れた曲があったため。(ちなみに一回目のダルクファクト戦。テーマ違うんですよね)
そんな感じでRPGにしては短期間クリアも可能で、アクションゲームのように楽しめるところもお気に入りでした。
イース2は、天空の国「イース」へいよいよ辿りついたアドルのイースでの冒険を描いた物語です。
ファミコン版のイース2が出ることが決まった頃には、流石に俺もこのシリーズが元はパソコン版であることも知っていましたし、
そんなもんで近所のPCショップにイース2(パソコン版)のデモを見に行ったりしてワクワクしながら待っておりました。
イース2といえばオープニングが余りにも有名ですね。特に振り向きリリア。
2のヒロインキャラクタ、リリアが倒れているアドルを見つけるシーンがオープニングにあるんですが、そこです。
何だか 見返り美人 みたいですがまけないぐらい有名でした。当時は。
ひょっとすると、「 オープニングにアニメーション挿入 」の走りでしょうか?そんなわけないか。
置いといて。システム面とか。
イース2からは新要素である魔法が加えられたりもしましたが、基本はあまり変わっていません。
しかしながら元々完成されていたシステムでもあり、特に不便を感じるようなことはありませんでした。
ストーリー面でも、いわば1と合わせて前後編の形ではありますがまとまっており、中々に楽しめました。
流石に1より多少尺が長いので、2回ほどしかクリアしていません。
ストーリー的にはもう先が出なくて当然(2の最後でアドルはイースを出て行きます)ですが、続編は出ました。
副題は「 イースからの訪問者 」。いや間違ってませんが、間違ってる気がします。
「悪魔城ドラキュラ」はかならず毎回「悪魔城」を出すじゃないですか。やっぱりタイトルってそういうもんですよ。
見習って欲しいものです。アレ?珍しくコナミを褒めちゃいました。変なこと、無ければ良いんですけど。
バランスとっときますか。
「キャッスルバニア」如何にも和製英語で格好悪いですね、コナミさん?
やはりバランスは大事です。バランスこそ全て。バランス万歳。
バランスを大事にしないから、今の世の中は争いが多いのでしょうか。
それだけじゃありませんね。
例えば政治。構造改革もいいですが、あまりにもバランスが歪でどうも良くないと思うんですよ、私は。
締め付けるほうはガンガンしてくるのに、緩める方は口約束だけでちっとも守る気配が...
話が逸れました。っていうか、 違う話が始まるところでした。
戻します。っていうか好き勝手書いてたら(いつもだけど)バランスが悪くなってきたので、ここからはきっちり行きます。多分。
イース3は、スーパーファミコン版のものをプレイしました。ファミコン版もリリースされたのですが、時代はスーパーファミコンだったのです。
今までお世話になった、ファミコン版シリーズ(ビクター音産発売)を裏切る形になりましたが、少しでも綺麗な画面・音でプレイしたかったのです。
しかし結果的にはこれが間違いで、スーパーファミコン版の3はかなりアレな出来でした。メーカーがトンキンハウスだったのが運のつきだったかも。
ロマンシアのファミコン版(これは東京書籍名義)出してた縁で、販売権を取ったんでしょうけど。
これに関する愚痴を書くと、駄文一本なんて直ぐに終わるぐらい 書くことがあるのですが、主旨が違うので一個だけ、一番許せなかったことを。
「翼を持った少年」(フィールドテーマ)のサビの部分をバッサリ切ったことだけは許せねぇ。
あれを切るくらいなら、あの小学生が左手で書いて尚且つ、「 う〜ん、ちょっと失敗っ 」って思っちゃうような絵のビジュアルシーンを削りやがれ、って感じ。
俺は「翼を持った少年」が大好きでした。
事前にPC版のアルバムを手に入れて、この曲がどんなに素晴らしいアレンジをかけられて鳴らされるのだろうと楽しみにしていましたのに。
特に酷かったのがそれで、後も全滅状態でした。音楽。
普通アレンジは、原曲の長所を伸ばすのが一般的だと思いますが、むしろ 原曲の短所を際立たせていました。 相当 音感が特殊な方 がアレンジャーだったのでしょう。
まあ、もう 滅亡したメーカー に何を言ってもしょうがないですか。
システム面の話をいきます。
何よりの違いは、伝統だったのトップビュー視点を止めて横視点のアクションRPGに変更した部分です。
他社ですが、「 リンクの冒険 」の様なゲームになったと言えば解りやすいでしょうか。
というか、アクション含めてかなり似てます。兄弟ではなくとも、従兄弟ぐらいは立派に名乗れます。
これはこれで楽しかったのですが、イースらしくないことや あまりにもギリギリだった 点がいけなかったのか(後のは妄想)
このスタイルは現在までのところ一作限り、以後は1・2のスタイルに戻りました。
さて、4です。段々前振りがいいかげんになってきているのはいつものことです。気にすると体に良くないので注意。
副題は「太陽の仮面」もう、イース関係無しなのにイースシリーズです。
まあこの辺は某ファイナルファンタジーとか某ドラゴンクエストとかもそうですしね。「某」付けりゃ良いってもんでもないですね。
置いといて。前項でも書いたとおり、システムは1・2型のトップビュー視点です。普通にイースです。
この4の一番の特徴は、PC版が存在せずPCエンジンとスーパーファミコン版の二種類が出ただけなことです。
ファルコムは原案だけにしか関わっていないようで、開発販売元も違います。
どうしてこうなったのか良く解りませんが、今適当に推測をでっち上げると(酷え)
3がセールス的にアレだったから、「イース」というブランドの使用権を上手く利用し、
マージンだけとって一番費用がかかる開発は自社で行わず、中間搾取で手堅くもうける計画だった、
という推測が浮かんでまいりました。
でっち上げにしては何だか妙にありそうなところが、自分でも嫌な感じです。
いや、ホントのことは知りませんが。進めます。4ですが、俺はPCエンジン版を購入しました。
理由は簡単、スーパーファミコン版の担当がトンキンハウスだったからです。 もう騙されません。
その為にわざわざ、PCエンジンDUOまで買う始末です。エンジン版の開発はハドソンでした。
さて中身ですが、何か印象は薄いんですが良いゲームだったと思います。実際かなり売れたようです。
久しぶりに1・2形式に戻ったから、幾分か贔屓目に見てしまっていたかもしれないですけど。
只、少々ビジュアルシーンが煩かったかもです。反面、音楽は素晴らしかったです。好きな曲いっぱいあります。
というか、嫌いな曲が殆ど無かったかも。
書きながら思ったんですが、そういえばシナリオは殆ど覚えてないです。話はお粗末だったのかなぁ。
楽しめたから、良いのですが。
多分、トンキンハウスの方を買ったら 色々な負の記憶 が刻まれたはずですから、それに比べれば全然OKです。
さて、少し間をおいて5が登場します。5はスーパーファミコン版のみ、開発元は本家ファルコムでした。
どうやら4の成功で、「 割合まだ、いけそうだから開発も自社でした方が徳かも 」という判断になったようです。(妄想)
副題は、「砂の都ケフィン」。何か砂っぽいところに行くんだろうなぁって予想ぐらいしか付きません。いいかげんですね。
俺は、これはプレイしてません。何か「 スーパーファミコンのイース 」のイメージが悪くて買ってません。
「 トンキンハウスの呪い 」ですね。ハイ。
ホントは6の話もこの後に続くはずだったのですが、もうとっくに駄文1本分の長さを越えてしまっているので、
分けさせていただきます。余裕で6本入ると思ったのになぁ。何でだろう?( 答え:トンキンハウスのせい )
まあ12年ぶりの新作ですし、じっくり一回分使ってやるほうが良いかなぁとも思い始めましたので、良いような気もします。
前向きですね、俺。決して考え無しではないですよ? 自己正当化に長けているだけです。
まあ何だかんだで、この駄文は締めです。また近いうち(多分、きっと、もしかしたら)にお会いしましょう。
具体的な時期を、明記しないところがポイント 了
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