シューティングゲームの基礎事項







始めに

エスプガルーダはシューティングゲームです。

シューティングゲームには、他のジャンルのゲーム同様基礎テクニックとでもいうものがあり、
それを知ると知らないとでは、プレイのしやすさが格段に違います。
ガルーダ自体の攻略を始める前に、軽くそちらに触れておきます。
内容としては、敵の弾の種類に絡めた攻撃の性質・弾除けの話になります。
頭の片隅に留めて置いてください。

これらの知識は、他のシューティングゲームでも応用可能なものばかりです。
色々と工夫してみてください。

もしこのコンテンツをご覧になって、シューティングゲームに興味を持った・始められた方が一人でも多く
出ることがあれば、望外の喜びです。


参考画像は、PS2版エスプガルーダのものを使用しています。







敵の使用する弾の性質



・自機狙い弾

その名の通りです。発射時の自機の位置に向かって発射されます。
その位置に留まれば当たりますし、少しでも移動すれば当たりません。
避けやすいですが、量が多い場合には追い詰められやすいです。
避けた先を、別の敵が狙ってくるからです。

またガルーダには登場しませんが、ある程度自機の位置に方向を
修正してくる性質のものも存在します。(ホーミング弾と呼ばれる)
形状的にはレーザーの形を取っていることが多いようです。
今後別ゲームで出会ったらご注意を。



・固定位置発射弾

自機の位置に関係なく、決まった位置へと吐き出される弾です。
大抵一回の攻撃の絶対量が多いですが決まった位置にしか発射されないので、
覚えていれば避けやすいです。
但し、コレが来た時には当然自機の操作可能範囲が狭くなるので、狙い弾とのコンビネーションに
特にご注意を。



・ランダム弾

その時々によって、適当な方向へ発射される弾です。
狙って撃っていないため状況により危険度が違い、対策がとり辛い厄介な弾です。
とりわけ他の弾とのコンビネーションが強力です。幸いなことにあまり見かけません。



敵の使用する弾の種類



・単発弾

他の弾と連動しないで一発だけ発射される弾です。
自機狙い弾であることが殆どです。
最も避けやすい弾でもあります。


赤丸の部分です。こんな感じに自機を狙ってきます。



・固定形状弾

何かの模様を模して吐き出される弾です。
一般的に「 弾幕 」と認識されやすいのがこちらです。
形状は固定なのですが、大抵密集して吐き出され、
他の弾とのコンビネーションが強い弾です。
また、縦や横、あるいは斜めに線状に複数の弾が並んでくることも多く、
その場合は壁のように行く手を遮ってきます。


こんな感じです。意外と避けやすいですが、他の弾とのコンビネーションが強い。



・ワインダー

固定形状弾の亜流です。

座標をわずかずつずらしながら、連続的に弾を発射することにより作られる
まるで鞭でも振っているかのように見える弾幕の事を指します。
移動する固定形状弾、ともいえます。

曲線を描いて移動することが多く、自機が動ける空間を変化・制限してくる
厄介な弾です、

一見擦り抜けることは不可能に見えますが、実は弾を連続的に
発射していることにはかわりないので、擦り抜ける事が可能なものもあります。
ですが、そのような無茶はなるべくしない方が良いでしょう。

こんな感じ。静止画では解りませんが、左右にうねる様に動きます。




弾除けの話



シューティングにおける防御テクニックである、弾除けについてです。

まず基本事項として、なるべく画面の真中にいた方が安全に避けやすい
というのがあります。

理由は簡単で、他のどの方向(上下左右)へも逃げることが出来るからです。
弾を避ける際の選択肢が多いわけですね。

とはいえ、敵弾に追い詰められ画面の端へ端へと追い詰められる事は往々にして
あることです。
そして、限界が来て(逃げる場所が無くなって)ミスをするというのが、
最も多いミスのパターンかと思われます。

そういった事態を避けるべく、生み出された基本技術が
「 切り返し 」というものです。

防御テクニックとしては切り返しが一番の基礎にして元であり
他の回避法は、全て切り返しの派生であるともいえます。

太古の昔、ゼビウス・スターフォース等の時代から伝えられる、
一子相伝の大技です。(一部ウソ)




・切り返し

  基本としては、弾をひきつけた上で安全な方向に移動して
  一度にかわし切る事を言います。
  
  例としてあげますと、画面の端にて待機して弾をひきつけ、画面の
  広く開いている方向(中央側)に向けて移動しながら敵弾を避ける、
  といったような操作になります。
  
  特に自機狙い弾には有効です。
  自機狙い弾は自機の座標を狙っくるため弾道が読みやすく、弾道を操作しやすいためです。

  固定位置発射弾に対しては直接には使えませんが、自機狙い弾の弾道を操作して、
  固定位置発射弾の弾道と重なるようにし、まとめて回避して
  安全を確保するといった使い方はできますし、大切です。

  方式としては単純ですが、確実に弾をひきつける(誘導する)にはある程度の馴れが必要になります。

  安全に避けることの可能な方向は、その時々によって変わってきます。
  最も使用しやすい切り返しは、進行方向に対して横に当たるもの(縦シューなら左右・横シューなら上下)だと
  思いますが、状況に応じて他の方向の切り返しもバランス良く使用できるようになると生存率が格段に上がります。
  物理的・精神的に余裕が持てるようになるからです。

  切り返しを行う際の注意点は、

    ・次に自分がどちらに切り返すのか考えながら弾を誘導する。
    
    ・安全に切り返せる地点を常に認識。
    
    ・余裕があれば、切り返した後の状況にも注意を払う。

  こういった切り返しの精度を上げるためには、「 弾道予測 」が必要になってきます。

一番基本的な切り返しの例です。弾をひきつけて、安全な方向へ一気に移動です。(矢印を参照)色々応用できます。




・弾道予測

  切り返しとセットといってもいい技術です。
  内容としては字の通りで、発射された弾のその後の動きを先読みして
  次に避ける方向を決める指針とする事です。
  
  弾道ですが、基本的には自機狙い弾は発射位置と発射時の自機の位置を結ぶ直線ですし、
  固定位置発射弾は弾道が決まっています。(無論それを覚えておく必要はあります)
  ランダム弾は発射の瞬間を見極めれば、その後は大抵直線です。

  つまりは、弾道自体は決して複雑ではありません。
  例外としては、振幅が大きいワインダーがありますが、
  それも動作範囲の広さが問題になるだけであって、弾道の予測が
  難しいというわけではないと思います。
  
  結局のところ予測精度の差としては、判断の速度と正確さになるかと思われます。

  その辺は、経験が充分補ってくれるものかと思います。
  慣れてくると、瞬時にある程度正確な判断が出来るようになります。