発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第229号 平成25年4月号

国の2013年予算は国民生活や地方は切り捨てに

・・・福祉や暮らしの予算が削られ軍事費が増える・・・

こんな無駄遣いが

「軍事費」の総額は4兆7,538億円(0.85%増)です。

なんと、今年軍事費は400億円も増額されるのです。
 上田市の平成25年度予算は、一般会計で727億円です。
 護衛艦1隻が701億円ですから、上田市の1年間の予算とほぼ同じ金額です。
戦闘機や護衛艦、潜水艦で私達の生活の何を守ろうとしているのでしょうか。日本の進むべき方向は、平和の世界と国造りのために頑張る事ではないだろうか。

「アベノミクス」に隠された二本の矢がある

「アベノミクス」の3本の矢は、@大胆な金融緩和、A機動的な財政運営、B投資を促進する成長戦略です。しかし、そのほかに、あと2本の隠された矢があります。
一つは、年金、生活保護をはじめとする社会保障の大改悪であります。もう一つは、来年4月に予定されている消費税増税であります。この二つが強行されれば、今の一時的な景気浮揚も吹きとばす打撃を暮らしと経済に与えることになります。

生活保護費まで削られる 

 上田市の平成25年度の予算では、生活保護費は1年間で約12億円です。国から来るお金が4分の3です。4分の1が上田市の税金で負担をします。上田市の税金負担は約3億円です。
 一部の心ない人のために、生活保護に対するバッシングがテレビや新聞で大げさに行われ、厚労省の指導も厳しくなってきています。上田市でも、福祉課の窓口で、苦しい厳しい現状を話しながら涙を流す人がいます。
上田市では602世帯の生活保護の皆さんがおいででありますが、高齢や病気、収入がない人で自立して生きていけない状況の人が生活保護を受けています。また、毎月市職員の厳しい指導を受けています。私が日常の生活相談の中で対応している皆さんは、非正規や派遣労働で会社を首になり、手持ち金も無くなり、やむを得ず生活保護を受けた皆さんが多くいます。働いて自立して生きていきたいので、生活保護には二度となりたくないという人が多いのです。しかし、ハローワークに行っても、正規で働くような仕事はわずかで、1人の求人に20人も応募するような状況です。この春、大学、高校を卒業した若者でさえ、きちんとした仕事がなく困っています。上田地域は製造業が多いため、2月の有効求人倍率は0.78倍です。
働きたくても、きちんとした仕事がない現実があるのです。

「統合ごみ処理施設」の建設はどうなる?

・・・住民の質問に対して丁寧な説明と市長のリーダーシップが必要・・・

3月議会のごみ問題に対する金井忠一議員質問の一部
現在の「上田クリーンセンター」=4月5日

この間の説明会の中では、ごみ処理施設の安全・安心という点が大きな課題にもなってきています。ついては、焼却施設の安全性ということについて、まず私の見解を述べさせてもらいます。
 今までの日本は高度経済成長の中で、何でも焼却をしてしまうということがいとも平然と行われてきました。
ごみが目の前からなくなればいい、という姿勢でありました。自然環境を守るという姿勢が欠落していました。
諸外国では、自然を守るという視点があり、ごみを作らない、出さない、そして製造者責任が明確にされてきました。日本はごみを出せばそれで終わりという中で、焼却主義が横行してきたのであります。
 しかしその結果として、焼却技術だけは世界のトップクラスになってきている現実もあります。
 実際に、私が職員として5年間、上田クリーンセンターで働いて経験したことから思うことは、現在の焼却施設でも地元に住んでおられる皆さんから、安全・安心という点からのお叱りを受けたことはありませんでした。
有難いことに地元の皆さんのご理解の中で、適切に運営がされてきました。
また、幸いにも、現場で働く職員として、議員として日本の中でも数十の先進的な焼却施設を見る機会に恵まれました。環境問題の先進国である、ドイツやスゥエーデンなどにも何回か視察して、施設も見ることがきました。
 ごみの焼却技術という点からすれば、日本の技術は世界で群を抜いていると思いました。
 この2月に会派で視察した、東京の「世田谷美術館」の隣には「世田谷クリーンセンター」があり、美術館の冷暖房は隣接のクリーンセンターの電気や熱を利用しておりました。 いまや、全国的にも、ごみ施設は迷惑施設という概念をはるかに超えて、地域の中でエネルギーを作るという、なくてはならない施設になりつつあります。
 しかし、一方、ただ安全であるということを言っているだけでは、住民の理解は得ることができません。
市民の皆さんの目線で丁寧に、情熱を込めて、心から何回も説明や相談会を行う機会をお願いし、正確に理解をしていただくことが重要であると思います。
 これから先進地施設ということで、ごみ焼却施設の視察も何回も計画されるようであります。
この際、反対、賛成ということには関係なく、多くの市民の皆さんが、ぜひこの機会に他の地域にある、現在の上田クリーンセンターを超えた、先進的な技術による焼却施設もつぶさに見ていただきまして、今後のごみ問題について判断する一つにしていただければよいかと思っています。
・・どうすればごみ焼却施設を新たに建設できるか・・
 ごみ焼却施設の耐用年数は一般的には25年ぐらいといわれております。上田クリーンセンターはすでに25年を経過しております。焼却施設は市民が生活していく上ではどうしても必要な施設であります。そのためには行政のごみ政策を明確にすることが必要であります。上田地域はごみの施設建設は広域連合で行うことになっています。広域連合から、ごみ量の85%を出している上田市に候補地をお願いしたいと提案されました。これからは、上田市がどうするのかが問われています。

  1. ごみの減量を徹底して行うために、減量目標を明確にして市民の皆さんの協力をいただいて取り組むことです。
  2. とりわけ、ごみの中で4割を占める生ごみの減量対策をきちんと進める事です。それにより施設の規模が決まってきます。
  3. 建設場所は、市民の誰もがいつも見ていることが出来る場所を選定する事が重要であります。
  4. 候補地となる近燐の住民の皆さんとは、地域の振興策も含めて何回も話し合いご理解をしていただくことが大事です。
  5. 市長の強力なリーダーシップが決定的です。自ら住民の中に入って、話をお聞きして理解を求める意気込みと、事態を打開していくという、強い突破力が必要であります。
  6. 市議会も行政任せにせず、住民の中に入り直接意見等お聞きして、的確に行政に「提言」していくことが必要であります。



サッカーと孫の成長
私には、保育園の年長から中学3年生まで6人の孫がいます。
しかも全部男です。
サッカーに明け暮れる2人の中学生、
サッカークラブに入って飛び回る2人の小学生。
東京にいる孫は塾に通っているという。
それぞれが元気でいる事が何よりも嬉しい。
家にいる孫は、冬場は家の中でサッカーをやっていて、
唐紙も障子も穴だらけでボロボロになってしまった。
とうとう祖母の遺影まで壊してしまった。
暖かくなり庭でやるようになったが、これからどうなることか。
家の1軒ぐらい壊さないと、夢のJリーガーにはなれないだろうか。
とにかくよく食べ、よく飛び回り、ちょっとだけ勉強をして寝ている。
元気が何よりだと思って孫の成長を見守っている。

参道が整備された「信濃国分寺」=4月5日
3月の主な相談(94)
★新しい会社に勤める事になった。保証人が必要ということであるのでお願いしたい。・・・本人ともお会いして、直接話をして保証人になることに。
★一人で暮らしているが話し相手もいない。デイサービスのようなところに行って交流もしながら生活したいが何とかならないか。・・・市の福祉課と高齢者介護課に相談し、本人とも話してデイサービスに通えることになる。
★医療施設で事業の拡大をしたいが、補助金申請等事業推進するために経験のある人材を探しているが協力を。・・・役所の経験もある事業推進の適任者をお願いすることに。
知って得するコーナー(11)

母子家庭の就職援助について
母子家庭で、助産師や看護師等になるために勉強して技術を身につける人には、就業援助制度がありますので利用してください。月10万円ほどの援助金が卒業するまで出ます。連絡は子育て子育ち支援課・TEL23−5106

今月の予定
4月28日 信濃国分寺・御開帳「初日法要」、生健会総会
29日 憲法9条を守る県民集会(長野県民文化会館)
5月 1日 第84回上小地区メーデー(上田城址公園)
3日 信濃国分寺・御開帳「中日大法要」
8日〜10日 市議会・共産党会派行政視察(大田、浜田、益田市)
11日 社会福祉法人「敬老園」40周年記念式典
20日〜22日 市議会・「厚生委員会」行政視察
26日 女性のつどい(穀田恵二衆議院議員)