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2005年 長野県理化学会巡検実施! |
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7月30日、長野県理化学会総会が篠ノ井市民
会館で開かれました。翌31日は、長野市周辺の
善光寺地震のつめ跡を観察する巡検が行われ、
13名の先生が参加して有意義な巡検になりまし
た。
信更町の岩倉山の地滑り跡から始まって、倉並、
臥雲院、太田集落などを順次見学しました。
所々で出会った古老が秘話を披露してくれて、
「涌池では時々・・・」
「臥雲院の三本杉は実は・・・・」
みたいな貴重な話がいくつか聞く事ができました。
文献や教科書で知識を得、伝承形で伝えること
も可能ですが、自分でイメージをその現場で創り
上げてみたり、自分の肌で体感することは大切だ
なと実感しました。
ガイドしていただいた長野高校の龍野先生、
北原先生、ご苦労様でした。
(写真上)信更町涌池前での観察
(写真中)太田集落で、畑の中から掘り出された
古い材木。
集落のあちこちで、山の上の方から
崩落してきた岩塊や、「弘化4年」の
文字の刻まれた石碑を発見できました。
(写真下)臥雲院の大杉前で全員で記念撮影。
この杉の大木は、善光寺地震の際に
180m滑り落ち、手前側に向かって
45度傾いている。
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