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NO.201 2010年12月26日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

「交流・文化施設」は財政状況を考えて縮小すべき

・・・自治会単位で説明会を開催し、市民の意見を十分聞いて合意を得て建設することが必要・・・

12月市議会が、11月29日~12月20日開催され、「交流・文化施設」について質問しました。(概要)
アンケートはしない、自治会単位の説明会もしない

金井議員
不況の中で市民の暮らしは大変な状況である。そういう中で、上限135億円という莫大な市民の税金が投入される施設を建設しようとしている。市民にきちんと正しい情報を提供して、16万市民の合意をきちんと得て行うために、「市民アンケート」や「全自治会対象の説明会」を行うべきでは。
宮川政策企画局長
市民アンケート調査という手法ではなく、機をとらえて市民の皆様に、説明の機会を設けていきたい。
 具体的な市民説明の方法については、今後の進捗そして内容によって検討していくが、ある程度まとまった単位で説明会を実施し、幅広い意見を賜ってまいりたい。

職員アンケートはしない

金井議員
 職務上、市民と多く接し、市民の暮らしの大変な状況を目の当たりに見ている職員が多くいる。
職員の率直な気持ちを聞くため、交流・文化施設の建設の進め方について、職員アンケートをおこなうべきである。
宮川政策企画局長
 それぞれの検討段階において、部長会議や課長会議等で論議し、市全体の方向付けをし、情報の共有化に努めてきた。交流・文化施設は街づくりの根幹の一つとして庁内議論、市民議論、議会でも議論を頂き政策決定をしてきた。 
よって、職員にアンケートということでなく、市挙げての取り組みと思っている。

箱物施設だけに集中せず、市民の切実な要望に応えよ

金井議員
 交流・文化施設は規模を縮小し、大ホールは1,700席程度でなく、現在と同程度の1,300席程度に。小ホールは固定席でなく平土間で、もっと有効活用できるように。常設美術展はもう少し慎重に検討すべき。そして、箱物施設だけに集中するのではなく、今日の不況の中で困っている市民の皆さんの、切実な多くの市政要望に真正面から応えるべきではないか。
宮川政策企画局長
 交流・文化施設のみをもって市政を完結しようとしているのではない。
市政全般にわたって市民の生活を守り、持続的発展を目指す上田市をつくるために、各部局それぞれ施策を立て総合的に進めて、現下の厳しい状況を乗り切りながら新たな市政の発展を目指そうと取り組んでいる。
 交流・文化施設を、現在まで位置付けてくるまでの間においては、庁内において部長会議、課長会議を行い、その他各部局においても理解を頂き議論を重ねて政策決定をし、市民の皆さんに説明をし、議会にも説明を申し上げて現在まで進めてきておりますので理解を頂きたい。

上田市で予定している「生ごみ処理施設」のため会派行政視察

山形県長井市「生ごみコンポストセンター」=11月16日
左から、金井議員、久保田議員、説明員、古市議員、渡辺議員

「忠ちゃん便り」200号の発刊によせて

 ・・読者の皆さんから声を寄せて頂きました・・

(敬称略・順不同) (原文のままです)

◎「継続は力なり」とよく言われますが、議員さんに就任以来15年間、毎月、1票とのパイプとなる「忠ちゃん便り」を届けられた事に敬服しながら、その重身をスゴイナと感じます。
 FAXで山形の米沢へ発信下さるのは、1票には結び付かないのですが、選挙応援をした者として、公約実現で諸活動なされている様子を報告下さっているのだと受け止めています。
 市民生活のもんだいは当地でも同様、共通にあるので、その解決に向けての取り組みは、これまた同様なので身近に感じるのです。ゴミのこと、高齢者のこと、合併のこと、病院のことしっかり読んで、当地の市議さんにも参考にしてもらっています。知って得するコーナー、相談を受けたこと、家族の事の記事は特にいいですネ。ほのぼのとします。
忠ちゃん。年をとっても疲れ知らずで頑張って。とエールを送ります。・・・山形県米沢市、島貫幸子

◎議会の議場とは違う金井議員の人柄が垣間見られる「忠ちゃん便り」の「ひとこと」コーナーをいつも楽しみに読んでいる。
 結婚記念日に子どもたちから送られた旅行券で奥さんと旅行したことや、孫の運動会へ参加した時に、金井議員のお父さんが54年前の10月に交通事故で亡くなられて、小学校の運動会はいつもお母さんだけで寂しい思いが心にあったことを思い出したり、孫と広島の平和記念資料館に行ったこと、お母さんと奥さんの3人で旅行に行ったことなど、金井議員の温かい人間性や家族への思いがにじんでいる。議会報告にも目を通している。金井議員は問題意識をもって行政にしっかりとものが言えるベテラン議員の1人だ。これからもより良い上田市のために頑張ってもらいたい、忠ちゃん便りの発行も重ねていってもらいたい。・・・上田市、地方新聞記者、男性
◎「忠ちゃん便り」200号おめでとうござす。おたよりで市政の一端を知ることができ、また「ひとこと」により誠実な人間味あふれるお人柄が偲ばれ、いつも楽しく読ませていただい
ています。今後ますますのご活躍を祈念しております。・・・上田市下堀、85歳 女性

◎市政等について情報が薄く「忠ちゃん便り」は貴重な新聞だと思っています。発行を愛読している多くの方々は、上田市の様々な出来事を抱えている問題等、関心をもって知ることができていると思います。「便り」のひとこと欄は心打たれ、感心しています。・・・上田市国分、中川孝一
◎200号おめでとうございます。15年間毎月発行し続けてきたことに敬意を表します。議会報告が大変ためになり、市がどんな状況になっているかよくわかります。
その時々の上田市の問題を知らせる「忠ちゃん便り」として大いに期待しています。・・・上田市常田、白澤治雄

◎「忠ちゃん便り」200号おめでとうございます。「継続は力なり」と言いますが、まさに「忠ちゃん便り」はこの言葉通りだと思います。常に住民の目線で行動されて、どんな些細な問題でも全力で解決に取り組む姿勢には金井議員の人柄を伺うことができます。個人的には「今月の相談事」と「ひとこと」が楽しみに毎月読んでいます。これからも体に気をつけて、300号、400号を目指して頑張ってください。・・・忠ちゃん応援団、長野市在住、30代 男性

『今後の日程』
1月1日 元旦、新春街頭宣伝(上田駅前・正午)
2日 陽だまりネット「生活相談会」
3日 下堀自治会「定期総会」
  7日~8日 信濃国分寺「八日堂縁日」
9日 上田・小県歯科医師会合併40周年記念式典
16日 上田市消防団「出初式」
17日 市議会「会派代表者会」
18日 上田地域市町村議会研修会
23日~25日 会派行政視察(松山市、高松市、吹田市)
26日 東信医療生協と健康推進課との懇談会

11月の主な相談(70)

★イノシシが頻繁に出て稲を全滅にし、水路も壊してしまって来年は農業ができない。
・・・市の土地改良課、森林整備課、農政課の職員と地元自治会の役員、所有者に現地に集まって頂き、今後の対策を相談する。

★10月末、働いているところを突然辞めさせられた。蓄えもなくこれから生活ができない。
・・・福祉課に一緒に行って、生活保護の申請について相談する。

★会社の営業をやっていたが、仕事上で会社に損失を与えたと脅かされている。お金を請求され怖くて支払った。 現在は会社を辞めているが、それでも今でもお金を請求され毎日怖くてしょうがない。何とか助けてほしい。
・・・本人と話して、一緒に弁護士事務所に行き今後の対応を協議する。

知って得するコーナー(85)

会社で退職勧奨をされたら 退職するかしないかは、あくまで労働者本人の自由です。
退職の意思がなければ退職届を出す必要はありません。いやがらせ、不利益の押しつけなどによる退職強要の場合には、いやがらせや不利益の内容を記録し、労働組合や労政事務所に相談することです。 意に反して退職届を書いた場合でも、撤回、取り消し、無効の主張はできます。(ただし、退職金を黙って受け取ってしまうと、取り消しができなくなる場合があるので注意が必要です。)
 お問い合わせ 上小地区労働組合連合(上小労連)℡26-2772 か、金井議員まで

ひ と こ と(忠)

孫の勉強とお風呂
近くに住んでいる小学校2年の孫は、母親が看護師のため、
帰りが遅くなったり夜勤があるので、一週間の3日ぐらいは我が家に来る。
帰ってくるとすぐ勉強をして、外で待っている友達と国分寺境内に遊びに行く。
汗びっしょりになるまで遊んで、暗くなると帰ってくる。
夕食を食べ、テレビを見て、一人でお風呂に入り頭も洗って出てくる。
8時を過ぎると、くたびれているので、コタツの中でいつも寝てしまう。
母親が帰ってきて、寝ている重たい子供を背負っては、車に乗せて連れ帰っていく。
共稼ぎで親が忙しく生活していると、不思議に子供も何でも自分でやるようになるものである。
我々が小さい時は、学校から帰ってくれば、いつも農作業の仕事が待っていた。
勉強ではなく、仕事をしなくては遊ぶことさえもできなかった。
苦しかったが、でもなにか夢があったな・・・。