福島第1原発の事故は、まだおさまる気配を見せていません。最終的な沈静化には、この先、何か月もかかる様相であります。
このような中で、マスコミの一部に注目されている国会での質問があります。質問を行ったのは、日本共産党吉井英勝衆議院議員でした。吉井さんは、京都大学工学部原子核工学科出身(国会議員でただ一人の原子力の専門家で、原発の危険性を多面的に追求してきた人)で、福島第1原発は大丈夫かという質問を、2005年から2007年にかけて繰り返し行っていました。
しかしこの問題はほとんどまともに対応されませんでした。マスコミによっても黙殺され、無視されていました。 政府やマスコミは、ほとんどこの質問に注目していませんでした。
それは共産党議員よる質問だったからであり、どこかで「共産党だから」と軽んずる意識が働いていたのもかもしれません。
菅首相や東京電力の清水正孝社長も、今回の事故は「想定外」としています。本当に事故は防げないものだったのでしょうか。
「『想定外』という言葉は使ってはいけない。」吉井英勝衆議院議員は今回の事故についてこう指摘します。
地震や津波で原発の電源供給が失われる全電源喪失によって、「炉心溶融」が起こる危険性を国会で警告してきました。しかし政府は、「炉心溶融につながるというのは論理的には考え得る」(寺坂信昭・原子力安全・保安院長)と認めながらも、そのための対策をまともに行ってこなかったのです。
その背景には、原発推進のために政府や電力会社が振りまいてきた【安全神話】があります。東京電力は福島県内で、阪神・淡路大震災クラスの地震が起きても大丈夫と広報していました。
「東京電力も政府も日本の原発は安全だという【安全神話】に自分たちもどっぷりつかっていました。最悪の場合を想定した対策をきちんと考えていなかったのです。設計の問題というより、設計の思想がおかしかったのです。」(吉井英勝衆議院議員)
※原子炉は、運転を停止してもしばらくは核燃料が大量の「崩壊熱」を出し続けます。これを冷却できなけてば、核燃料の温度が上昇し、炉内の冷却水が水蒸気となって圧力が上昇し、核燃料棒がむき出しになり溶けだす「炉心溶融」などの事故につながります。
平成21年度 | 平成22年度 | |
◎救急患者数 | 293.7人 | 306.0人 |
時間内 | 54.5人 | |
時間外 | 251人 | |
◎救急車による搬送患者数 | 154.9件 | 163.4件 |
◎入院1日当たり平均患者数 | 232.4人 | 237.2人 |
◎平均在院日数 | 16.5人 | 16.2人 |
◎外来1日当たり平均患者数 | 412.1人 | 418.0人 |
◎外来新患数 | 875.5人 | 874.5人 |
◎外来新患1日平均数数 | 43.4人 | 43.2人 |
◎平均手術件数 | 114.5件 | 122.2件 |
◎診療科別・外来新患者数 | ||
・内科 | 106.2人 | 114.3人 |
・精神科 | 0.4人 | 0.3人 |
・神経外科 | 10.5人 | 3.7人 |
・呼吸器科 | 23.8人 | 24.2人 |
・消化器科 | 60.3人 | 62.7人 |
・循環器科 | 56.7人 | 53.5人 |
・小児科 | 101.4人 | 112.8人 |
・外科 | 61.1人 | 41.1人 |
・整形外科 | 98.5人 | 95.4人 |
・形成外科 | 25.4人 | 27.3人 |
・脳神経外科 | 21.2人 | 16.9人 |
・心臓血管外科 | 10.3人 | 8.3人 |
・皮膚科 | 20.0人 | 19.1人 |
・泌尿器科 | 65.7人 | 61.4人 |
・婦人科 | 34.7人 | 21.4人 |
・耳鼻咽喉科 | 69.1人 | 79.3人 |
・放射線科 | 3.3人 | 3.1人 |
・リハビリ | 0.2人 | 0.2人 |
・歯科口腔 | 117.0人 | 122.4人 |
合 計 | 875.5人 | 874.5人 |
脳卒中と脳腫瘍という専門性とチーム医療が必要とされる脳の病気に対して、最新の診断と治療技術に基づいた最高かつ最善の治療を行うことを目的として、1月から新設されました。
4月から開設した「地域医療教育センター」の充実強化を図っていくことが、今後の医師確保のために大事です。また緊急課題として、麻酔科医を常勤化していくことが必要であります。 現在新築中の、上田市産院の開設と合わせて、平成24年4月から産科を再開し、以前行われていたような「ハイリスク出産」ができるように医師の確保が必要となっています。 また、内科、外科等の医師も増やして、上小地域の中核病院としての機能を果たせるようにしていくが求められています。
★精神障害者家族会から要望があり、福祉課と懇談したい。・・・福祉課の担当課長、係長と家族会のみなさんとの懇談を行い、要望の前進を目指す。 ★上田市の建築工事の入札で、色々な問題があるので相談に乗ってほしい。・・・該当の会社から現状をお聞きする。今後、行政との対応をする事に。 ★サラ金等多重債務になっており、今後の生活をどう立て直していけばいいのか、協力をしてもらいたい。・・・事情をよく聞いてから、弁護士に相談して問題の解決にあたることに。
固定資産税を宅地等から農地に戻すには 今まで工場等の駐車場にしていたが、返されてしまい税金は今までどおり課税されるが、収入は無くなり困っている相談を受けました。宅地や雑種地の名義を農地戻せば、税金は元のように安くなります。その場合、三年間作物を作付けして、司法書士等に依頼し、法務局に登記を農地に変換する申請を行うことです。登記官が現地を見て、三年間作物を作付けしていることが確認できれば、登記を農地に変換できます。その結果、税金も安くなります。
今月の予定
5月28日 | 田植え作業、国分自治会代議員会 |
29日 | 上田市消防団第10分団「ポンプ操法大会」 |
31日 | 上小やまびこ会(精神障害者家族会)「定期総会」 |
6月2日 | 市議会「会派代表者会」 |
13日 | 6月市議会召集日 |
15日 | 信州上田医療センター「地域医療諮問委員会」 |
20日〜22日 | 市議会一般質問 |
23日 | 小規模多機能型施設「国分の家」推進会議 |
26日 | 上田市消防団ポンプ操法「上田大会」 |
27日 | 市議会「厚生委員会」 |
連休中に田植えの準備で肥料撒き行う
田植えの時期がやってきた。
田に肥料を撒き、畔草を刈り、いつ水を入れても田の代掻きができるようにしなければいけない。コメ作りを行う上で、連休中の毎年恒例の仕事である。長男と孫と一緒に行った。
今までは、肥料を手で撒いていたので大変だった。今年は背中に背負って撒く「肥料散布器」を買った。
仕事はスピーディーにできた。収穫した米は農協には出荷せず、すべて自家用として使用している。孫も大きくなり沢山食べるので、3人の子ども達にくれたり、親戚にもお分けしている。誰もが、おいしいお米を頂くことが一番うれしいと言って喜ばれている。
仕事が終わり、夕方、家族で「つけば」(千曲川の河原に造った小屋で川魚を焼いて食べる、上田地方の名物)に行き、楽しい一時を過ごすことができた。