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NO.132 2005年3月22日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

神川公民館の職員配置については総合的にしっかり検討する・・・教育長答弁

しなの鉄道の「大屋駅公衆トイレ改修」(1,200万円)予算計上される・・公共下水道供用開始に伴い新築・水洗化工事を行う。(太陽光発電装置を設置する)
3月市議会は、19人が質問しました。金井議員は、「介護保険制度の見直し」「福祉対策と市長の政治姿勢」「合併と地方分権型自治構築と公民館活動」「消防について」の質問を行いました。
「介護保険」では、新予防給付に移る家族の環境への配慮について、ヘルパーさんがこなくなった場合の対応、病院を退院したり家庭で介護できない困った人の対応、介護保険料を払えないお年寄りの対応、障害年金や遺族年金が支給されている人の年金からの保険料天引きの問題点について質問。
「福祉」では、重度心身障害者介護慰労金や家族介護慰労金の削減、敬老祝い金の削減について質問。
「合併と公民館活動」では、合併の最終的な意向確認、公民館13館構想の研究・協議結果、神川地区公民館への正規職員の配置と公民館昇格、公民館など拠り所のない地域の地方分権型自治について質問。
「消防」では、過去の上田市における災害の概要と対応、上田市の防災に対する今後の展望と、上田市消防団への期待について質問しました。

第33回長野山宣会総会開かれる

山本宣治代議士が昭和の初め(1929年3月5日)、治安維持法の改悪に反対して、天皇制右翼に殺害されてから、今年は76周年になります。上小地方の農民がこれに抗議し、別所温泉に建立した山本宣治記念碑は、その3年後に警察権力から取り壊しを命ぜられました。
しかし、勇気ある先駆者によって守られ、38年間の眠りを経て、1971年に再び別所温泉の地に再建し、今年で34年目を迎えました。この間、先人たちの遺志を永く継承発展させていくため、長野「山宣会」が結成されました。毎年3月には総会を、秋には碑前祭を重ねてきております。
盛会に開催された山宣会で挨拶する高村京子県議=3月13日

3月上田市議会一般質問

金 井 忠 一議員 (概要)

・・・在宅で介護していて困った場合は宅老所の緊急宿泊サービス等で対応・・・

・・介護保険制度の見直しについて・・
金井議員
 特別養護老人ホームの待機者は、14施設に1,978人が重複して申し込みをしている。実数では約230人。緊急性のある人は約50人と予想されている。病院を退院したり、家庭で介護できない困った人は誰に頼めばいいのか。
土屋健康福祉部長
 入所するまでの間、ケアマネジャーが本人や家族と相談して介護保険のサービスや高齢者福祉の制度を有効に活用して在宅での介護を支援している。特養ホームのショートステイを効果的に利用すると共に、緊急の場合は宅老所の緊急宿泊サービス等の利用で対応している。
・・福祉対策と市長の政治姿勢について・・
金井議員
 介護慰労金が要介護3,4,5の者、要介護1,2で認知症の家庭に支給されていた。最も大変な認知症の家庭の削減や、年14万円の支給を10万円になぜ一本化するのか。
母袋市長
 昭和60年から実施し20年経過してきた。この間在宅福祉制度が充実してきた。在宅で介護しているご家族のご労苦は十分認識してきている。本事業は、ご苦労を察するにまだ維持していく必要があるという考えの中で見直した。 
慰労金の本来の意味合いを考慮して、所得の違いによる支給額の差ということについては対象者の見直しをするもの。
金井議員
 敬老祝い金は、77歳、80歳、88歳、90歳および99才以上の者に支給されていたが、今年度から88歳と99歳以上に絞り1,673万5千円を浮かし、この財源で筋力向上トレーニング事業を始めるとしている。なぜ、ささやかなお年寄りの祝い金まで減らさなければいけないのか。
母袋市長
 平均寿命の延びを考慮しながら、限られた財源を有効に活用して、一律の現金支給ということから、援護を必要とする高齢者に対する福祉施策への重点化の転換を図るということから見直しを提案した。
・・合併と地方分権型自治構築と公民館活動について・・
金井議員
 合併についてのスケジュールでは、住民公聴会、住民説明会を行い、その後住民の意向確認を行うことになっていた。他市町村では、最終的に住民投票で意向の確認をしたが、上田市では最終的な意向確認はしたのか。
母袋市長
 9月の市内2会場での公聴会、10月から11月にかけて7会場で懇談会、出前講座での説明会、各種団体での懇談会で意見をいただいてきた。会場での意見、アンケート での結果では合併にたいしての反対の声はなかった。このような中で、上田市民の皆さんは、4市町村の合併の必要性を理解していただいている、実現を願っていると判断した。

金井議員
 社会教育委員会の「公民館13館構想」の提言についての、研究・協議の結果はどうなっているのか。
森教育長 平成16年1月に、社会教育委員会から教育委員会に対し提言されたものである。社会教育委員会で現在も公民館の役割やあり方等の基本的な学習会が行われ、併せて研究・検討がされている。現在の6館体制の検証も行う中で、合併という条件も視野に入れ、今後さらに公民館のあり方について総合的に研究を深めた上で、教育委員会において一定の方向を出してまいりたいと考えている。
金井議員
 神川公民館は、平成15年度では16団体が登録し、17,183人が利用している。職員は臨時で、週に月、水、金の三日間、午前9時から午後4時までの勤務である。社会教育委員会の提言を尊重して、早急に正職員を配置し、きちんとした公民館に昇格させるべきではないか。
森教育長
 16年度の新しい社会教育委員の中で、研究・協議がされている。全体の公民館体制の中で、地区館のあり方や職員体制の方向づけが大切かと思われるので、社会教育委員会の研究・協議の結果を聞く中で、教育委員会として判断していく。神川地区にはすでに公民館があるので、総合的にしっかり検討して方向づけを出していきたい。
・・消防について・・
金井議員
 過去の災害と防災に対する展望、消防団への期待。
大久保消防部長
 平成2年より全国大会に出場し、そのつど優勝、準優勝をしている。市民に大きな感銘を与えている。
『今後の日程』 
3月24日 市議会最終日(委員長報告・質疑・討論・採決)
3月25日 農業委員会「上田地区審議会」、国民救援会「学習会」
3月26日 国分保育園卒園式
3月27日 第1回長野県自治体学校(長野大学)・自治研究所総会
3月28日 真田町外二市共有財産組合議会(真田町役場)
3月29日 国分自治会代議員会
3月30日 農業委員会「農地部会」、神川活性化組会定期総会
4月1日 西丘保育園入園式
4月2日 国分保育園入園式
4月3日 常田堰清掃、三峰神社祭
4月6日 神川小学校入学式、第一中学校入学式
4月7日 信濃国分寺大般若幟立て
4月8日 信濃国分寺大般若法要
4月10日 「国分八日会」マレットゴルフ・花見会、蚕影さん祭
4月17日 上田市消防団「第10分団定期総会」
4月19日 神川水系「七ケ堰連絡協議会」定期総会

[2月の生活相談の主なこと](3)

☆ アパート新築し下水道を入れたいが、隣接者の同意が得れなく困っている。・・・市の下水道課で隣接者と共に話し合い、合併浄化槽を入れることで合意する。
☆ 山本鼎の自由画の伝統を継承するために、市と懇談をしたい。・・・教育委員会で農民美術家と神川地域の地元関係者で教育長、教育次長との懇談を行う。
☆ 会社を継承したが、前経営者の借金があり大変。
・・・弁護士を紹介し弁護士事務所で相談する。
☆ 子供が大学を卒業するが、地元に帰って障害者の施設で働きたい。・・・障害者の総合支援をしている責任者にお願いし、面接を行い就職が決まる。

知って得するコーナー(20)

住宅の太陽光発電・太陽熱システムの設置に補助
 個人の住宅などに、太陽光発電や太陽熱利用等の新エネルギー活用施設を設置する場合、設置経費に対して補助金を出す制度があります。(平成15年度から) ・補助率 3分の1(財団法人「新エネルギー財団」からの補助額に対し) ・限度額 20万円
市では平成17年度1,100万円の予算を計上した。
上田市は、全国的な温暖化ガスの削減策が求められる中で、制度の積極的な利用を呼びかけている。
我が家でも、昨年太陽熱の施設を屋根に取り付け127,666円補助を受けた。(風呂、お勝手、洗面所の湯として利用) 
問い合わせ・生活環境課まで
ひ と こ と(忠)

お風呂がとても好きな母の言葉は愉快だ
私の母が久しぶりに家に来た。数日泊まって、ゆっくりしながら帰っていった。
お風呂が好きな母は、「ひとっぱいりしにいくかい」(お風呂に軽く入りに行くということ)と言いながら、
妻と一緒に近くの温泉施設へ、軽トラックに乗って出掛けていった。
80歳を過ぎてから足腰が悪くなったので、送り迎えはいつも妻がしてくれている。
私がやらなければいけないことなのに、妻にはいつも感謝で一杯である。
母は家に来るたびに、小遣いを、鼻紙や自分の飲んでいる薬の袋に入れて帰って行く。
申し訳ないと思いながらも、ありがたく頂いている。その分も恩返しをしなくてはいけないと思っている。
しかし、私が親を想う以上に、母は私を想っていてくれている。ありがたいことである。
感謝・