シューティングゲームの基礎事項
太古の昔、ゼビウス・スターフォース等の時代から伝えられる、
一子相伝の大技です。(一部ウソ)
・切り返し
基本としては、弾をひきつけた上で安全な方向に移動して
一度にかわし切る事を言います。
例としてあげますと、画面の端にて待機して弾をひきつけ、画面の
広く開いている方向(中央側)に向けて移動しながら敵弾を避ける、
といったような操作になります。
特に自機狙い弾には有効です。
自機狙い弾は自機の座標を狙っくるため弾道が読みやすく、弾道を操作しやすいためです。
固定位置発射弾に対しては直接には使えませんが、自機狙い弾の弾道を操作して、
固定位置発射弾の弾道と重なるようにし、まとめて回避して
安全を確保するといった使い方はできますし、大切です。
方式としては単純ですが、確実に弾をひきつける(誘導する)にはある程度の馴れが必要になります。
安全に避けることの可能な方向は、その時々によって変わってきます。
最も使用しやすい切り返しは、進行方向に対して横に当たるもの(縦シューなら左右・横シューなら上下)だと
思いますが、状況に応じて他の方向の切り返しもバランス良く使用できるようになると生存率が格段に上がります。
物理的・精神的に余裕が持てるようになるからです。
切り返しを行う際の注意点は、
・次に自分がどちらに切り返すのか考えながら弾を誘導する。
・安全に切り返せる地点を常に認識。
・余裕があれば、切り返した後の状況にも注意を払う。
こういった切り返しの精度を上げるためには、「 弾道予測 」が必要になってきます。
一番基本的な切り返しの例です。弾をひきつけて、安全な方向へ一気に移動です。(矢印を参照)色々応用できます。
・弾道予測
切り返しとセットといってもいい技術です。
内容としては字の通りで、発射された弾のその後の動きを先読みして
次に避ける方向を決める指針とする事です。
弾道ですが、基本的には自機狙い弾は発射位置と発射時の自機の位置を結ぶ直線ですし、
固定位置発射弾は弾道が決まっています。(無論それを覚えておく必要はあります)
ランダム弾は発射の瞬間を見極めれば、その後は大抵直線です。
つまりは、弾道自体は決して複雑ではありません。
例外としては、振幅が大きいワインダーがありますが、
それも動作範囲の広さが問題になるだけであって、弾道の予測が
難しいというわけではないと思います。
結局のところ予測精度の差としては、判断の速度と正確さになるかと思われます。
その辺は、経験が充分補ってくれるものかと思います。
慣れてくると、瞬時にある程度正確な判断が出来るようになります。