発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第216号 平成24年3月号

介護保険料の改定で月額平均5,010円に

・・・低所得者軽減対策を行うが月850円の値上げになる・・・

3月市議会は2月27日召集され、3月5日から7日まで、代表質問と・個人質問が行われ25人が質問しました。その質問概要をお知らせいたします。

第5期高齢者福祉総合計画について
上田市高齢者福祉センターの改築 シルバーワークプラザの整備と、統合ごみ処理施設建設について

上田クリーンセンター周辺を「環境・福祉の一体的ゾーン」に

高齢者福祉センター、シルバーワークプラザ、ごみ処理施設の一体的建設を

低所所得者へ配慮し2億8千万円の基金を取り崩し
この場所に「環境・福祉の一体ゾーン」を
右から、上田クリーンセンター、
シルバー人材センター、
高齢者福祉センター

金井議員 上田市第5期高齢者福祉総合計画の中で、介護保険料の改定がされたが、低所得者対策への軽減対策について、上田市としてはどのような独自の努力をされたのか伺う。

武井健康福祉部長 65歳以上の方に負担して頂く介護保険料については、基準月額を4,160円から850円引き上げ、5,010円になる。改定に当たり、所得段階と保険料率を9段階から14段階へと細分化し、より低所得者に配慮した体系に見直しを図った。また、上田市の介護保険基金積立額の約2億8,600万円等を充当し介護保険料の大幅上昇を抑制した。

広域連合と連携を図り責任を果たしていく

金井議員 上田市は、上田地域広域連合の中で85%のごみを出している自治体である。「統合ごみ処理施設」について展望の持てないような閉塞した状況の中で、いつまでも傍観していていいのか。上田市として独自に今後の方向性も考えて、やるべきことを具体的に行う必要がある。広域連合に対しても、もっと積極的に打開策を提言すべきである。今日の状況の中で、上田市の果たすべき役割についてどのように考えているのか。

鈴木市民生活部長 上田市の可燃ごみ排出量が85%ということを踏まえ、「統合ごみ処理施設」について、責任を果たすべきその大きさは大変に大きいと十分承知している。 広域連合でやっているという基本的なことがあるので、構成市町村の一員としてまずは連携して一体となり取り組む必要がある。 その方向性と違う方向性で上田市独自で動くということはしづらい状況であるということを理解してもらいたい。 資源循環型施設を早期に建設出来るよう努めていくことが上田市に課せられた、また、自分に課せられた重要な使命であると考えている。 自分の一存で、無責任な言動を持って調整をするという事は、はばかられることは一面事実である。組織全体の中で、自分として果たせる役割については精一杯努めてまいりたい。

高齢者福祉センター及びシルバーワークプラザの改築・整備は検討するが、ごみ処理施設候補地を決める事が先

金井議員 上田市健康福祉部では、第5期高齢者福祉総合計画の中で、高齢者福祉センター及びシルバーワークプラザの改築、整備に向けた事業化を図ることを重点目標に掲げ、平成24年から26年までの計画で事業化を図ろうとしている。 一方、隣接にはごみ処理施設の「上田クリーンセンター」がある。広域連合の現在の3候補地は具体化の実現性が非常に少ない中で、広域連合での一定程度の結論がでたならば、上田市として、上田クリーンセンターのある現在地を中心にして建て替えるよう、広域連合に積極的に働きかける必要があるのではないか。そのためにも、上田クリーンセンターのある、現在地の泉平地域等の自治会の皆さんとの日常的な懇談や、「統合ごみ処理施設建設」等の意向も日常的に十分にお聞きしながら、地域振興策も含めて話を進めていくことも大切であると思う。 健康福祉部と、市民生活部の両部に関わることであるので、上田市の部長会議等で十分に協議・連携して進めていくことが求められていると思う。 上田クリーンセンター付近を中心として、高齢者福祉センター及びシルバーワークプラザの改築、整備と、大きな問題になっている「統合ごみ処理施設建設」について、上田市の「環境・福祉の一体的ゾーン」として、検討していくことは、今後の上田市の発展にとって必要であると考え提案する。副市長はどのように考えているのか、今後の展望も含めて伺いたい。

石黒副市長 高齢者福祉センターは昭和56年10月に改築され、30年も超えているので、当然改築についても検討していかなくてはならないと考えている。今後ますます進展する高齢化社会にあって、シルバーワークプラザの整備の必要性は当然高いものと認識しているので、早急に整備の方針も検討していかなければと考えている。環境・福祉の一体的ゾーンづくりについては、「統合ごみ処理施設建設」について広域連合の方で、3カ所の候補地から1カ所に絞る作業を進めている。 施設の余熱利用を考えての地域振興策ということも含めて検討されているところであるので、まずはこの方向がどうなるのかということを、広域連合と連携を図り早期の建設地の決定を先にすることが先であると考えている。 提案の趣旨は検討させて戴く方向でいるが、そちらの方を先に答えを出していきたいので協力を願いたい。



母と「おやき
小諸の施設にいる母の所に行って来た。
母の好物の「おやき」と温かいお茶を買って持って行った。
美味しいと言って喜んで食べていた。
「忠ちゃん便り」と正月に撮った写真も持って行った。
有り難うというが、少し経つとこれは何だという・・・。
すぐ忘れることや、なかなか思うように会話ができないことがつらい。
89歳にもなればしょうがないと思うが、少し寂しい気もする。
施設の職員の皆さんには大変よく看てもらっており、感謝で一杯です。
1時間ぐらいで帰ってきたが、部屋の前まで出て来て見送ってくれた。
いつまでも元気でと願いつつ施設を後にした・・・。

誕生日でケーキを食べる我が家の孫達=2月12日
誕生日でケーキを食べる我が家の孫達(2月12日)
知って得するコーナー(99)

働いていても収入が生活保護基準以下であれば生活保護は受けられる 「働いていると生活保護は受けらないと」思っている人がいますがそんなことはありません。生活保護は、厚生労働大臣が決めた基準額を、住んでいる地域や家族構成に応じて計算しますので、各世帯によって違います。計算した保護基準以下の世帯であれば、その差額が保護費として支給されます。お問い合わせは福祉課まで

今月の予定
3月28日 ▼市議会「会派代表者会」
29日 ▼国分自治会代議員会
4月1日 ▼国分自治会マレットゴルフ大会(ハープ橋)
2日 ▼西丘保育園入園式
3日 ▼国分保育入園式
4日 ▼神川小学校入学式
▼第一中学校入学式
6日 ▼上田市消防団「第10分団消防委員会幹事会」
8日 ▼常田堰清掃
▼三峰神社祭
▼国分寺「大般若法要」
15日 ▼国分八日会「マレットゴルフ・花見」
▼蚕影祭
▼上田市消防団「第10分団定期総会」
19日 ▼小規模多機能施設・国分の家「運営推進会議」
▼東信医療生協「第7次5ヶ年計画委員会」
20日 ▼陽だまりネット「相談会」
22日 ▼日本共産党「演説会」(勤労者福祉センター)
23日・24日 ▼上田市議会「臨時議会」