現在、上田市が計画している「交流・文化施設」は、上限130億円で、そのうち93億円は「合併特例債」という借金で賄う予定であります。 東日本大震災という国難の時に、こんな非常時の時に、巨額の投資をして、上田市にとって、50年に一度というような建物を建設していていいのかという声が出ております。大震災後、多くの市民の中にも変化が出ています。 時間は十分にあります。国の動向を見ながら、ここで立ち止まって、もう一度施設規模や施設の内容、財政状況などを真剣に検討することが求められています。再度「市民アンケート」などをして、市民の声を充分に聞く事が必要な時です。
総務省「市町村体制整備課」は、合併特例債について、現在見直しを検討しているわけではないとしています。
しかし、未曽有の大震災の中で、国の財源の捻出が大変な中で、今後、合併特例債の扱いがどうなるかは全く不透明であります。上田市の今後の事業計画や、多くの自治会要望、市民要望、各種事業が果たして計画どおりに実施出来るかさえも危ぶまれています。交流・文化施設の建設のために、他の事業にしわ寄せがくるのではと、多くの市民は心配しているのです。
交流文化施設の建設は、一時凍結して検討すべきであります。
5月23日、厚生委員会の委員7人で、所管事務調査を行いました。以下その概要を報告します。
・設立 昭和48年 ・職員数 965人
・7市1町(上田市、安曇野市、中野市、長野市、千曲市、佐久市、松本市、軽井沢町)で36施設209事業所がある。
・利用者 年間135万人
・上田市にある主な施設 うえだ敬老園、ケアハウスうえだ敬老園、ケアハウスざいもくちょう敬老園、グループホームぼうやま敬老園、養護老人ホーム報恩療、うえだはら敬老園、ときわぎ敬老園、上田福祉敬愛学園、バリアフリ−レストラン楽食、パストラルうえだはら、うえだはらライフクリニック、うえだみなみ敬老園、キッズ・うえだみなみ、うえだみなみ乳児院、しおがわ敬老園、にしうち敬老園、敬老園診療所、丸子デイサービスセンター
・特別養護老人ホーム2施設(定員180人)での待機者は1,565人おり、来春には下之郷に100人の特別養護老人ホームを建設中である。それでも待機者の解消にはならない。
・開設 昭和48年4月1日 ・設置主体 上田市(丸子町当時に建築) ・定員 75名(現在69名) ・平成21年度より2歳児受け入れ開始(現在4名) (問題点) ・2歳児の部屋がない。 ・網戸が付いてない。(早急に付けることにする) ・上田市で9番目に古い建物。今後新築の検討が必要。
・開設 昭和59年 共同作業所「山びこの家」として開設 ・平成17年 特定非営利活動法人「なごみの会」設立 ・施設 就労継続支援センター「山びこの家」、地域活動支援センター「せせらぎ」、グループホーム(共同住宅)「美杉荘」「中野ハイツ」「八木沢ハイツ」 ・作業内容 再生和紙づくり(絵手紙ハガキ等)、箱折り等 (問題点) ・スペースが狭く、これ以上の人を受け入れられない。
≪写真≫就労継続支援センター「山びこの家」=5月23日
・工賃が安い(1人一ケ月・3千円から2万円)。
・精神障害者のため、その人の日々の体調管理を考慮し、作業を確保し、提供していく困難さが多く、職員への負担が重い。
・地域に受け入れ先がほとんどない。
・設立 昭和18年、医師により小児結核療養所を創設
・昭和24年 児童福祉法による定員50名の虚弱児施設として再発足
・昭和32年 施設内に上田市立城下小学校並びに第2中学校の分室が設置される
・昭和44年 社会福祉法人に組織を改める
・昭和63年 上田市立第4中学校に改編
・平成5年 城下小学校分室閉室
・平成10年 児童福祉法改正により児童養護施設に移行する
・定員30人(現在24人) ・職員18人
長野県全体で15施設があり、約600人の子どもたちが暮らしている。原峠保養園では、子どもたちの6割は、家庭の虐待等により入所してきており、退所後が心配である。
上田市や松本市、東御市、小諸市、佐久市、千曲市、塩尻市、飯田市、伊那市など県内全域から入所してきている。
★母が亡くなり市営住宅を出された。住むところがないので、安いホテルに長期滞在している。お金もなくなり、そこも6月11日で追い出される。何とかしてもらいたい。・・・福祉課に一緒に行き相談。まずハローワークで仕事を探し、どうしてもない時は再度福祉課で相談することに。
★農業用の水路が、自分の宅地の中を以前から通っているが、この際きちんとしたい。・・・土地改良課と話合いをする。今後、市の立ち会いをして、水路部分を分筆し、今年中に登記をする事になる。
★市営住宅に入っている。下半身が不自由である。最近入り口のドアが壊れてしまい困っている。・・
住宅課に出向いて相談する。現場調査をして、出来るだけ早く直すようにすることになる。
妊娠がわかったら「母子健康手帳」の申請を
「母子健康手帳は」、妊娠前の健康状態から、出産の経過や予防接種、子供の就学前後までの発育状況が記録できるようになっています。 各種制度を利用するときや予防接種を受ける時に必要ですから、妊娠したら必ず交付してもらいましょう。手続きは、妊娠届を市役所に提出します。
市では手帳の交付と各種制度のサービスを開始しますから、妊娠したらすぐに手続きをしましょう。・・・問い合わせは「健康推進課」まで
6月20日 | 市議会「会派代表者会」 |
7月2日 | 金井忠一後援会「マレットゴルフ大会」 |
4日 | 市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決) |
6日 | 上田市産院運営審議会 |
7日 | 国民平和行進(上田市から小諸市まで) |
9日 | 旧室賀小学校同級会 |
10日 | 上田市消防団「ポンプ操法上小大会」 |
11日〜13日 | 市議会厚生員会「行政視察」(大津市、福井市) |
14日 | 61歳誕生日 |
17日 | 蓮のフェスタin信濃国分寺 |
22日 | 市議会「会派代表者会」 |
23日〜25日 | 第53回「自治体学校」(奈良市) |
母を花桃を見に連れていく
母の日のプレゼントに、鉢植えのカーネーションを買った。それを持って母のいる施設に行き、車で花桃が咲いている余里(より)へ行って来た。近年有名になり、多くの観光客がいた。手押し車で少し歩いて赤色や白色の咲いている自然の風景を堪能した。母は88歳を過ぎたが、足が悪いことと、耳が遠い事以外は丈夫である。眼鏡なしで、ものが読めるので幸せだと言っていた。昼にピザを頼んだ。おいしいと言って食べていた。施設では食事に出ないからだろうか。家に来て少しゆっくりしてから、夕方までに施設に連れていけばいいと思っていたが、1時間もしないうちに帰ると言うので連れて行った。施設でいつも良くしてもらっているので、そこが一番いいのだろうと思った。小さくなっていく後ろ姿をみると、少し寂しい気持ちにもなった・・。
旧武石村・余里の花桃を母と妻と見にゆく=5月5日