金井忠一議員3月市議会一般質問(概要)
資源循環型施設(統合ごみ処理施設)建設は地元の納得をしていただいて実施
納得いただいた時点が地元合意なされたものと認識
金井議員 資源循環型施設建設は、地元合意が前提の事業とされているが、どのような状況をもって、地元合意がなされたと認識するのか。また、地元自治会や地権者等の十分な合意がなくても、資源循環型施設建設等について、広域連合は見切り発車して実施する意向か伺いたい。
石黒副市長 更なる説明会や先進地視察を通じて、該当地域住民の皆さんに十分ご理解をいただくと共に、地域振興策等についても意見交換を重ね、御納得いただいた時点で、地元合意がなされたものと認識いたしております。また、施設建設については御納得していただいた上で、実施してまいりたいと考えております。
今年は一般家庭の「生ごみ」を使った実証実験を行う
金井議員 ごみの減量対策の中で「生ごみ堆肥化」施設建設の進捗状況についてはどうなっているのか伺いたい。
鈴木市民生活部長 今年度は、平成23年度に着手した上田地域の自校給食校に、真田地域の小・中学校4校を新たに加え、計6校の学校給食のくずを使った堆肥化事業に取り組んできました。現在、完成した堆肥の肥料成分の分析及び検証、並びにビニールハウスでの「ほうれん草」栽培の実証実験を行っています。平成25年度の取り組みは、JAと協議し、受入施設の条件整備も行う中で、一般家庭の生ごみを使った堆肥化の実証実験を行ってまいりたい。その結果を踏まえて、次のステージに向け、着実に進めてまいりたいと考えています。
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我が家の生ごみ処理機「はらぺこくん」=3月7日、自宅軒下 |
生ごみ堆肥化機器の補助の増額は前向きに検討する
金井議員 ごみの減量をしていただく方法として、ごみの中の4割を占めている生ごみについて自家処理していただくことが必要であると考えている。そのために、現行の限度額3万円の補助金は少ない。生ごみ処理機は、購入費の半分ぐらいは補助を出して、市民の皆さんに協力をしてもらうべきではないかと考えるがどうか伺いたい。
鈴木市民生活部長 「ごみ減量化機器等の利用実態調査」でも、ごみ減量化機器または機材を購入した理由の中で、市の補助制度があったことを挙げた回答も多くあったことや、補助制度利用者の80%以上が機器の更新の際、再び補助制度を利用して
機器を購入したいとの回答をいただき、機器などの普及に補助制度が有効な手段となっていることがわかりました。補助制度の見直しについては、生ごみの排出削減には有効な手段のひとつであると考えられるので、生ごみ堆肥化施策全体の検証を含む、費用対効果を十分検証したうえで、前向きに検討してまいります。
上田市産婦人科病院と信州上田医療センターの連携進む
金井議員 上田市産婦人科病院は開院して1年を迎えようとしているが、現状はどのようになっているのか。また、隣接にある信州上田医療センターの小児科等との連携はどのように行われているのか伺いたい。
清水健康福祉部長 この1月までの診療状況は、分娩数が363件となっており、平成23年度同月実績とほぼ同数となっております。外来診療については、10,536人で140人程度、平成23年度同月実績を上回っている状況であります。
信州上田医療センターの小児科との連携の具体的内容については、定期的回診・帝王切開時の立ち会い・緊急時の診察・処置・搬送が挙げられます。その中でも、回診は週2回定期的に来ていただいており、出生した363人のすべての新生児が小児科診察を受け、安心な医療体制が確立されております。
また、帝王切開は開院後1月までに20件実施しておりますが、すべて小児科医師立ち会いのもとに行われており、その他、緊急診察が必要な場合は、当院の緊急要請に対しましても24時間体制で迅速な対応をしていただいております。
今後の連携の方向性としましては、周産期医療に関係する各科との連携や教育連携を進めながら、当院と、信州上田医療センターが共に役割を果たしながら、地域の周産期医療の一翼を担ってまいりたいと考えております。
特別養護老人ホームに入所の母と団子
実家の近くに用事があったので、妻に団子を作ってもらい父のお墓に線香をあげてきた。
それから母が入所している小諸市にある特別養護老人ホームに行って来た。
昼過ぎであり6人部屋の皆が寝ていた。
「ただかず」だ。わかるかというと、目を開けてうなずいた。
そして「よく来たな」という。
2個持って行った団子を見せて食べるかと言うとうなずいた。
ベッドに寝ているので、のどに詰まらないように、手で小さくちぎって6、7回に分けて口に入れてやった。
食べ終わると口を開くのでまた入れてやった。昔の味を思いだしたようだった。
施設では団子などはでないので持って行って良かった。
残りの一つはラップに包み枕元に置いてきた。
小さい頃病気になって寝ている時、母にやってもらったことを思い出した。
少しだけ恩返しができたのか、5分ぐらいの短い時間だった。
帰るとき「ありがとう」、「ありがとう」と小さい声で何回も言っていた。
少し親孝行できて嬉しかったが、何か寂しさも残った。
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春見つけた。畑の隅で咲いていた福寿草=3月2日 |
2月の主な相談(93)
★派遣で働いていたが、仕事が無くなり今後どうしたらいいか困ってしまった。・・・第1に、毎日のようにハローワークに行き、仕事を探す事に力を入れる。それでも仕事が見つからず手持ち金が無くなってきたら、当面の生活については今後福祉課で相談することにする。
★高価な本を購入させられ困っている。今後どうしたらいいか。・・・今後は買わないことを相手にきちんと通告することが必要であり、契約等の状況を調べてから今後対応することにする。
★専門学校に入学をすることになったので保証人になってもらいたい。・・・頑張って一生懸命に勉強をするよう期待をしながら保証人になる。
知って得するコーナー(110)
後期高齢者の保険証発行について
75歳になると、今までの国民健康保険や社会保険から後期高齢者保険になります。保険料は年金から天引きです。年金が一年間で18万円以下の人は自分で納める事になっています。どうしても保険料を払えない人は分割で払えば保険証はもらえます。