発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一　第222号　平成24年9月号

ドイツ・デンマーク視察報告（第４回）

「デンマーク農業」の現状は

デンマーク農業理事会（アクセルボー）視察

世代交代がうまくゆかない面も

　デンマークの農業、食料加工業、養豚・酪農関係者、メディア、農業アドバイスセンターで組織運営している産業協議会である。農業は、デンマークの重点産業であり食料自給率は３００％。専業農家数は４万人。国の人口５５０万人からすると比重は小さい。農業関係の輸出は１２％、農業機械等も含めると２０％。若い人は都会で働きたいので、労働力を確保できずＥＵの人々を雇っている。世代交代がうまく進んでいない現状もある。

デンマーク農業理事会で農業の現状の説明を受ける アドバイザーのイエンス・リングさん。=５月１４日

資源循環型施設（統合ごみ処理施設）建設の現状は

９月市議会開催される（９月３日〜１０月１日）

清浄園跡地への建設は提案であり２候補地断念ではない

資源循環型施設建設の予定地として提案されている「清浄園」

金井議員　現在稼働中の広域連合のし尿処理施設「清浄園」を廃止して、資源循環型施設建設をするという提案が、上田地域広域連合から６月７日に行われた。この「新たな提案」により、今まで広域連合が多くの時間をかけて進めてきた、８ケ所の候補地の絞り込みについて、残った市内２ケ所の候補地選定は断念したものと上田市は理解しているか。
鈴木市民生活部長　隣接する既存の施設を環境に配慮しながらイメージアップを目指した施設づくりや、周辺土地利用も含めた多面的な検討が必要であることを、説明懇談会を通して強く認識し、検討した結果この新たな提案に至った。現清浄園の今後のあり方を考える中で、１つの提案として示したものと理解しているので、応募いただいた候補地を断念したものではないと考えている。

「庁内プロジェクトチーム」の本部長に石黒副市長

金井議員　上田地域広域連合から、２ケ所の応募地が所在する上田市への協力要請に対し、上田市の「庁内プロジェクトチーム」の推進組織体制についての内容は。
鈴木市民生活部長　プロジェクトリーダーに副市長、副リーダーに政策企画局長・総部部長・市民生活部長を、さらに上下水道局長・都市建設部長・建築参事・農林部長の２局長と５部長、関係課は、政策企画課・人材開発課・行政管理課・廃棄物対策課・生活環境課・下水道課・建築課・都市計画課・土木課・農政課・土地改良課の合計１１課で庁内推進体制を組織した。
建設までには地元同意を頂いてから６年間かかる
金井議員　資源循環型施設建設に向けて、今後どのような手順で事業が進められていくのか。また、地元同意が得られたとして、その後、竣工するまでにどのくらいの年数がかかるのか。
鈴木市民生活部長　まずは地域の皆さんに賛成、反対も含めて今回の提案を御理解いただくための話し合いの場を設けていただけるよう、広域連合と連携して取り組んでいくことが最優先であると考えている。上田地域広域連合の「ごみ処理広域化計画」によると、環境影響評価や各種申請手続きを経て、おおむね６年ほどの期間を見込むとしている。

母を囲んで兄弟会を行う
私は姉と弟の３人兄弟である。初めて、兄弟会を行った。
最後の親孝行のつもりで、母も連れて小さな温泉旅館に泊まった。
施設に入居している母は９０歳になる。
歩くのが非常に大変になり、外に出かける事もだんだん少なくなってきている。
ゆっくり温泉に入り、近況や昔の事を話しながら夕食を食べた。
３２歳で夫を亡くした母は、農業をしながら男まさりに働き、私たち３人の兄弟を育ててくれた。　
小さい時に厳しく躾けられた事が、孫がいるようになって今ためになっている。
有難いことである。いつまでも、いつまでも丈夫にと願い温泉を後にした。

９０歳になる母を囲んでの兄弟会=９月８日、別所温泉で

金井忠一後援会「日帰りバス旅行」のご案内

・ 日　時　１０月６日（土）午前６時間〜
・ 場　所　久能山・東照宮、焼津、身延山
・ 会　費　　８，０００円
工程　信濃国分寺史跡公園駐車場（午前６時出発）
岡谷ＩＣ〜朝霧高原〜日本平、久能山・東照宮（参拝）〜焼津（マグロづくしの昼食）〜身延山（参拝）
〜岡谷ＩＣ〜史跡公園駐車場（午後７時３０分頃）
　
今年の後援会事業として、日帰りバス旅行を計画しました。大勢の皆さんのご参加をお願い致します。
金井忠一後援会長　中川孝一