●地震 (earthquake)  地震とは地下または地表近くで、岩盤に力が加わり破壊する現象である。この時断層が形成される。  薄い発泡スチロ−ルの板を両側から力を加えるとバキッと割れる現象に似ている。バキッと割れる  現象が地震で、割れた跡が断層になる。   普通我々が”地震が来た”と言う”地震”は、正確にはこの時の衝撃が地震波として足元を通過  していったものを指している。 ●マグニチュ−ド(magnitude)と震度階  地震が発生したときに、地表の各地点における、地震に伴う揺れの強さを表したものを震度と  いい、10段階で表される。震度は、通常は震央から遠ざかるほど小さくなる。    いっぽう、地震の放出するエネルギ−の大きさを表すのがマグニチュ−ドで、震央から100km  の位置にある地震計の最大震幅の値の対数をとったもので定義される。一般にマグニチュ−ドが  1大きくなると地震のエネルギ−は32倍になる。観測史上最大級の地震は1960年に発生したチリ  地震で、マグニチュ−ド8.5で、関東大地震はマグニチュ−ド7.9であった。