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上田市の課題と今後の展望・・安心して子どもが産め、病気や老後になった時に安心できる上田市に・・上田市産院の建設上田市は4月1日の組織改正により、政策企画局に産院建設準備室を作り課長級の室長と係長の2人を配置しました。産院は建設後40年以上が経過し、昨年6月議会に移転改築をすることが表明されました。今回の準備室の設置は、その具体化であります。大事なことは、建物だけでなく、今までの「赤ちゃんにやさしい」産院の理念が、どのように継承されながら建設できるかであります。施設の建設検討委員には、産院で子どもを産んだお母さんや、産院の現場で働いている助産師等の知恵と力も借りながら、計画されることを望むものであります。 長野病院の充実強化は緊急の課題長野病院はベッド数420床の病院であります。しかし、現在は100床閉鎖し320床しか使用していません。医者が減ってきた分は、ベッド数を減らして対応しております。これでは、2次救急病院として、上田地域の基幹病院でありながら、市民の期待に応えきれておりません。佐久病院や長野市、松本市にある病院に行かなくても、何時でも手術などの対応が出来る病院になることが求められています。 市長や長野病院の院長などトップの果たす役割が決定的であります。 ごみ焼却場の早期建設を 上田地域広域連合が、ごみ焼却施設の候補地として下之郷地籍に場所を選定して2年経過しました。しかし、何の前進も無く断念することが決まりました。一体、今まで何を行ってきた のか全くわかりません。上田地域の8割のごみを出す上田市は、もっと積極的に行動すべきであります。現在の上田クリーンセンターは20年以上経過し、耐用年数がすでにきています。首長のリーダーシップが今ほど求められている時はありません。 交流・文化施設建設は情報公開を十分して結論を 交流・文化施設の建設とは、現在、上田公園内にある市民会館をJT跡地に移転し、市民会館と美術館も含めた総合的な施設を作ることであります。旧上田市民をはじめ、合併した、旧丸子町、真田町、武石村の皆さんも十分に理解がされておりません。上限150億円という、多額の費用がかかる施設建設であります。もっと市民に対する情報公開をきちんと行い、十分検討して結論を出し、実施いくべきであります。 金井忠一後援会総会・市政報告会の開催
市政報告会を開催いたします。お忙しいところとは存じますが、大勢の皆さんのご参加をお願い申し上げます。 金井忠一後援会 会長 中川 孝一 ・・・日本共産党上田市議会議員団「会派行政視察」・・・4月20日から22日まで、大分県豊後高田市、熊本県阿蘇郡南小国町、鹿児島県奄美市 を視察平成21年度の共産党議員団(4人)の行政視察を行いました。以下その内容について概要を報告いたします。 豊後高田市(ぶんごたかだし) 人口 25,114人・豊後高田市の「昭和の町づくり事業」について江戸時代から明治、大正、昭和の30年代にかけて、豊後高田の中心街は国東(くにさき)半島一の賑やかな「お町」として栄えていました。豊後高田の「昭和の町」は、この商店街が元気だった時代、昭和30年代の賑わいをもう一度よみがえらせようという願いを込めて、平成13年に着手した事業です。 「昭和30年代」をテーマに商店街の店舗整備に取り組み、アルミの建具を木製に復元したり、木製やブリキ製の「昭和の看板」に改修するなど、建物を建築当時の趣に再現(建築再生)しました。外観だけでなく、お店に代々伝わる珍しい道具の展示(歴史再生・一店一宝)や自慢の商店の販売(商品再生・一店一品)と共に、お客さまと店主が会話をする商い(商人再生)を展開し、活気ある「昭和の商店街」を再生しました。 活きた商店街を「昭和の町」に再生し、商業と観光を一体化しました。民間受皿組織「豊後高田市観光まちづくり株式会社」を設立、営業活動や施設整備事業等に取り組み、平成13年に約2万5千人の観光客が、現在約25万人の観光客になり、シャッター通りとなっていた商店街が、観光客で賑わう「昭和の街」になり、今全国から注目されています。 ←写真 活性化した商店街の「昭和の町」 豊後高田市 左から、渡辺議員、金井議員、久保田議員、古市議員 南小国町(みなみおぐにまち) 人口 4,507人・魅力ある温泉地づくりについて 「黒川温泉」 黒川温泉は温泉街にありがちな歓楽的要素や派手な看板を廃し、全体に統一的な町並みを形成するなど、意欲的なマーケティングを行っている。有名になったのは2000年以降である。 渓谷にある温泉地であることから、収容人数はせいぜい最大60名であり、こぢんまりとした和風旅館が立ち並んでいる。旅館を拡張しようとしても隣地に余裕がなく、別のところに別荘や隠れ家風に作ることが多い。そのため、温泉地としては上流側と下流側とに次第に区域が伸びている。いずれも低層であり、樹木とあいまってしっとりとした景観を形成している。 小規模旅館が多いこともあり、伝統的に旅行会社を通さずに直接利用者から予約を受ける傾向がある。リピーターが多く、しかも個々の旅館の収容能力に限りがあることから、予約を取ることが難しいといわれている。 若い経営者らが一致団結し、温泉街を盛り上げようとしていることが、功を奏したといえる温泉街である。温泉ランキグで日本一に選ばれ、最近脚光を浴びている「黒川温泉」である。 奄美市 人口 49,001人・合併後のまちづくりについて・多重債務者救済の取り組みについて クレジット・サラ金の高金利が社会問題化しています。 多重債務被害を生み出す異常な高金利をただす貸金業法の改正は2006年末、国会で成立しました。奄美市は、多重務者を直接的に救済する地方自治体として、全国から「奄美方式」として注目されています。 奄美市は典型的な弁護士の過疎地であります。市民が頼るのは役所しかありません。担当者は丁寧な聞き取りと同時に、債務整理後の生活再建支援も欠かしません。自立支援課、生活保護課、国保課などと連携して支援に当たります。 市民生活係を20年間しているベテラン職員きく孝一さんは、「20年間で約6千件の相談を受けています。「多重債務者は社会的・経済的状況の悪化により発生した被害者であり、その救済は国・地方自治体・法律専門家が連携をとり生活再建を目標に取り組まなければならないことである」「多重債務者一人を救うことは家族ごと救うことにつながり、大事な行政サービスだと思います」と述べた担当者の言葉が印象的でした。 4月の主な生活相談(52)☆ 体の具合が悪く働けない。小さな子どもが2人いる。なんとかしてもらいたい。・・・現在の住宅を売却し、借家に住むようにしながら生活保護の申請をした。 ☆ アルバイトのような仕事をしている。定職を持ちきちんとしたところで働きたい。 ・・・ヘルパー2級を持っていたので、老人福祉施設にお願いして入所させてもらう。 ☆ 固定資産税の課税ミスがあり、納税することに納得できない。・・・市の担当課で調査し、本人を含めて今後相談をすることに。 |
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