発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第211号 平成23年10月号

信州上田医療センター(旧長野病院)の充実へ整備進む

「上小地域医療連携ネットワークシステム」の運用が来年2月から始まる

平成24年2月1日から運用開始

 上田小県医療圏の人口に対する医師数は、長野県内では下位であり医師不足が顕著な状況にあり、限られた医療資源である病院、診療所等の連携が課題になっております。 この連携を容易にするために、平成21年度策定された「上小地域医療再生計画」には「地域医療機関ネットワークシステム事業」が盛り込まれています。 事業費は、約23億4,500万円です。

システムの概要

42人参加の後援会バスツアー=高岡市・瑞龍寺、10月10日 診療情報公開病院に電子カルテの診療情報を公開するための公開用サーバーを設置し、診療情報を暗号化し、インターネットを介して診療所等で参照するものです。診療情報公開病院は、信州上田医療センター、東御市民病院、国保依田窪病院です。診療情報は、処方、注射、検査結果、放射線画像、循環器画像、内視鏡画像など、患者さんの同意の上に公開します。 紹介先にある高額医療機器の放射線画像、循環器画像、内視鏡画像などが、紹介先と離れた「かかりつけ医」で参照できるので、紹介先と同様の診療が可能となります。このシステムを利用し連携することで、病院と「かかりつけ医」の機能分担が明確になり、「かかりつけ医」は、紹介先の診療内容を把握して、より適切な患者説明ができ、患者からさらに信頼と安心が得られるものと考えられます。 より多くの「かかりつけ医」で利用していただくことで、地域全体の医療の質の向上に役立つものと思います。 なお、東御市民病院、国保依田窪病院では電子カルテ導入後の、平成24年度にシステム調達を来ないネットワークによる接続をする予定です。

上田市議会「共産党会派」行政視察(10月11日から14日)

長岡市・・長岡市立東中学校の防災機能について・・

 東中学校は、「大震災」の被害を踏まえて学校施設の整備を行った学校であり、いつ起こるかわからない災害に備えて、今後の上田市政にとっても参考になるため今回視察しました。 平成15年度に改築に向けたワークショックをし、平成16年度に基本設計を策定中、平成16年10月「中越大地震」が発生しました。約1年間の中断期間後実施設計を行い、平成20年に新校舎が完成しました。
(既存学校施設の避難所対応)
@ 高齢者でも避難しやすいように屋外運動場の出入り口にスロープを設置。
A 屋外運動場のトイレの和式便所を洋式便所に取り換え。
B 避難所開設時に本部となる屋外運動場に、テレビが見られる配線と電話の配線を設置した。
C 停電や断水時にも受水槽の水を飲料水として使えるように、蛇口を設置した。1人1日3リットル必要であり、9トンの水槽で、避難者が1000人で3日間使える。
D ライフラインの復旧に最も時間がかかるため、プロパンガスを使えるように変換機の接続口を設置した。
E 防災備品の備蓄を行い、「地区防災センター」の学校にした。

弘前市・・「弘前築城400年祭について」・・

弘前城は「お城と桜とりんごのまち」であり、平成23年の今年築城400年の節目を迎えた。
(実施方針)
@ 弘前公園の整備改修、史跡・文化財の保存活用、文化活動の振興、中心市街地の活性化、都市計画、観光の振興など広範囲にわたるものとする。
A 市全域を会場とするほか、対象とする時代は、築城から現在までとする。
B 事業期間は、平成22年12月の東北新幹線青森駅開業との連続性を考慮して平成23年1月から12月までとする。
C 事業の企画・実施に当たっては、官民一体となった実行員会方式で、専門部会に公募委員を入れ、事業のアイディアを市民からも募集した

岩見沢市 ・・「あんしん住まいづくり助成金について」・・

(住宅の改修・解体をする市民に工事費の一部を助成する)
助成金額・・・工事にかかった費用の10%、限度額は30万円。(★上田市は現在工事にかかった費用の20%、限度額は10万円である。・・・住宅リホォーム制度)ただし、優遇世帯については、工事にかかった費用の15%、限度額は30万円。 耐震補強工事・アスベスト飛散防止工事については、工事にかかった費用の15%、限度額は75万円。なお、助成対象とする工事費用の0.4%が検査手数料として必要です。 ※優遇世帯とは、改修等(解体工事は除く)を行う住宅に65歳以上、障がい者、子ども(小学生以下)のいる世帯のこと。ただし、所有者以外で優遇世帯を構成する場合は1年以上同居。

9月の主な相談(80)

★夫が病気で仕事ができない。自分も73歳になり仕事がない。住宅の借金等が2,500万円もあり、税金も滞納しておりこれから生活ができない。
・・・福祉課に一緒に相談に行き、生活保護等について相談した。今後どうするか具体的に対応することに。

★中学2年の子供と父と暮らしている。毎日仕事を探しているが、ほとんどない。
・・・勤労者福祉センター内に県の出先の施設として、就職サポートセンターが出来たので、ハローワークと共に相談に行きながら職探しをするよう指導する。

★市営住宅に当たったが、知り合いもなく2人の保証人がいなくて困っている。何とか協力してもらいたい。
・・・家に来てもらい生活状況等の話を伺う。

知って得するコーナー(95)

「クーリング・オフ」制度
訪問販売等で契約してしまったが解約したい。
こんな時は無条件で契約の解除ができます。これをクーリング・オフと言います。払った代金も全額返金され、違約金等も請求されません。
・・お問い合わせや相談は、市の生活環境課まで・・

今月の予定
10月30日 長野山宣会「碑前祭」(穀田恵二衆議院議員)
31日 森林・林業・林産業活性化議員連盟研修会
11月2日 栄村「復興支援バスツアー」
4日 市議会「観光産業振興議員連盟」研修会
6日 上田・小県歯科医師会「休日歯科救急センター」竣工式典、国分自治会代議員研修旅行
8日 鎌倉市議会親善訪問団受け入れ・懇親会
9日 市議会「議会報告会実施研修会」
13日 神川地区「市民文化祭」
14日〜15日 市議会「会派代表者会」行政視察(小山市外)
16日 県議会議員と市議会会派代表者との懇談会▼市議会「議会報告会」(中央公民館・午後7時)
19日 市議会「議会報告会」▼・城南公民館・午前10時 〜▼・西部公民館・午後3時 〜
21日 上田医師会と市議会厚生委員会との懇談会
23日 神川自治会連合会正副自治会長会議

41回目の結婚記念日
9月18日は41回目の結婚記念日だった。いつも2人で夕食等に行くが、今回は、母親が用事で小学校3年生と5歳の孫の面倒を見ていたので、連れて行くことになった。孫の希望で夕方に回転すしを食べに行った。
子供連れの家族が多く瞬く間にテーブルが一杯になった。
この頃の回転すしの注文は、目の前の機械でやるのでよく操作がわからないが、孫はとてもよく知っている。自分の好きなものをどんどん注文する。
回転すしは、くるくる動いていて、食べても何か忙しくていまひとつ満腹感のないような状況であった。
私も「回転すし」のように、いつも忙しく飛び回っているが、孫と一緒の食事もたまにはいいものである。これからの孫の成長を楽しみに、夕食をした結婚記念日だった。