◎統合ごみ処理施設建設についての広域連合の選定経過と、その後の候補地の選定における具体的な進捗状況について。
◎広域連合の推進方法は、今まで2回の失敗を重く受けとめた上で、問題点を明らかにしながら、教訓を引き出した上での適切な推進方法か。今まで2回のやり方は、どこが問題であると考えているのか。
◎統合ごみ処理施設建設については、上田市はとして現在までにどのような検討がされてきたのか。
◎上田市内で候補地としての残った2地区について、広域連合が新たに決めた「地元の合意形成」という判断基準からして、地元合意形成はできると判断しているのか。
◎上田市の候補地のうち1ケ所は、農地基盤整備内にありますが、農振除外の要件は満たせるのか。
◎統合ごみ処理施設建設について、上田市はどのような責務を負っているのか。
◎上田市は本気で取り組む気があるのか。
◎泉平にある、現在の上田クリーンセンターを中心とした場所が最適地と考える。上田市として、広域連合に対してもっと積極的に独自の打開策を含めて、提言をすべきではないか。
終戦66年演説、左、高村県議、金井、久保田市議=8月15日
金井議員 現在進めている広域連合の推進方法については、上田市として適当と思うのか。候補地が決まっても、実現できなかった今までの2回の選定方法は、どこに問題があると上田市は考えているのか。
鈴木市民生活部長 公募という方法は適切であったと考える。原因としては沢山の事があると思っている。地元の皆さんか
らご理解をいただけなかったということに尽きる。
手法としては明確な同意がない中で1ケ所に絞り込んだということも原因の一つであったのかもしれない。ただし、地元の同意を求めるということに関して言えば、基本的には丁寧な説明に心がけてご理解を得るように努めた上で対応することなので、その点では同様かと思う。
金井議員 「統合ごみ処理施設」について、上田市内で候補地として残った2地区について、新たに地元合意形成に係る評価項目を設定したことにかんがみ、2地区の地元合意形成は図れると判断しているのか。
鈴木市民生活部長 施設を理解していただくことが大切なので、現状ではより丁寧な説明をぜひさせていただいて、平行して地域全体の振興を含めた意見や要望をお聞きしながら、理解を得られるように引き続き努力をさせていただきたい。
金井議員 上田市の候補地は基盤整備を行った地域であります。その上、候補地の内1ケ所は、農業振興地域となっています。この候補地は、上田市として農振除外の要件を満たせる用地と考えているのか。
峰村農林部長 国が示している農業振興地域制度に関するガイドラインにおいては、公益性が特に高いと認められる事業に係る施設であって、かつ農業振興上支障を及ぼす恐れが少ないと認められる場合には農業用区域を変更することが可能としている。このことから資源循環型施設は公共の福祉に資する公益性が高い施設としての性格を鑑み、地権者を初め地元関係者との協議が整った段階で、県との協議等除外に向けた手続きを進めることは可能であると考えている。
金井議員 「統合ごみ処理施設建設」に対する連合長である市長の行動は、到底やる気を持って取り組んでいるようには見えない。広域連合の職員任せで、腰がまったく引けているように見える。「統合ごみ処理施設建設」に対する候補地への説得は、連合長である市長が全国の例のように自らが前面に立ってやるのか、上田市の所管のごみ担当の部長として、市民生活部長がやるのか、誰が担当しているのか、誰がやらなくてはいけないのか伺いたい。
鈴木市民生活部長 私も市の職員の一員であるので、市長の指揮監督下で市長の命に従い、職責を全うしたいと思っている。
いずれにしても、組織としての判断のもと、組織として推進すべきものと考えている。
金井議員 上田市の負っている責任や実現性からして、現在の上田クリーンセンターを中心とした場所が最適と考える。
隣接にある老朽化した高齢者福祉センターへの余熱を利用した建て替えと共に、広域連合に対して、もっと積極的に、上田市として独自の打開策を含めて、実現できる候補地として新たに提言すべきではないか。
鈴木市民生活部長 広域連合としては統合型施設建設が基本としてある。しかし、提言を含めて、常に全ての可能性を排除するものではないと思っている。
まずは公募に基づいて絞り込まれた上田市の2ケ所の候補地の皆様に施設の丁寧な説明に心がけ、ご理解をいただけるよう、ご協力が得られるよう努力していきたい。
9月29日 | 市議会「会派代表者会」 |
30日 | 国分自治会代議員会 |
10月3日 | 上田市農業委員会と市議会農政議員団懇談会 |
4日 | 市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決) |
7日 | 東京上田会(浅草ビューホテル) |
8日 | 県会議員と地域医療再生特別委員会の懇談会 |
10日 | 金井忠一後援会「日帰りバス旅行」(富山方面) |
11日〜14日 | 市議会共産党会派行政視察(弘前市、夕張市) |
15日 | 美ケ原高原ササ刈り、社協「神川地区住民会議」 |
16日 | 赤旗「信州秋まつり」(松本やまびこドーム) |
18日 | 東信5市議会議員研修会(東御市) |
19日・21日 | 上田地域広域連合議会10月定例会 |
20日 | 市議会「会派代表者会」 |
23日 | 東信医療生協「健康まつり」(塩尻小学校) |
24日 | 地域医療政策セミナー(東京) |