岩石から出る放射線量について
1 飯山北高校理数科生徒は長野県内各地の数千サンプルに及ぶ岩石から出る放射線量も測定した。(JSECにて公表済み)
2 火成岩については今までの報告にあるように酸性岩>中性岩>塩基性岩の順になる。(火山岩でも深成岩でも同じ傾向)
3 県下のいわゆるグリーンタフと呼ばれる岩石からの放射線量は中性岩と同じである。
4 以前にも報告したが、同じ時代の地層からの放射線量は砕屑物によって異なり、石灰岩<チャート<砂岩<泥岩となる。
5 泥質岩(泥岩・頁岩・粘板岩・泥質結晶片岩等もふくむ)は、下のグラフでもわかるように時代が古いものほど放射線量が大きくなる。
6 5の結果は大陸地殻の花崗岩化作用と関係がありそうである。ただし、一部の泥質岩は、花崗岩よりはるかに放射線量の大きいものがある。
110                      
100                      
90                     ●●
80                   ●● ●●●
70               ●●●●   ●● ●●●
60             ●●●●●    
50                  
40                      
30                      
20                  
10                        
10 20 40 80 160 320 640 1280 2560 5000 1億 2億
縦軸: 放射線量(μSv/h)
横軸: 岩石の堆積年代(万年) 長野県のように様々な年代の泥質岩が分布するからこそ調査が可能だった。
見方: 横軸1億で横軸80のセルに2つ●が打たれているが、5千万年〜1億の年代の岩石で80〜89の値のものが2サンプルあったことを示す。