・・・ごみ問題について・・・
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ごみ袋有料化後6年経過し、ごみ量は元に逆戻りした。 |
金井議員 平成8年実施したごみ袋有料化後、2年間は対前年度比でごみ量は減り、3年目から増えはじめ本年は有料化以前のごみ量に逆戻りしてしまう。
この間のごみ袋の住民負担は、実質7億3千万円となる。
ごみ有料化の効果についてどのように捉えているか。
松沢市民生活部長 ごみ量は、12年度から野焼きの禁止の影響もあり急増し、13年度40,220tで有料化前の7年度41,651tに近い量になっている。特徴は、直接持ち込まれる事業系の燃やせるごみが多くなってきたことである。
一般家庭から出されるごみは、約1万t減量してきている。
一方、リサイクルに出されるごみは約3千tから約8千tに増えた。リサイクルには大変効果があったと判断している。 |
上田クリーンセンターの焼却手数料、1kgあたり5円が一気に20円に大幅引き上げ。(来年4月予定) |
金井議員 広域連合におけるクリーンセンターの焼却手数料大幅値上げの議案が、10月の広域連合議会に提案される予定である。
県内32ケ所ある焼却施設のうち、家庭系のごみについて13ケ所は無料である。ごみ処理に対する自治体の責任は。
松沢市民生活部長 持ち込みごみの約1割が一般市民であり、
施設が渋滞し事故等も発生してきているので、一般市民にはで
きることなら自治会で出されるごみの中で統一的に出してい
ただくことがよかろうかと考えている。それが、今回の手数料値上げの背景にあったのではと感じている。
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平成20年目標にして、大型の統合ごみ処理施設が東部町の工業団地内に建設が予定されている。 |
金井議員 企業戦略に乗った発想で、最新鋭の大型焼却施設を作り、どんなごみでも燃やしてしまうという時代に逆行した今回の焼却施設建設計画は見直しをすべきではないか。
母袋市長 これまでの方針に変わりない立場で処して参りたい。合併問題ということに左右されることはよろしくない。 |
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プラスチック固形燃料化のための分別収集を9月から実施 |
金井議員 9月から実施されている、プラスチックの固形燃料化のために行なわれている分別収集の状況について。
松沢市民生活部長 固形燃料化という基本的な目標を掲げ、3千トンの目標に対して収集量は約3割という状況である。
今後とも市民の皆さんのご協力を頂きたい。 |
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信濃国分寺駅の開業と地域振興策について |
金井議員 駅が開業されたことについて、地域住民の声や感想と評価、乗降客や観光客の状況について。
石黒都市建設部長 通勤、通学、買い物等大変便利になったと聞いている。周辺自治会からは期待が大きかったため「おらが駅だ」という気持ちで、みんなで積極的に駅の美化運動等に取り組んで頂くなど喜んでもらっている。
乗降客は一日673人で、平均して利用して頂いている。休日は市外の利用客が42%と多い状況である。 |
一日に673人の乗降客があり、地域住民からありがたい駅として歓迎されている |
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大きな役割を果たして頂いている駅利用促進協議会 |
金井議員 地域住民で設置され、自主的な活動を展開している「信濃国分寺駅利用促進協議会」の果たしている役割と評価、今後の地域振興対策は。
石黒都市建設部長 駅利用促進に積極的に活動して頂いており、大変大きな役割を果たしてもらっていると認識している。
駅利用者を増やすためにアイデアを出し、すぐできることは実践して頂いている。市としても、庁内全体の中で協議会に積極的に参画して、駅を核とした地域振興策を図って参りたい。 |
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信濃国分寺駅周辺の観光スポットを巡るウォーキングルートの設定、農民美術の見学や体験など検討する |
金井議員 上田市における観光対策の中での位置付けと、誘客対策。駅前のふれあい広場を活用しての地域振興策は。
土屋商工観光部長 信濃国分寺や史跡公園など歴史遺産や農民美術発祥の地としての歴史など、観光資源に恵まれている。
今後、お祭り等の開催や周辺観光スポットを巡るウォーキングルートの設定、農民美術の匠の技を見学したり、体験できるようなことも必要と考えている。今後、利用促協議会やしなの鉄道とも十分に協議し検討して参りたい。
下林農政部長 ふれあい広場の直売所は、地域の農産物生産組織の育成を支援し、他地域の農産物の集荷も含め検討していく。 |
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史跡信濃国分寺跡保存整備計画策定委員会を設置する |
金井議員 「信濃国分寺跡保存整備計画」の進捗状況と、今後の具体的な取り組みは。
我妻教育長 信濃国分寺史跡公園の整備活用については、「史跡信濃国分寺跡保存整備計画策定委員会」を設置する。11月18日に第1回委員会を開催する。地元に密着した活用方法についても検討してまいりたい。 |
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