安倍政権は、デフレ脱却に向けて経済政策の柱となる「三本の矢」を掲げています。
日銀が国債などの金融資産を買い取る形で、金融機関の手持ち資金を増やすことです。しかし、そのお金が国民の手元に向かうのでなく、大量のお金が銀行に余っています。何よりも国民の所得と消費が増える事により、世の中に出回るお金も増大し、景気も回復の方向に向かいます。
しかし、不況の中で、政府は年金給付の削減など社会保障改悪を進めようとしており、国民の所得が増える展望はまったくありません。
「大型公共事業」の推進が中心です。補正予算と本予算を合わせると約10兆円です。一部のゼネコンが潤うだけです。 不況の原因は、消費者がモノやサービスを買えなくいなっていることです。この10年間で労働者の給料が良かったのは1997年で、世帯当たりの平均年収は約467万円でした。その後は労働者の所得が減り、現在、405万円前後まで落ち込みました。月収で5万円も失われてしまいました。
「国際競争力の強化」で、大企業の海外進出を後押しすることです。実際、トヨタ自動車などの輸出大企業は、海外生産を拡大させる一方、国内生産を減らそうとしています。 国内の不況を放置して、大企業の海外進出だけ促進すれば、国内の生産や雇用はさらに空洞化してしまいます。今日の「円安・株高」は、国民の暮らしには恩恵がありません。むしろ、円安は、原油などの輸入品価格の上昇を招き、生活に打撃を与えます。「株高」は、一部の投機筋の利益になるだけで一般国民には恩恵はありません。 安倍政権は、バブル的性格の「回復」の中で、来年4月から消費税を8%に引き上げようとしています。今後、国民の生活はどうなるのだろうか・・・。
今まで、私の議員活動を陰で支えてくれている妻は、一度も外国に行ったことがありませんでした。そこで、今回思い切って一緒に海外旅行をしましたので、その報告をいたします。
カンボジアは人口1,480万人で、仏教が国教で立憲君主制の国であります。熱帯モンスーン型気候で、5月から10月が雨期で11月から4月が乾期です。
雨期を前に行きましたが、気温が30度以上ありました。
汗を流し、何回も水(日本から持参)を飲みながら、広いアンコールワットの世界遺産の見学をしました。
9〜15世紀のアンコール朝の都城の遺跡です。その中心部にあるバイヨンは、同朝の最盛期を築いたジャヤバルマン7世の時代(12世紀末から13世紀初頭)に建造されたものです。
回廊の壁面には、庶民の生活の様子を彫った浮き彫りが一面にあり、その細かさは見事であり、どれを見ても数世紀前の当時の生活の様子がしのばれました。
水に映る遺跡が素晴らしいアンコールトムの全景¬=4月9日 |
アンコール朝の繁栄を象徴するアンコールワットは、12世紀前半に造営されたヒンドゥー教の寺院であります(その後、仏教寺院としても使用)。 南北1,300メートル、東西1,500メートルに達する大寺院で、クメール芸術の代表的な建造物であります。回廊には仏像が置かれており、今なお多くの人々がお祈りをしている聖地でありました。観光客は中国、韓国、ベトナム、ヨーロッパ、日本が多く、地元ガイドの皆さんがそれぞれ同行して説明をしておりました。
歴史のある荘厳な建物・アンコールワットの正面=4月9日 |
宿泊したシェムリアップの南、約10キロにあるのが、東南アジア最大の湖「トレンサップ糊」です。メコン川等が注ぎ込み、水色は黄土色をしています。ベトナム戦争時代にのがれてきた難民の60%以上が住んでいるということであります。
湖の上で暮らす「水上家屋」が一杯あります。「竹」を組み合わせて、その上に「まるた」と「板」で小屋を作り住んでいます。観光客用のレストランや学校もあります。小さな船に乗って物を売りに来る人々(小さな子ども達も)が大勢いました。
カンボジアは、いまだ内戦の影響が色濃く残っており、日本の戦後の生活状況のようでありました。住民はヤシの葉の屋根で高床式の小屋に住んでおり、昼間は暑いためハンモックなどで寝ていました。子ども達は裸足で遊び、私が小学校に上がるまでの日本の農村の生活状況と似ており、悲しい思いがしてきました。私達観光客が泊まる大きなホテルは、小さな地域にまとまって約100軒も建っており、観光産業で外貨を稼ため、ホテルの夜のネオンも東京並みでありました。
しかし、ホテルから車で15分も走ると街灯も無い真っ暗な地域になります。あまりにも現地の住民の生活レベルとはかけ離れており、大きな違和感を覚えました。発展途上国の厳しい現実を目の当たりにして、考えさせられた旅行となりました。
水上生活をしている家々=4月11日、「トンレサップ糊」 |
妻と二人で初めての海外旅行
4月8日〜12日まで、妻と2人でカンボジア旅行に行って来た。
妻にとっては初めての海外旅行である。
平成7年、私が市議会議員にお世話になってから早いもので19年目になる。
この間、大事な議員活動を陰になって支えてくれた妻に対して、お礼の意味も込めての旅行だった。
同じホテルに3泊して、世界遺産のアンコールワット遺跡を中心に観光をしてきた。
内戦の中から、新生カンボジア目指す国民は、長い苦しい生活を余儀なくされながらも、
明るくたくましく生き抜いている姿があった。
私達のガイドを、3日間も親切にしていただいた地元のキムアンさん(女性)の笑顔がとても美しかった。
いつかまた再会できることを夢見て、シェムリアップ空港を後にした。(感謝)
信濃国分寺12年ぶりの御開帳=5月3日 |
5月26日 | 消防第10分団ポンプ操法大会 |
6月1日 | 日本共産党大演説会(松本城公園) |
3日 | 6月市議会招集 |
7日 | 信濃国分寺駅利用促進協議会総会 |
9日 | 神川地区ソフトボール大会 |
10日〜12日 | 市議会一般質問 |
17日 | 市議会「厚生委員会」 |
20日 | 小規模多機能施設「国分の家」運営推進会議 |
21日 | 陽だまり相談会(午前11時から、ハローワーク前) |
22日 | 東信医療生協第29回通常総会 室賀小学校同級会 |
23日 | 上田東高等学校「関東同窓会総会」 |
24日 | 市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決 |