遺跡の横の相木川泥流のクロ−ズアップ
写真。
相木川泥流は、今からおよそ百万年前〜
数十万年前に、八ヶ岳の麦草峠付近で水蒸
気爆発が起こり、これに伴って山体崩壊が
起こり、ここから流れ下った大量の土砂や
岩塊が、付近一帯を埋めたものである。
また、この泥流は古千曲川をせき止めて
湖を作り、この湖に堆積した地層も存在し
ている。
この泥流堆積物中には大小さまざまの礫
が取り込まれているが、八ヶ岳起源の安山
岩の他に秩父帯起源のチャートなどもかな
り含まれている。
<参考文献>
信濃毎日新聞社(1992)信州すと〜ん記
信州理科教育研究会(1994)野外観察の
ガイド 大地は語る
(宮坂 晃)
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