発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第214号 平成24年1月号

だれもが安心して医療や介護が受けられる社会を

今年こそ力を合わせ、真に政治を根底から変えて希望のもてる年にしましょう

「社会保障と税の一体改革」で高齢者を狙い撃ちに

☆70歳から74歳の患者負担を1割から2割に倍増する計画です。
☆外来受診のたびに100円程度の定額負担を新たに課す「受診時定額負担」の導入を来年度は断念しましたが、いまだ固執しています。実施されれば、病気の多い高齢者を直撃します。

国民健康保険税のアップで痛みを強要

☆とめどない国民健康保険税アップという「痛み」を感じさせて、医療費削減に追い込んでいく手法です。
☆現在市町村で運営している74歳以下の国民健康保険についても、財政運営を都道府県単位化して、市町村の独自の保険税軽減を廃止する方針です。 ・全国の市町村は総額で、年間約3,700億円の税金を国保に繰り入れて保険税アップを抑えています。これをやめれば、医療費の増加が保険税の上昇に直結します。重い保険税が嫌なら医療費を抑制するしかないという方向に追い込む狙いです。

入院することを縮めて病床数を削る方向

☆入院日数を減らし、医療費を削減することを計画しています。
☆政府は「団塊の世代」が75歳以上になる2025年に、病院のベッド数を今より7万床減らす「改革シナリオ」を掲げています。現状ベースで推移すれば高齢化等に伴ってベッド数を36万床増やす必要があるのに逆に減らすというのです。

2012年度予算要望書を市長へ提出

150項目の要望をしっかり受け止め検討していく・・・母袋市長

予算要望書の提出を行う=12月20日、市役所応接室 右から、高村京子県議、久保田由夫市議、金井忠一市議、渡辺正博市議、古市順子市議、戸谷重義共産党上小更埴地区委員長 昨年の12月20日、2012年度の予算要望書を母袋市長に提出しました。宮川政策企画局長、山本総務部長、井上財政部長も同席しました。金井市議団長の挨拶後、渡辺市議から要望書の概要の説明を行い、久保田市議からは交流・文化施設のアンケートの状況について、古市市議からは地元菅平高原の自然公園整備と、子ども医療費の無料化の段階的拡大についての説明がありました。高村県議からは平井寺トンネル、三才山トンネルの無料化についての現状等について説明がありました。 母袋市長は「150項目のボリュームある要望書であり、しっかり受け止め検討していく」と述べました。また、交流・文化施設については「皆さん方の慎重なご意見は分かる。100%大丈夫とは言い切れないと思っている。主体的に行政がかかわり、人づくり、街づくりを目指し魅力的な施設にしていきたい。市民に新たに立体的な広報していく」等話がありました。 重点要望33件、分野別要望117件、合計150項目
(重点要望項目)

12月の主な相談(83)

★障害者施設に通っているが、職場で事故があり手や足に怪我をして医者に通っている。施設で医療費を払ってもらいたいが取り合ってもらえない。どうすれがいいか。・・・きちんと時間をとって、責任者に話して医療費は払ってもらうように言うこと。併せて、今後事故の起きないような対策をとってもらうようきちんと話をする旨助言する。 ★家賃を一年以上滞納している。夫は外国に行っているが、仕送りもない。もっと安いアパートに引っ越したいが、滞納家賃が払えなくて引っ越しできず悩んでいる。・・・滞納家賃は、これから毎月分割で払うようにしていくことで大家さんに話して、理解をしてもらい引っ越すことに。 ★腎臓透析を2日おきに行っている。糖尿病で右足の指も切断した。会社も退職したが、1人暮らしで家賃も払えなくなり生活ができない。・・・障害者1級の認定を受けているので、障害者年金の受給資格があるので申請をする様

知って得するコーナー(97)

戦前からの農地等の解約について  戦前から借りている農地は、本来ならば農地解放時に小作人に解放されているべきものです。現在まで賃借が続いていて、解約するときには、地主と話して合意解約をすることが必要です。農業委員会への届け出も必要です。問合わせは農業委員会事務局

今月の予定

1月27日 上田市職員労働組合旗開き・新春パーティー
29日 丸山正明前市議会議長「叙勲記念祝賀会」
30日 神川地区福祉推進委員会学習会「講師」
31日 長野県議会「ふれあいミーティング」▼須坂市議会と上田市議会との議員研修交流会
2月1日 「信州上田医療センター」と市議会「地域医療再生特別委員会」との懇談会
2日 東信医療生協「第7次5カ年計画委員会」
4日 神川地区自治会連合会「定期総会」
7日 坂城町議会と上田市議会との議員研修交流会
8日 市議会「地域医療再生特別委員会」
14日 市議会「地域医療再生特別委員会」
15日・17日 上田地域広域連合2月議会定例会
16日 小規模多機能施設「国分の家」運営推進会議
17日 市議会「地域医療再生特別委員会」
25日・26日 人権・民主主義問題シンポジウム(津山市)
27日 市議会3月定例会召集

89歳になった母
新年なので、小諸市の施設にいる母が私の姉の所に帰ってきた。元旦の夜に長女と長男、孫を誘って9人で新年の挨拶に行って来た。皆で炬燵を囲んで、楽しい夕食をした。母は、施設で普段柔らかいものを食べているため、おせち料理の固い物はだめなので、里いもの煮付けや、柔らかい豚の角煮、卵焼きなどを食べていた。足が大変不自由になり、歩くのがゆっくりになった。耳もよく聞こえなくなってきている。89歳になるのだからしょうがないが、子どもや孫、ひ孫に囲まれての正月になり嬉しそうであった。一人だけ早く食べ終わり、一足先に寝ると言って孫に手を引っ張ってもらいベッドに行った。
これから何回丈夫で正月を迎えることができるのかと思いながら、ビールを飲んだ。年末からの疲れもあり、酔いがまわり1時間横になって帰ってきた。「忠ちゃん便り」は今後も月1回発行します。 今年も色々お世話になりますが宜しくお願い致します。