機体解説 機体解説

 旧連邦が開発したドートレスの発展型に当る機体で
背部に飛行用のユニットを搭載しています。

 性能は飛行が出来ると言う事以外たいした特徴もなく
ユニット自体かなり無理をしてつけられた感があるので
扱いにくかったのでは無いかと思います。

 それでも航空戦力不足と言う戦後世界の状況に合っては
貴重な機体と言えるのは間違いないようでこの機体の実戦データ
を元にして後に登場する「バリエント」等が開発されて行く事と
なります。

 尚、本機の重量はデータが手元に無い為不明です、御了承下さい
ドートレス・フライヤー
DT-6800FA
16.3m
不明
90mmマシンガン×1
MS
無し


 型式から見た限り最も初期の頃に開発された
試作MAでと思われます。ドートレスフライヤーと言う
かなりの曲者がいて実質的にはフライヤーのほうが時期としては
速かったと思います、この機体は新規金型(爆)では最初の機体です。

 外見の通りそのスタイルは航空機を彷彿とさせるが頭部の形は
むしろMSの頭部に近い形です。

 機体下部に装備されているビームライフルは主翼下に
装備されているマニュピュレーターが銃身を掴む事で
照準が合わされる仕組みになっており、ライフルは
ビームサーベルとしての使用も可能です。

 可変機構を廃し空中戦用にする事でエアマスターにも 
対抗しうる能力を手に入れたが運用面などの問題からか
30機が生産されたに留まっています。

 本機の初陣では2機が出撃しエアマスターを中破させるも
その強化型のエアマスターバーストには3機がかりでも瞬殺
されています。
ガディール
NRX-006
18.2m
7.0t
ビームサーベル×1
ビームライフル×1
MA
無し


 新連邦軍の試作MSで旧日本軍が開発した名機
零式艦上戦と同じコンセプトで極限まで機動性を
重視した機体である。

 その身軽さは伊達じゃなく、ビルの谷間を跳ね回ったり
DXのライフルの上に立つなど、尋常じゃないです
私的にはパイロットもかなり凄いと思いますが・・

 反面、機動性を重視した為に武装はビームナイフ一本
とかなりの軽装です。当然弾にあたってもイチコロです。

 この機体のカラーは元々は赤とグレーでしたが搭乗する
「アフリカ戦線の白い死神」ことデマー・グライフ少尉の
意向により白くリペイントされた経緯を持ちます。

 尚、本機の名称由来はスペイン語で「走る」を意味する
言葉から来ています。
コルレル
NRX-007
17.9m
4.5t
ビームナイフ×1
MS
無し


 新連邦軍が戦後体制でも生産中のドートレスタイプ 
とは別に生産を始めたMSである。

 簡易トランスシステムとも言うべき変形機構を
搭載していて、飛行時にも両手が使えるバランスがとれた設計で
陸・空・宇宙を問わず安定した性能が取れる為。新連邦軍が始めて
量産型に踏み切った記念すべき(?)機体です。その際に型式が
試作機を表す「NRX-009」から「NR-001」に変更されています。

 下のほうに書いてる簡易トランスシステムですが結構微妙です。
この機体は陸上で活動する時には普通に2本足で活動しているの
ですが飛んで戦う場合にはバレリーナのように
つま先を伸ばした状態で飛んでいます。これで変形と言うのですから
微妙でしょう?(苦笑)

 何と言っても最初の量産型機体だけあって色々と頑張っています。
ガロード達に物語後半で襲い掛かってきたのは大抵この機体ですし
戦術としては高高度からの奇襲作戦を展開しています。
他の用途としては新連邦軍総帥の「フィックス・ブラッドマン」卿の
護衛機としても使用されています。
バリエント
NRX-009
(NR-001)
17.0m
6.2t
ビームサーベル×2
ミサイル×4
ビームライフル×1
MS
簡易トランスシステム搭載


 新連邦軍の試作MSでコルレルが機動性を極限まで追及した機体に対し
本機は防御力にウエイトを置いた設計となっています。

 戦後世界において1番頭頂高が高く、また最も重たい機体です
30m近くもある巨大な壁が迫ってくると考えれば脅威以外の
何物でもないでしょう。

 この機体の戦い方ですが、装備されている
フィールド・ジェネレーターによって相手が放つビーム兵器を無効化し
物理攻撃を全く受け付けない驚異的な装甲で相手を消耗させ
最終的には自重で相手を押し潰すと言う
短気な人には難しいかな?と思う戦術をとります(笑)

 本機の名称由来はペルシャ語で「死」を意味する語から
搭乗するのは「不死身の殺人マシーン」こと、ミルラ・ドライド少尉
です。
ガブル
NRX-010
28.3m
22.5t
無し
MS
無し


 新連邦軍の試作MSで本機は攻撃力にウエイトを置いた
設計となっています。某資料集で「重装甲」等と言う
今一意図が解からない記述を見つけたのは私だけでしょうか?

 胴体部分の画像がなくていけませんが、
かなり変わったフォルムをしています。肩部分がかなり特異な形状です。

 さてこの機体結構経緯が不明確です。搭乗するのは
「東部戦線の狩人」ことドゥエート・ラングラフ少尉ですが。
どうやらこの機体彼が自分専用に「作らせた」特注機体らしいです。
少尉にそんな権限があるかは不明ですが、とりあえず
伊達じゃない無いと言う事は覚えていて下さい(笑)

 メイン兵装は超合金製のモノ・フェラメント・ワイヤー
別名ヒートワイヤーを駆使し、相手をスパスパと切り刻みます。

 蛇足ですが、コルレル、ガブル、ヴリトバァの三機はかつての
決戦兵器ガンダムに習いそれぞれ機能的に特化しています、
そして資料集を眺めた所コルレルはガンダムDX、ガブルはエアマスター、
そしてヴリトバァはレオパルドのコックピット外装に類似点が見られます。 この点から政府側がガンダムに如何に執着しているかが解かります。

 本機の名称由来はロシア語で「剃刀(かみそり)」を意味する語から
来ています。ルビを振ったのは管理人自身読めなくて苦労した
反省からです(笑)。
ブリトヴァ
NRX-011
17.5m
5.2t
ヒートワイヤー×1
マイクロミサイル多数
MS
無し


 政府再建委員会が上記に記載したMSの実戦データを基に
製作した戦後初めて生産された「ガンダム」型である

 基本武器は両腕に装備されたストライククローで
両腕の伸縮機能を活かし死角の無い攻撃を展開する事が
可能である。また先端にはビーム砲が装備されており
それを用いミサイルを迎撃するなんて言う離れ技も披露
してくれました。
 
 戦術兵器としては「メガソニック砲」があげられます。
これは腹部に装備されている大型のメガ粒子砲(ビーム兵器の事)
でスペック上は戦艦の装甲すら蒸発させる能力を持っています
用途も多彩で通常は直線状に飛んでいくのですが、切り替えで
無数の小さなビームを拡散させ多数の敵を破壊する事も可能です
私はこの兵器を「収束拡散メガ粒子砲」と呼んでいます。

 このメガソニック砲を地上で使う際には反動緩和と命中精度
向上の為ストライククローを伸ばした状態で地面に固定する
方法を用いていました「α外伝」で一生懸命空中にクローを
立てる意図は残念ながら私には理解出来ませんでした、

 ジェネレーター出力も高くフリーデン御一行(笑)を度々
をピンチに陥れていました。

()内に記載したストライクシューターはヴァサーゴの
オプション兵器ですが使われたのは第21話のみなので
くくらせて頂きました。またフラッシュシステムが装備
されているようですが専用ビットは作られていません。
シャギア兄さんが暴走するかも解かりませんしね(苦笑)  
ガンダムヴァサーゴ
NRX-013
17.8m
8.1t
メガソニック砲×1
ビームサーベル×1
ストライククロー×2
クロービーム砲×2
(ストライクシューター×2)
MS
フラッシュシステム搭載


 ガンダムヴァサーゴを宇宙戦用に改修した機体です。
宇宙での性能は勿論地上での性能も格段にあがっています。

 各部にわたって改修が加えられているが最も大きな改修が
トリプルメガソニック砲の装備です。これはメガソニック砲の
強化型にあたりますが単純にメガソニックを3機並べたわけでは
無く胸部に追加された禍々しい部分を展開する事によって
放熱効果を持たせる事で機体の負荷を減らす為の装備です。
その威力はガンダムDXのツインサテライトキャノンに匹敵
します。

 その他な改修点はストライククローの強化、腕にあたる部分の
装甲除去等です。

 また、背部に搭載されているリフレクターを展開すれば
マイクロウェーブの受ける事も可能です、ただし、兄様が
NTでは無い為(銃口を向けないでよ兄さん・・)システムを
制御する為にはマイクロウェーブ送電施設の占拠が必要です

しかしながらこの機体に装備されているのはあくまでリフレクター
のみなのでアシュタロンHCとの接続がない状態でエネルギーを
うけようとするとエネルギーが溜まっていく一方で最終的には
『ボンッ!!』といく事になると思います(予想)

本機の名称由来は胸が「Chest」割れる「break」から来ています。
名前が長く略される場合にはチェストブレイクをCBと略します。
ガンダムヴァサーゴ・
チェストブレイク
NRX-013-CB
17.8m
8.3t
トリプルメガソニック砲×1
ビームサーベル×1
ストライククロー×2
クロービーム砲×2
MS
サテライトシステム搭載


 政府再建委員会が開発した試作MSの一機エアマスター同様
トランスシステムを装備していますが変形後もパワー重視の
設計となっており中々お得な一品です(笑)

 MS形態時の最大の特徴は、はさみ状のアトミックシザーで
間にはシザースビーム砲が装備されています。この兵装の
主な利用方法はフェイク(騙し)攻撃です(首元に冷たい感覚が・)
劇中ではアトミックシザーを使ってGXを後ろから羽交い絞めに
すると言うシーンが度々ありました、この状態でもサーベルは
使えるのにあえて兄様に攻撃のチャンスを与えていたのは
兄弟愛でしょうか?(違)。それとも操縦系統の関係で片方しか
使えないとか、だとしたらちょっと不便ですね。

ビームスピアはアシュタロンのオプション兵器になりますが劇中では
第21話のみの登場なので()で括らせて頂きました。
結構使える武器だと思うのですが、ノーズビーム砲は本来、
MA時の武装ですが同じく21話で使用していたので
掲載させて頂きました。
ガンダムアシュタロン
NRX-015
19.5m
10.2t
アトミックシザース×2
ビームサーベル×1
シザースビーム砲×2
(ノーズビーム砲×4)
(ビームスピア×1)
MS
トランスシステム搭載


 アシュタロンのMA形態になります。この形態でも
アトミックシザースは有効で、頑張っていました(笑)
 
 エアマスターに近い運用方法を考えて設計されていた為
可変機構は外せなかった模様です。ただ、戦闘能力は
アシュタロンの方が上で、パワー重視の設計だったという事が
ここからも解かります。

 頑張りの内容ですが・・雪上戦では兄様のヴァサーゴを
牽引する役目をになっていたり、エニルを追いかける時には
長距離移動用ブースターを装着してヴァサーゴを上に乗せたり
そりゃあもう大活躍でした(笑)

 体長は不明という事になっていますが資料不足ということで
承知して下さい。
ガンダムアシュタロン(MA)
NRX-015
不明
10.2t
アトミックシザース×2
シザースビーム砲×2
ノーズビーム砲×4
MA
トランスシステム搭載


 アシュタロンの改良発展型MSになります。
主に宇宙戦用に改修されたようですが、地上での性能も
上昇しています。

 改良点は大きく分けると2つ、アトミックシザースの強化と
バックパックの大型化にわけられます。

 前者のアトミックシザースの強化ですが、これはかなり
強烈です。アシュタロン時と比べて2倍以上は大きくなっている
と思います(私的ですが)。戦法はなんら変わりありません。
お約束のフェイク攻撃です(・・!!・・)、ただ大型化した分
小回りが利かないようで、それほど多用はされなかったようです。
資料によって改良型アトミックシザースともなっていますが
劇中ではギガンティックシザースと呼んでいたのでこちらを
推奨しています。

 後者の説明はMA形態の項へ譲りたいと思います。 
その他の変更点は鋏内に格納されている、シザースビーム砲が
シザースキャノンへの変更、MA時のノーズキャノンの撤去等が
挙げられます。

 本機の名称由来はヤドカリを意味する「Hermit crab」から
来ています。名称が長い為、略される場合には
ハーミット・クラブをHCと略します。 
ガンダムアシュタロン・
ハーミットクラブ
NRX-015-HC
19.5m
12.0t
ギガンティクシザース×2
(改良型アトミックシザース)
ビームサーベル×1
シザースビーム砲×2
マシンキャノン×2
MS
サテライトシステム搭載
トランスシステム搭載


 アシュタロン・ハーミットクラブのMA形態になります。
機動性もアシュタロンと比べて大幅に強化されていて
大気圏内外を通してGファルコンに匹敵するスピードを
出す事が出来ます。

 バックパックの大型化によって変形後は体の大半が
バックパック内に収まるという凄いものです。
まさにヤドカリ=ハーミットクラブだと思います。

 この状態では本機の最大にして最終兵器でもある 
サテライトランチャーの使用が可能となります。
手順は結構ややこしいです。以下にプロセスを記載します

(1)フロスト兄弟がNTでは無い為(グハッ)、
 マイクロウェーブ送電施設を占拠しマニュアルモードへ
 切り替えます。
(2)アシュタロンHC(MA形態に)がサテライトランチャーを
 展開します、この状態はキャサリングフォームと呼ばれていて
 まだ撃つ事は出来ません。
(3)ヴァサーゴCBがアシュタロンの上部に乗り、腕部を
 砲塔の両端に固定します。この時に砲塔が完全展開となります。
(4)マニュアルモードで送られてくるマイクロウェーブを
 ヴァサーゴCBのリフレクターで受け、そのエネルギーを
 サテライトランチャーに送り込み、発射します。

 こんな感じです、15年間の空白を埋めるのは大変だったようで
Xのようにリフレクターと砲台が一体となった物は造れなかった
ようで、(DXはXの改良型なので戦後のオリジナルでは無いです)
技術者の苦悩が窺われます。それほどまでして
サテライトシステムにこだわるのは理論上尽きる事の無い
エネルギーがそれほど魅力的だったと言えるでしょう。

 余談ですが、一部のファンの間でこの機体の事をカニと言う方が
いますが、この機体はヤドカリであってカニではありませんので
間違われないように御願い致します(笑)。

 左側の画像がMA形態、右側の画像がサテライトランチャー
展開状態になります。 
ガンダムアシュタロン・
ハーミットクラブ(MA)
NRX-015-HC
不明
12.0t
サテライトランチャー×1
ギガンティクシザース×2
(改良型アトミックシザース)
シザースビーム砲×2
MA
サテライトシステム搭載
トランスシステム搭載


 新連邦軍が開発した試作MSの一機で
フラッシュシステムを装備した機体です。

 フラッシュシステムの実験機と言う名目が強かったようで
機体能力的にはそれ程高いと言う訳ではありませんが
スラスターの出力はかなり高く空中でもかなり安定した性能を
発揮します。

 ただ、Bitして操る5機のラスヴェートは操る側と外見が
全く同じで、Bit破壊を狙った攻撃が防げるようになり
この特性を活かして、ガロード達を翻弄する戦法をとります。

 あと、この機体は頭がなくても結構頑張れます(爆)
頭には主にカメラ(センサー類)があるだけなので
一応動けますがXの中で頭がもげながらも一番頑張ったのは
本機ではないでしょうか?

 搭乗するのは「アベル・バウァー」中尉です。
フラッシュシステムの稼動テストがてらフリーデンを襲撃します。
このテストは2階級特進を餌にして被験者をつったらしいです(笑)
ラスヴェート
NRX-016
17.8m
8.1t
ビームサーベル×2
ビームライフル×1
Bit ラスヴェート×5
MS
フラッシュシステム搭載


 ラスヴェートのBit版の機体になります。
機体能力は親機となんら変わりはないと思います。 

 この機体と親機であるラスヴェートが協力した
攻撃は協力でDXのスラスターを破壊したりもしました。
どれが本物(親)か探すのは大変ですよね、思念で稼動
してるんですから、震源地を探せ(解かります?)の
世界ですから、あそこでティファが助けてくれなかったら
かなり危なかったと思います。 
Bit ラスヴェート
NRX-016
17.8m
8.1t
ビームサーベル×2
ビームライフル×1
MS
サイコミュシステム搭載


 新連邦軍が開発したMSの一機で量産計画も
あったようですが革命軍との戦闘が予測よりも早く
戦闘も始まってしまった為、少数のみの生産となっています

 性能はガンダム型と従来のドートレス型との中間の
性能で多機に渡る試作MSの固定武装とドートレスで
養われた生産性のローハイ・ミックスの結晶です。

 武装で注目したいのはワイヤード・ビームライフルで
これは通常のビームライフルの役目も担いながら
出力調整によってビームカッターの役割も果すと言う
結構ハイテクな兵装です。元はガディールの武器で
それを改良発展させた形と言えるでしょう。

 携帯火気としてはビームライフルを使用し月面攻防戦
にフロスト兄弟の親衛機として配備されます。
何せフロスト兄弟は「大佐」ですから親衛隊を
編成できると言う訳です(笑)。
ドートレス・ネオ
NRX-018-2
18.2m
8.0t
ビームカッター×2
ワイヤード・ビームライフル×2
ビームライフル×1
MS
無し