|
南相木村は地質学的には秩父帯と呼ばれ、古 生代末期〜中生代ジュラ紀の堆積岩が広く分布 している。堆積物の一部はかつて日本の遙か南 側の海底に積もった堆積物がプレートの運動に よって日本の海溝付近まで運ばれ、日本列島に 付加したものである。 秩父帯では一般的には、 1.古生代二畳紀の玄武岩や石灰岩を主とする 地層 2.中生代三畳紀のチャートを主とする地層 3.中生代ジュラ紀の泥岩、砂岩を主とする地 層 の順に地層が重なり、これら1・2・3の地層 が逆断層を介して何回も繰り返して出現する地 質構造を呈している。(伏臥構造という) (左写真)千ヶ淵滝 |