発行:日本共産党上田市議会議員 金井忠一 第237号 平成25年12月号

市民の夢を託せる上田市政にしたい

・・・11月25日〜12月16日まで12月市議会行われる・・・

現在の市政の重要課題について質問


金井忠一議員は12月4日に一般質問を行いました。その質問概要をお知らせいたします。

  1. 「上小医療圏地域医療再生計画」について
    • 来年4月以降、事業終了後の継続事業とその対応について。
    • 長野県、信州大学医学部附属病院、信州上田医療センター、上田地域広域連合、各市町村長との間で医師の確保について合意されている内容と、関係機関との協議について。
    • 今後、上田地域の中で上田市の果たす役割について。
      上田地域の皆さんの願いに応え、医師数も増え二次救急医療機関として充実してきた
      「信州上田医療センター」=12月6日
  2. 資源循環型施設(統合ごみ処理施設)建設について
    • 隣接自治会や各種団体等の話し合いなどの進捗状況について。
    • 今後の進め方について。
    • 新設された資源循環型施設建設関連事業課と既存のプロジェクトチームについて。
  3. ごみの減量化対策について
    • ごみの減量化対策の検討状況について
    • ごみ減量化機器への補助金の増額について
  4. 交流文化芸術センターと市立美術館について
    • 来年10月2日開館後の自主事業用の計画等について。
    • 新しい館長はいつ採用される予定か。
    • 市立美術館の陣容と、どのような美術館を目指していくのか。
  5. 職員の仕事に対する意欲について
    • 現在職員が意欲に燃えて、自主性を持って積極的に仕事をしていると考えているか。
    • 職員が元気ないように見える。職員の力が十分に発揮できていないように見える。上田市の活性化の観点からどのように考えているのか。

地域医療の充実のため必要な事業は継続していく

・・「医療再生計画」が終了する来年4月以降(実施期間は5年間)・・

「地域医療再生計画」で引き続き継続する事業は


金井議員 事業終了後の来年4月以降、どのような事業が引き続き継続して残され、その対応はどのように行われるのか。
清水健康福祉部長 「救急医療体制の整備」と「医師の安定的な確保」に係る事業を継続して実施する事が必要。
◎初期救急医療・・夜間に診療を行う内科初期救急センターの運営。初期救急センターでは対応できない、深夜の時間帯や外科等の診療を対応する輪番病院への初期患者受け入れに対する財政支援。
◎二次救急医療体制の整備・・輪番制病院等への救急搬送収容実績に応じた財政支援。信州上田医療センターを論番病院の後方支援病院として位置づけ、輪番病院が受け入れ出来ない救急搬送患者の受け入れ態勢を365日確保する財政支援。
◎医師確保・・信州大学医学部等に対して信州上田医療センターが研究費を助成し、信大等から指導的立場にある医師、若手の医師等の派遣を受け、安定的な医師確保を図る事業への財政支援。実施期間は、平成26年から30年の5年間。

資源循環型施設建設の話し合いは進んでいない


金井議員 隣接地域の自治会や団体等の話し合いは、どのように進んでいるのか。
峰村生活環境部長 資源循環型施設建設対策連絡会は、地元4自治会の各戸に回答書の写しを配布し、意見集約を行い、この結果を踏まえて10月、11月に今後の対応を検討する調整会議を開催した。しかし対策連絡会からは、各団体がそれぞれの意見を持っており、ひとつの方向に意見集約を行っていくことは非常に難しいのではないかとの意見も頂いている。

次期館長は平成27年度から就任頂くよう確約


金井議員 新しく着任する予定の館長はいつ採用されるのか。
宮川交流文化芸術センター館長 館長にお願いしてきた津村卓(たかし)氏は、現在、北九州芸術劇場の館長として、オリジナル作品のプロデュース、地域の文化リーダーの育成、小中学校での表現教育プログラムなど多彩な鑑賞事業や総合的なプログラムを手掛けてこられた全国的にも著名なプロデューサーです。平成27年度から館長就任をいただくよう確約をいただいています。10月からは非常勤の参与兼プロデューサーとしてバックアップいただいているところであります。

上田市の職員は市民の宝


金井議員 今年は、国の不当なやり方により一方的に職員給与が引き下げられた。しかし、職員はめげずにがんばっている。
私は、職員は市民の宝であると思っている。今大事なことは、職員が意欲を持って市民のために働けるような環境づくりをしていくことである。現在の状況を市長はどのように考えているのか伺いたい。
母袋市長 職員一人ひとりがその役割と責任を自覚し、持てる能力を最大限に発揮しながら、安全・安心な市民生活を支え、活力ある地域づくりを推進する使命と意欲を持ち、職務に当たっていると感じている。
長引く景気低迷などの社会経済情勢を背景に、公務員に対する市民の目や風当たりは厳しさを増しており、職員の自信や誇りが揺らぎがちな場面が生じてきている。
職員の資質向上と意欲的に仕事に取り組む環境づくりの取り組みを進めることを通じ、市政の活性化や地域づくりのさらなる推進を図ってまいりたい。



激しい変化のある一年間だった

今年は天候が不順の一年間でした。
夏の異常な暑さや、全国各地で頻発したゲリラ豪雨、台風災害等が発生し大変な年でした。
今や地球温暖化の影響は世界的な問題になってきており深刻であります。
一方、政治に目を向けると、戦前に逆戻りするような、特定秘密保護法の強行採決等心配です。
福島の原発も消息のめどが全くつきません。
安全宣言もされていますが、とんでもない話です。
いまだ10万人以上の皆さんが自宅にさえ帰ることができません。
日本人として忘れてはならないことであります。
私は5期19年の市議会議員活動に区切りをつけて、
来年3月30日投票の上田市長選挙に立候補の意思を固めました。
63年間の人生の中で大きな決断をしました。
厳しい現実の中で、多くの市民の皆さんが生活をしております。
「住んでいてよかった」と言えるような上田市にしたい。
そんな強い思いを持って頑張りたいと決意をしております。

11月の主な相談(102)
★冬になり自宅の風呂場が寒くて大変。温かくしたいが、どこか良い業者がないか。・・・地域内に親切丁寧な施工業者がいるので紹介し、改修工事を行うことができた。
★自宅の隣接に狭い公道があるが草が繁茂して困る。何とかならないか。・・・担当課と話したが、隣接の皆さんで協力協働して草刈り等についてやってもらいたいとのことであるので、その旨お願いをした。
★痴ほうが進んできた妻を介護しながら2人で生活をしてきた。しかし自分も79歳にもなるので、子どもが心配して妻を病院に入院させてしまった。今までのようにはならないか。・・・医者とケーアマネージャーや子ども達と一緒によく相談して、方向を出すよう助言した。

知って得するコーナー(119)
弁護士の「無料法律相談会」を行います
毎日色々な相談がありますが、法律的な事について、山下潤弁護士に直接相談する無料相談を行っています。毎月2金曜日、午後5時〜7時まで。
場所 こぶし会館 22-2631[予約必要]
今月の予定
12月21日 上田市長選挙立候補「記者会見」(東急イン)
東信医療生活協同組合「忘年会」
29日 上田市消防団第10分団夜警親睦会
1月1日 元旦、国分自治会「新年交歓会」
3日 国分自治会代議員会・会計監査
下堀自治会定期総会
7〜8日 信濃国分寺「八日堂縁日」
10日 無料法律相談会(山下潤弁護士)こぶし会館
11日 上田郷友会新年総会、国分農家組合総会
12日 国分自治会定期総会
17日 市議会農業政策議員連盟とJAとの懇談会
19日 上田市消防団出初式、国分自治会隣組長会議
紅葉が美しかった信濃国分寺「三重塔」=11月7日