私のAUDIO
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始めたのは、25才(1975)の頃からです。

友人が、タンノイ 3LZ をラックスの真空管で鳴らしているのを聴いてしまった時からでした。

レコードは、小椋 佳 だったかな....?

当時、輸入元のティアックで売られていたタンノイは、

アーデン、バークレイ、チェビオット、デボン、イートンのシリーズで、

一番小さくて安い、イートン(EATON)を迷わず購入.......(当時ペア16万)

 

以後、現在まで、このスピーカーと戦ったり遊んだりしてきた事が、私のオーディオの全てのようです。

さすが単体で20万を超える物は買えませんでしたが......(当時、資金の大半はカメラの方に回ってました)

アンプ、プレーヤー、スピーカー、等々多くの機器の買い替えを愚かにも繰り返し、現状に至っております。

 

現在、残っている機器

 プレーヤー ......マイクロ BL-77 (最後に残したのがベルト式、メンテ的に失敗か...... )

 アーム   ......フィディリティーリサーチ FR-14 (昔はアームも安かったのですが...... )

 蝉     ......シュアー M44G (安くて良く鳴く...... )

 チューナー ......テクニクス ST3200 (糸でバリコンと目盛りの針を動かすやつ...... )

 CDプレーヤー.....ケンウッド DPF-5002 (シスコン用)

 アンプ   ......アルパインラックスマン A007a (シスコン用......最後は何故かこれ.....?)

 管球アンプ ......ラックスキット A3700 (6CA7仕様、ハンダ付けは本業でしたから..... )

 スピーカー ......タンノイ EATON (傷、汚れが目立って来たので、部屋の色に合わせ塗装... )

 

最近では、先に立つものが無いので....

スピーカーのセッティング、ケーブル類、コンセント周り等、

金を掛けずに、音の調整をする事が上手に成りました。

ジャンルは、クラシック、ボーカル物が多いですが、最近はジャズも.....。

とにかくオーディオは、細かい音質や特性等ではなく

涙が出たり、足が動いた方が勝ちだと私は思っています。

酒を飲んでから聴けば良い.......と言う友人がいましたが......。

 

それでも最近では、30年掛かって何とか、このスピーカーに勝つ事が出来たような気がします.........まだ一寸早いか.......?

独断と偏見に満ちた私のオーディオ感.......

 1. 本当の音は、軽くて速いと思っています ....... 抜けと切れが良く明るい音の方向を目指す。

 2. 音の調整は、スピーカーのセッティングから ...... 台はライブで堅いものを.....鉄はデッド、アルミはライブ..... SPスタンド(旧)

 3. ボーカル主体で調整して行くと失敗する事が多い ...... 楽器の数や種類が多く聴こえる方が正解。

 4. 昔のセットには、昔のケーブル類がバランス良く聴こえる事が多い ...... 私は好んでクロームピンジャックを使ってます。

 5. 電源やSPケーブルを細めにして重い低域を押さえると超低域が聴こえる? ...... 私のSPケーブルは7AのACコード......\50/m。                                             

 6. 各機器の足下の素材や設置状態、電源を始め繋がっている全てのラインの影響を受けて音が決まる。 

            ........電源が入っていない機器の電源極性や信号ラインも影響します........。

 7. お金が有る時より、お金の無い時のオーディオの方が音が良くなる ...... 現状 2007.11

 8. 電気的アプローチの場合、あちらを立てれば こちらが立たず.......に陥る事が多く.....

            ........物理的アプローチで脱出(両立)できる事がある .........(厳密には電気も物理現象なんですがね......)     

 9. 部屋と、その中に有る全てが一つの楽器となり、結果として出た音は、その人が創った音の芸術作品とも言えます.......。                  

            ........私の所は、AC電源の影響を受けつつ、ノイズや振動と仲良く付き合いながら成り立っている音です。