発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第224号 平成24年11月号

資源循環型施設(統合ごみ処理施設)建設はどうなるのか

上田クリーンセンター付近に余熱利用の「高齢者福祉センター」「シルバー人材センター」と共に建設が理想

「新しい提案」とはなんだ?

上田地域広域連合では、今までに応募した8か所の中から3か所に絞り、3月までに決定するということでありました。
ところが6月7日になり、正副連合長会議が開かれ、突然「新たな提案」がされました。その内容は「清浄園の廃止と、廃止した場合の土地利用として、資源循環型施設建設候補地として、新たに地域の皆様に考えて頂けないかと提案するものです。」というものであります。今まで長時間かけて、広域連合として1カ所に絞りこむために行ってきたことは何だったのか。

上田市に対しての広域連合からの要請は

「2か所の応募地が所在する上田市に対しまして、広域連合から協力を要請し、取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。」ということであります。

候補地の「清浄園」付近に立っている「のぼり旗」
上田市では「庁内プロジェクトチーム」を組織

上田市は「6月7日に広域連合から上田市に対して、資源循環型施設に係る調整についての協力支援要請があり、これを受け、直ちに庁内プロジェクトチームを組織しました。」ということであります。 「プロジェクトチーム」のリーダーに副市長、そして、政策企画局長、上下水道局長の2局長と総務部長、市民生活部長、都市建設部長、建築参事、農林部長の5部長、関係課は11課で庁内推進体制を組織し、広域連合の提案内容の実現に向けて広域連合と連携して取り組むことにしているということです。

母袋市長の顔が全く見えない・市長のやる気が決定的

庁内プロジェクトチームには市長は入っていません・・・。 最初から抜けています。広域連合長である上田市長が、母袋上田市長に対して協力要請したのであれば、市長自らがチームリーダーになって先頭でやるのは当たり前です。それは今までの経過からして、市長がなすべき当然の責任であると思います。 今までに、資源循環型施設建設が2回も断念したのは、広域連合長である母袋市長が、先頭になってやる気を持ってやらなかったからであります。全国の自治体では、色々な反対があっても首長自らが何十回も現地に行って、住民の皆さんと真剣に協議をしながら、住民合意を得て建設をしているのであります。 上田市でもそのようにやらなければうまくは行きません。しかし、今度もまた母袋市長は先頭には立たないという姿勢です。

第2回上田市議会「議会報告会」開催される

多くの切実な市民要望や意見が出されました

上田市議会主催の第2回目の「議会報告会」が行なわれました。全議員が3つの班を作り市内9カ所で行いました。多くの意見が出ましたので、市民の皆さんの声の概要を紹介します。

10月23日、西部公民館 参加者46人

10月24日、真田町公民館 参加者41人

大勢の参加者があった=10月23日、西部公民館

10月27日、中央公民館 参加者33人

積極的な発言が多く出されました

議員が直接地域に出て行って、議会の状況を報告しながら、市民の皆さんと意見交換を行うことは意義があるものです。
昨年の1回目より、議会からの報告も資料もコンパクトにまとめながら委員会ごとの報告をしました。多くの皆さんから出された意見要望の中で、上田市への要望については取りまとめて市長に提出していきます。議会への提案・要望については、各委員会等で協議し、今後の議会活動に反映してまいります。



母の入院
施設に入所していた母が、ベッドから落ちて大腿骨を骨折し佐久病院に入院して手術をした。
経過は順調であるが、何せ90歳にもなるので、歩けるようになるかが心配である。
今までも、車いすを押して歩くのがやっとであった。
お見舞いに行ったら、車いすに乗せられ落ちないように固定され、キョトンとしていた。
入れ歯を抜いているので、顔が変わっている。
耳が遠いので話しても分からないので、10分ぐらいで帰ってきた。
帰りがけにまた来るからと言ったら、手を挙げて「バイバイ」をしてくれた。だんだん子供に戻っていくのだと思った。
何とか、自分の事は少しでも出来るようにまで回復してくれればいいがと願いながら佐久病院を後にした。

10月の主な相談(89)

★子どもが難病で入院している。自分も病気がちで十分に働けない。今後どのようにしていったらいいか。・・・現在の自宅は売却し、借家住まいをしながら、今後の生活について検討するため、住宅について不動屋さんに見積もり依頼をしながら対応することにした。
★高齢になったがもう少し仕事をしたい。良いところがないか。・・・「シルバー人材センター」に登録し、今までの自分の仕事を少しでも生かせるようにすることに。
★現在一人で暮らしている。年も取ってきて、話し相手もない。施設等にお願いして今後の生活が充実できるようにしたい。・・・福祉課と相談し、担当者が直接相談をして、希望が受け入れられるよう対応することに。

知って得するコーナー(107)

「休日歯科救急センター」の利用を
上田小県地域では、日曜日・祭日・お盆(8月14日〜16日)・年末年始(12月29日〜1月3日)、午前9時〜午後3時まで、「休日歯科救急センター」を昨年から開設しております。場所は、上田小県歯科医師会管内(市図書館東側)です。お気軽にご利用を。
問い合わせ 24-8020

今月の予定
11月26日 12月市議会招集 神川地区の保育園を考える検討委員会
30日 国分自治会代議員会
12月2日 国分自治会役員・隣組長「合同慰労会」
3日〜5日 市議会一般質問
9日 国分神社「大祓い」
10日 市議会「厚生委員会」
15日 上小東御生活と健康を守る会「もちつき大会」 国分自治会「臨時総会」
17日 12月市議会最終日