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NO.199 2010年10月29日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

「交流・文化施設シンポジウム」開催される

・・・多くの市民の声をよく聞いて、「市民合意」を得て建設することが大事・・・

140人が参加して行われる
 10月3日、上田勤労者福祉センターにおいて、「交流・文化施設シンポジウム」が開催されました。
 パネラーの伊藤正巳さん(上田市交流・文化施設準備室室長)、手塚英男さん(市民がつくる「松本市財政白書の会」世話人)、池田純さん(長野まちづくりを考える市民の会代表)、柳沢潔さん(佐久総合文化会館を考える事務局長)の皆さんから、報告があり、その後参加者からの質問等があり論議がされました。

写真≫10月3日 多くの市民の皆さんが参加したシンポジウム
どのくらいの規模の施設が上田市には必要か
 多くの市民の皆さんは、47年も経過する市民会館の新たな建設は必要であると思っています。しかし、合併特例債(借金)を111億円もして今後の上田市の財政は大丈夫なのか?
毎年3億8千万円以上の運営費や、毎年続く借金の返済は市政運営に問題ないのか等、多くの不安と意見を持っています。
上田市がきめ細かな説明会を自治会単位で行い、市民の皆さんに十分に理解をしていただくことがぜひとも必要であります。その中から、大・小ホールの規模や、施設の有効活用について、図書館のあり方等の建設的展望も生まれてくるのではないでしょうか。まだまだ議論をする時間は十分にあります・・・。
立派な施設を莫大なお金をかけて建設したが、施設利用料が上がり、既存の利用団体も十分に利用できないなど、建設後に有効活用ができないというようなことがあってはいけません。
16万人の上田市にはどのくらいの施設が必要か、今後の利用計画はどうするのか、今こそ皆が真剣に考えるときです。

市議会厚生委員会・「行政視察」報告(概要)

10月4日から6日まで、函館市、伊達市、江別市へ

写真≫10月6日 江別市公設民営保育園「みのり保育園」にて

3月に行われた、市議会議員選挙後の新しい市議会の体制の中で、厚生委員会としては初めての行政視察が行われました。
1日目  函館市 「市立函館病院」
◎道南Medika(メディカ)(地域医療ネットワーク事業)
 市立函館病院は北海道函館にある公立の病院で、1860年(万延元年)に北海道で初めての病院で、約150年の歴史と伝統のある基幹病院。診療科目は25科、734床のベッド数。
「地域医療連携システム」は、複数の医療施設をインターネット回線を通じて接続し、診療情報を共有するシステムです。
 複数の医療施設間の医療連携を緊密に行うことを目的としています。システムに参加すると、受診歴や治療・検査の情報が共有でき、重複した検査、薬剤投与を防ぐことができます。
 市民は、複数の医療機関に受診しても、一貫した安全で効率のよい医療を受けることができます。 現在、65の病院や診療所、訪問看護ステーション、高齢者グループホーム等が加入しています。診療情報は、高度の暗号化がされており、インターネット上を流れる情報から個人情報が漏れることは不可能になっています。平成19年から運用の開始をしています。
上小地域では「地域医療再生計画」における事業の中で、平成21年度から25年度の5年間の中で、「地域医療連携ネットワークシステム事業」として、約23億円の事業費で長野病院を中心として構築しようと現在事業が進められております。

2日目  伊達市 「北海道社会福祉事業団・太陽の園」
◎生活介護事業について
 昭和43年6月1日、北海道は総合援護施設太陽の園を開設した。開設時から、北海道社会福祉事業団太陽の園が運営受託している。児童施設100名でスタートした。平成18年4月1日、北海道より施設の移譲を受け、自主運営となる。
 敷地総面積、32万坪という広大な面積があり、山全体に各種施設や農園等が点在している。現在は、伊達市内の住宅街の中にも生活介護事業所を開設し運営している。
障害児施設30名、更生施設145名、授産施設50名、通所事業所110名で総定員335名、職員数は142名である。
施設入所者はみんなが明るく、生き生きと手作業等をしており、通所者はバスでの送迎をしており、仕事が終わった人が元気にバスに乗り込んでいた。こんな施設が上田地域にもあればと思った。職員は、街や住民が施設を受け入れてくれたと言っていたが、伊達市は福祉の中に生きているようにも見えた。

3日目  江別市「公設民営化保育園」
◎みどり保育園について
 現在、江別市の認可保育園の園児数約千人のうち、半数以上の園児が公設民営を含む民間保育園に通園しています。
市と委託事業者の間では、引き継ぎ期間は、委託前後をふくめ1年程度かけます。 委託前は市の保育士と委託業者の保育士が合同で3ケ月間行い、委託後は市の保育士が何人か残り、9ケ月程度ホォロー保育を行います。 今後、上田市でも少子化と保育施設の老朽化の中で、遅くない時期に検討がされてくる課題の事業でもあります。
『今後の日程』
11月1日 会派代表者会、市議会厚生委員会「管内視察」
5日 人間ドッグ(上田生協診療所)
  7日〜8日 国分自治会代議員「研修旅行」
13日〜14日 室賀小学校同級会
15日〜17日 日本共産党「会派行政視察」(米沢市・長井市)
18日 ・私立保育園協会と市議会厚生員会との懇談会 
・上田市医師会と市議会厚生委員・地域医療再生特別委員との懇談会
21日 政治家meetsヤングマン
23日 神川地区自治会連合会「正・副自治会長会」
24日 県議会議員と市議会・会派代表者との懇談会
26日 陽だまりネット相談会(ハローワーク前)
29日 12月市議会招集

9月の主な相談(69)

★連日の猛暑の中、第1中学校の教室で、窓が一つしかなく、熱中症になる子どももあり、何とかしてもらいたい。・・・朝一番で教育委員会に連絡し、その日のうちに現状を見て、別の教室に移動して当面授業をすることになる。抜本的対策は今後対応。
★JT跡地の住宅地に土地を購入し、住宅を建築した。しかし、不備なところが多く、直してもらうとその都度お金の請求をされた。まだ不備なところが多くあるが、対応がひどすぎて夜も眠れない・・・販売をしている責任者の支店長と営業に来てもらい、状況を聞く。本人からの要望事項を再度話す。改善について社内で相談し再度話し合うことに。
★清掃事業関係の仕事をしている。ごみの収集について市から委託を受けてやっている。できれば、ごみ収集関係業者で事業協同組合を作りたいが。・・・
今まで、ごみ収集の仕事をしている業者と相談をして、今後の対応を検討することに。

知って得するコーナー(84)

仕事を辞めたが勤め先が見つからない
まず第1に、ハローワークに行って仕事を探すことが先決であります。しかし現実は、いくら通ってもなかなか仕事が見つからないのが現実であります。 上田市でも、緊急経済雇用生活対策本部を設置してあり、短期(6ケ月)の雇用を行っております。履歴書を書いて、市の人材開発課の申しこむことができます。市の臨時職員として働いている間に、ほかの仕事を探していくことができます。
お問い合わせは人材開発課か金井議員まで
ひ と こ と(忠)
父のお墓参り
10月2日は父の55回目の命日であった。
妻と二人で、団子と庭の花を摘んで室賀のお墓に朝早くお参りに行って来た。
父が交通事故で亡くなったのは33歳で、私は6歳だった。
小学校に入学する前の秋だった。
稲刈りが始まる時期でもあり、小学校の運動会に「旗ひろい」に出たことを覚えている。
母は9歳と6歳と4歳の子供を残された。
農業をしながら子育てをして、死に物狂いで生きてきたのである。
麦刈り、田植え、稲刈り、養蚕と働きずくめの連続であった。
私たち兄弟も、小学校の時から、牛や山羊の草刈りから、鶏のえさくれ、桑採りと毎日の仕事があった。
その頃の農村では、どこの家でも、子供達はみんな家の大切な働き手でもあった。
しかし、苦しい中にも、明日への希望が一杯ある時代でもあった。
私は「母ちゃんをいつか楽にしてやろう」といつも思っていた。
それが現在につながっているのである・・・。 
丈夫な体に産み育ててもらって、元気に生きてくることができた。
母が動けるうちに、できるだけ親孝行をといつも思っているが・・・。(実行しなければ・・)