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NO.131 2005年2月21日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

上田市・丸子町・真田町・武石村の合併問う住民投票が行われる
・・・丸子町・真田町・武石村で実施・・・

丸子町では
  • 上田市域で合併が5,725票(42.5%)、依田窪で合併が5,293票(39.3%)、合併しないが2,465票(18.3%)となりました。「上田市域で合併」42.5%(5,725票)に対し、「依田窪で合併」と「合併しない」との合計では、上田市域との合併はしないが 57.6%(7,758票)になりました。
真田町では 
  • 上田市域の合併は必要が4,086票(59.6%)、不必要が2,768票(404%)となりました。
武石村では
  • 上田市域の合併に賛成が1,576票(56.7%)、反対が1,203票(43.3%)となりました

・・・3月議会で決定される・・・

  • 今後、それぞれの3月議会定例会において、住民投票の結果を受けての最終的な判断を議会で行うことになります。
    現在行われている、平成の大合併は、国が地方への歳出を抑制するために、小規模な自治体が存続できない環境をつくるなど、強引に合併を押し付けているものであります。
    国の「三位一体の改革」をそのままにして「財政が厳しくなるから」と合併を急ぐのは住民本意の方策ではありません。
     上田地域の合併についても、期待される効果よりも、行政サービスの低下や住民負担など、懸念される事項がたくさんあります。しかし、住民の投票の結果は住民の意思として尊重されるのは当然であります。いずれにしましても、今後住民の利益を守る立場を真剣に考えて、協働して新しいまちづくりに尽くしていくことが、新たな上田市の展望につながると確信します。

金井忠一「神川地区後援会総会」開催される

 2月13日、金井忠一「神川地区後援会」総会が、55人の参加により国分公民館で行われました。 第1部では、中川孝一後援会長、柳沢秀次国分自治会長の挨拶に続いて、各団体の代表の皆さんから多くの激励挨拶がありました。
 その後、金井忠一議員から「市政報告」があり、合併問題等についての現状と、今後の市政についての報告がありました。 事業計画では、第三回「マレットゴルフ大会」(7月10日(日)・国分マレットゴルフ場)、恒例の「日帰りバス旅行」(10月16日(日))に行うことが決まりました。
 第2部は、会費制の懇親会が行われました。合併による、新「上田市」の展望や、今後の後援会活動について楽しく懇談が行われました。
盛会に開催された金井忠一後援会総会=13日、国分公民館⇔

共産党「上田市議会議員団」会派行政視察行う

・・・宮崎県綾町、宮崎県日南市、鹿児島県知覧町 (2月1日〜3日)・・・

綾 町 全国初「自然生態系農業の推進に関する条例」制定 
  •  農家404戸のうち227戸が専業農家(施設)である。生産高では、きゅうり(施設)、畜産(牛・ブタ)、野菜(大根・人参・ネギ・ブロッコリー・キャベツ・ほうれんそう・レタス)、米である。
    長い期間、「土づくり」に力を入れた農業を行政と農協が力を合わせて行ってきている。有機農業の村として有名に。

・・自然生態系農業のあゆみ・・

 昭和48年「一坪菜園の普及と野菜種子の無料配布」自然生態系農業への取り組みの始め。51年「青空市場の開設」新鮮で安全な農産物の供給。53年「自給肥料供給施設の設置」土づくりの一環として、し尿を液状発酵させ液肥として土壌に還元する。53年「農産物産直販売の実施」有機農産物を主体に大消費地の北九州生協との産直販売開始。
 56年「家畜糞尿処理施設の設置」糞尿を原料とした有機質肥料の農地還元による農作業の生産向上と畜産振興を図る。
 58年「土壌調査事業の実施」綾町内の実態を調査し、自然生態系農業の基本となる土づくりに資するため、県総合農業試験場に依頼して町内全域について実施。分析料は無料。
62年「生活雑廃コンポスト製造装置の設置」家庭厨芥物(生ゴミ)資源を有機肥料として有効活用する。平成元年「有機農業開発センター設置」農林振興課内に。「有機農業実践振興会の発足」町内を19地区に分けて支部長と推進委員を置く。「東京太田市場へ有機野菜出荷」有機農産物等の販路拡充。
平成12年「綾町農業の安定かつ総合的振興に関する条例の制定」農畜産物総合価格安定基金制度を発足させ生産者が安心して自然生態系農業に取り組めるように環境を整備。
13年「有機JAS登録認定機関に認定」16戸。平成14年「有機農業実践振興会がむらづくり賞(農林水産大臣賞)を受賞」。
 綾町農業は、「土づくり」を基本にして、し尿も家畜糞尿も生ゴミも有機にしている。行政と農協と農家が協働して、有機農業を推進しているすばらしい町である。
日南市 飫肥(おび)城の城下町として栄えた。九州の小京都。
  •  NHKテレビの「わかば」のロケ地。城を中心にして旧武家屋敷が残る文化と歴史がある街の町並み保存をしている。
知覧町  太平洋戦争末期に特攻隊の出撃基地のあった町
国会では、憲法9条を改正しアメリカの起こす戦争に日本の自衛隊を参加させる動きがある中での視察となりました。
 知覧には、昭和17年に大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所開校。少年飛行兵、学徒出陣の特攻操縦見習士官が操縦訓練を重ねていたが、戦況が緊迫し昭和20年本土最南端の特攻基地となりました。人類史上類のない爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保全・展示してあります。
当時の事情を後世に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与するために、知覧町が「まちづくり特別対策事業」の一環として、昭和60年度から2か年継続事業で建設しました。
長野県出身者の遺影も数名あり、遺書を読んで、涙が止まらなかった。戦争の悲惨さを二度と繰返してはならない。
今後の予定
2月     21日 神川地区自治連役員及び下郷自治会役員と市挨拶回り
22日 神川東地区下水道整備対策委員会役員会
25日 農業委員会「上田地区審議会」、国分自治会代議員会
26日 染屋台グリーンベルト保全検討委員会
28日 農業委員会「農地部会」
3月          1日 3月市議会定例会召集
7〜9日 一般質問
11日  市議会「厚生委員会」
重税反対統一行動
13日 「長野山宣会」総会
14日 市議会「厚生委員会」
16日 第一中学校卒業式
17日 神川小学校卒業式
19日 西丘保育園卒業式
24日 市議会最終日(委員長報告・質疑・討論・採決)

〔1月の生活相談の主なこと〕(2)

☆ 夫婦とも70歳を過ぎたが子供がないので養子縁組をしたい。
・・・子供と親と夫婦共々話し合いを行う。
☆ 子供夫婦と同居しているが、国民健康保険税が高くて払えない。
・・・国保年金課と相談し世帯分離をして別々に健康保険に加入することにした。
☆ 地域の田畑の整備を行いたいがどうすればよいか。
・・・地区の活性化委員会役員と土地改良課、農林課と話し合いを行い、今後協議を行っていくことになる。
☆ 元信州ハーネス従業員が裁判で勝利したが、今後、工場跡を利用して福祉等の仕事をしたい。
・・・高齢者介護課と従業員の皆さんの代表と懇談を行う。
☆ 精神障害者「山びこの家」の現状をみていただき協力をしてもらいたい。
・・・高村京子県議と共に訪問して施設の皆さんと話し合いを行う。グループホームの移転について福祉課で現地調査を行うことに。
☆ 「三位一体改革と保育行政について」学習をしたい。
・・あゆみ保育園で保育士の学習会講師をする。

知って得するコーナー()

国民健康保険税の分割納付について

誰もが社会保険や国民健康保険には加入しなければなりません。会社に勤めていると、保険料は給料から天引きされますが、国民健康保険税は自らが納付しなければなりません。リストラなどで退社し社会保険から国民健康保険に加入したが、金額が高くて納期(7月から3月まで9回納付)ごとに払えないことがあります。国民健康保険は前年の所得により課税されるため、会社を辞めると一気に高くなります。分割で少しづつ収めることもできますのでお気軽にご相談ください。問い合わせ 国保年金課まで
ひ と こ と(忠)

知覧(鹿児島)特攻平和会館を見学して
・・憲法9条を守り平和な社会を未来に残そう・・

 会派の視察で知覧の特攻会館に行きました。
私は3回目になります。
今日、アメリカの言いなりになって、イラクに自衛隊を派遣したり、
憲法を変えて再び戦争のできる国にしようとする動きがあります。
日本は、あの第二次世界大戦で310万人もの尊い命を亡くしました。
そして、二度と戦争をしないことを世界に誓って新しい憲法を作りました。
平和会館に、長野県出身で26歳の特攻隊員の遺書がありました。
「お母さん不孝者でした。お許しください。元氣で征きます。」 
二度と過ちを繰り返さないと誓った日本の憲法9条はいま光っている。