管理人の愛したゲーム2.1 ===悪魔城ドラキュラシリーズその2===
さてさて。
生まれたばかりの子供なら満2才、中学に入ったお子さんはそろそろ卒業シーズンに入ろうという期間、
短大であれば正に卒業を迎え、日にちで言うと700日と少し。
今年から言えば、またそろそろ次のワールドカップが近くなってきたなぁという未来が訪れてしまう、
まあぶっちゃけると 2年振りの駄文 です。いやはや、自分でも驚きです。
色々例えてみましたが少しは クッション になりましたでしょうか?なりませんか。
いやいや、そんな事は無いはず。だってそうだと困るもん。俺が。
こうやってダラダラ書いてく内に調子出るかな?って思ってたんですが、どうも上手くないです。
何ですか、感性鈍りましたか? それとも少しは小利口になったんでしょうか。
こんな事をしているうちに思い出してきましたが、中々本題に入らないのがウチの駄文の特徴でしたか。
ってことは、ある意味調子出てきたんですかね?もう少しやってみるか?
スミマセン、冗談です。そろそろ本題へゴーですよ。
ここから「 本題 」の本質について論じてもう少し粘ろうかな?って思ったんですが止めます。ってか、しつこいよ!
読んでる方もいい加減限界でしょう。お、空気読んでるぞ?成長したなぁ。その前の行動で台無しだけど。
で、今回。ドラキュラ関連のお話の第二弾というか。前回のはこれ。年代記までを取り扱いました。
流石に前回から4年も間が空いてる上に、その間の作品を全部プレイ&クリア済みなのでそろそろ一回やっとくか?
とかそんな感じです。
この間にかれこれ5本出てるんですか。ありゃ、意外に乱発タイトルですか?
ちなみにその他にも、「俺たちゲーセン族」でアーケードドラキュラが出ていますが、そっちは前回駄文で大本の方を触れてるので、
とりあげません。これだけはまだ終わってもいないし。それでも初プレイはしたわけですし、一言だけ触れときますか。
音楽だけはいいです。他の部分は真面目に作らなかったんですよね?そうだと言ってください!
さて、どうやらドラキュラ史上最大の 不良債権 であったものにケリをつけたところで。先へ行きましょう。
それにしても乱発気味とはいえ、年1本弱と考えると、そうでもないのかな。もっと酷いのが沢山あるしね。
関係ないから書かないけど。
ワールド何某ムニャムニャイレブン! うんたら無双! テ○ルズオブザなんとか!!
いや、ちょっと叫びたかっただけです。全然関係ないので気にしないでくださいネ。
ちなみに、コナミとコーエーとナムコに配慮して伏字にしておきました。あ、配慮の意味なくなっちゃった!
まあいいや。さて、すっきりしたところで 順に振り返って行こうかと思います。
例によって殆どが印象と要点の話で、細かい中身には触れないと思うのでその辺は、公式サイトとか見てください。
トップバッターはGBAの「白夜の協奏曲」です。
ちなみに、この作品からタイトルが「 キャッスルバニア 」シリーズに変更されました。
何でもワールドワイドに展開するための変更という事だったと記憶しております。
アレ?じゃあ、この駄文タイトルまずいんでないの?と思われたかもしれませんが問題ないです。
この後、2作品を経て、タイトルが「悪魔城ドラキュラ」シリーズに 出戻って きますので。
やっぱり、無理があると思ったんだよなぁ。
おいといて。最初なんでGBAドラキュラシリーズに少し触れてから。
初作の「サークルオブザムーン」時から、一時探索型ドラキュラが向かおうとしていた不自然なゴシック傾倒から脱却し、
初期作品のような筋肉ムキムキアメリカンな色は無いものの、親しみやすいキャラクタデザイン・システムを心がけるなど、
いわば完全リニューアルではないものの違う道を模索し、ある程度はそれに成功している秀作でした。
供給ハードがGBAに変わった事もその一因だったのかもしれません。コナミも空気読んだってことでしょうか。
読んでませんでした。次作である白夜は、急に元通りでしたよ。
ぶっちゃけると、またもや「ホスト=ベルモンド」みたいなデザインに逆戻り。畜生。
サークルオブザムーンの路線に好感を抱いていた自分が、始めて白夜のあの絵を見たときの やりきれなさ ときたらもう。
ってか、結局この後の展開の方向のせいでサークルオブムーンだけが 余所の子 みたいに浮いちゃってるし。ああもう!
それでも、ゲームシステム自体は面白そうで、更に「主役はシモン=ベルモンドの孫」という旧来のファンにとって非常に卑怯な設定。
もしかすると、ちょい役で シモンが久しぶりに出てくるかも知れない と想像の翼も広がります。(結局、オマケモードで出ました)
これはどうにも見捨てるわけには行きません。発売日購入です。
まあ、概ねいつものドラキュラなんですが、今作の主役であるジュスト=ベルモンドの特徴は「悪魔城伝説」での仲間の魔術師にして
主役であるラルフ=ベルモンドの妻になった魔術師サイファの血を濃く受け継いだ事により魔術( スペルフュージョン )が使えることです。
多分、新システムのためにラルフとサイファをくっつけたんだろうなぁ。
でもゾンビにされたって設定よりは良いよな。
ちなみにそれは、64の黙示録で決まりかけたサイファの裏設定だとか。現在取り消し。というか、今や 64版事態無かったこと に...。
とにかく、プレイを始めました。
内容的にはいつもの探索型ドラキュラ、難易度は低めでした。
期待されたスペルフュージョンは思いの他面白みが無く、全体的には印象が薄い作品となってしまいました。
レギオンが初登場したんでしたっけ?この作品で。
さて、次に来たのは同じくGBA探索型ドラキュラ、「 暁月の円舞曲 」でした。グラフィックアートは前作準拠。諦めろってことか。
年代は未来、それも既にドラキュラが倒された後の未来です。
この作品にも登場する、「 ユリウス=ベルモンド 」がドラキュラを遂に滅ぼしたのだとか。現在のところ最後のベルモンドになるのでしょうか。
ここで、「 ベルモンド家って、リヒターがヘマやったから傍系のモリス家に聖なるムチを譲渡してドラキュラとの戦いから身を引いたんじゃなかったっけ? 」って
即座に思い出したのですが、多分、その事は 無かった事になってる みたいです。先程少し触れた、64版の設定&存在自体の如く。
「 無かった事にする 」ってのが現プロデューサの得意技らしいので。後半も出てきますよ?
でもまあ、モリス家も正直 ヘタレの家柄 なのでまたまたへマやってベルモンドにムチを再度返したのかもしれないなぁ、とか思いつきました。今。
その経緯も、新しい作品になって遊べるかもしれませんね。 そんなの、やりたくねぇなぁ。
さてこの作品、主役がヴァンパイアハンターではなく、ドラキュラの力を受け継いでしまった日本人の少年、「来須蒼真」です。
「くるすそうま」って読むらしいです。なんだか「仏血義理」みたいですね。怒羅級等、夜露死苦。
ちなみに、巫女さんの幼馴染兼彼女がいます。
何だかどっち向いて商売してるんだか よく解らない方向転換です。正にカオス。
その辺は置いといて、ゲームとしては中々によい出来でありました。
今回の主人公はドラキュラの力を受け継いでいる関係上、収集したモンスターの魂から力を引き出して、
様々な特殊能力を発揮できます。タクティカルソウルシステムだそうです。
これの種類が極めて多く戦い方も多彩に出来、更には収集癖のある方へのアピールともなり 、
面白さも増したと思います。熟練の技になってきた美しいグラフィックもあいまって、完成度の高い一品となりました。
実際、評判もよかったようです。色々犠牲にした甲斐がありました。 必要のない犠牲も多々ありましたが。
兎に角、この作品でドラキュラが多少生き返った模様でした。そんな時、次作は据え置き機それもPS2に登場する事、
ベルモンド家の最初のエピソードであることが発表されました。否が応にも期待は高まったのです。
期待外れでした。次作である「 キャッスルバニア 」(副題無し)は、あ〜あって言いたくなるような代物でありました。
ベルモンド家最初のエピソードってことで、ああ不遇で有名な「 漆黒たる前奏曲 」のリメイクであるのか、って思ってたら
どうやら主役は男で、初代ベルモンドにして唯一の女性ベルモンドであったソニアはいよいよどっちつかずじゃなくて完全に「 無かった事 」にされたんだなぁとか、
今まで「聖なるムチ」って呼ばれてた所謂ヴァンパイアキラーの、狙いすぎかつ面白みもないやめてくれって言いたくなる作成秘話とか、
色々ぐちゃぐちゃにしてくれた割にはゲーム自体は劣化デビルメイクライでどうも今ひとつ面白くねぇなとか、残念ポイント満載 の代物でした。
64黙示録も思い出され、ドラキュラってやっぱり3Dに向かないのかな、という結論が導き出される結果と相成りました。
正直、3Dがどうとか以前の欠点の方が 数多くあったんですがね。
ガードのシステムだとか、面白い面もあったんですが欠陥が競り勝った、そんな作品でありました。
ちなみに、主役はレオン=ベルモンドです。彼も勿論、ホスト系のベルモンドでした。
ってか、始祖がこうなんだから、ひょっとするとムキムキなお兄さん達の方が 突然変異 なのか?いやいや。
そして、次作品である「 蒼月の十字架 」がやってきました。ハードは今をときめくニンテンドーDS。
この作品からメインタイトルが「悪魔城ドラキュラ」に戻りました。やっと気がついたようです。
ハードの関係上、再びの2Dドラキュラ。こちらの方が好きですので、願っても無い事です。
更に、キャラクタデザインの方向もホスト方面を脱却して、方向転換を図りました!
ちなみにアニメ絵!!
.。
..。
どうして解ってくれないんだコナミ! なんで気持ちが伝わらないんだ!! みんな筋肉ムキムキを求めてるんだよ!!!
ってか、ムキムキじゃないほうがいい人もいますよね。 でも、ヴァンパイアハンターは本来ムキムキなんです。
何か、「ムキムキ」ばっかり書いてたらムキムキって何だっけ、って感じになってきました。ゲシュタルト崩壊 ってやつですね。
話し戻して。
「暁月」の直接の続編であるこの作品は、主役や主たる構成人員も共通、ドラキュラシリーズに珍しい本当の意味での「続編」的ゲームです。
新要素としてはDSの特徴であるタッチパネルを利用した、魔方陣封印 が追加されています。
ボスを倒した後、タッチパネル上にタッチペンで特定の「 魔方陣 」を書く事によってボス敵に止めがさせるシステムです。
これが厄介なようで、やってみると結構楽しいです。ってか、時間制限があるためにあたふたしてる自分が面白いというか。
グラフィックレベルも極めて高く、2Dのアクションゲームでは最高峰ではないでしょうか。
操作性も快適、更にクリア後には 擬似悪魔城伝説(ユリウスモード。ユリウス主役で、仲間もいる)が楽しめるオマケ付き。
プレイバリューも高く、ドラキュラの力を再度見せ付けてくれました。やっぱりドラキュラは2Dですね。
2Dではありませんでした。次作は、PS2第二弾の3Dドラキュラだったのです。「闇の呪印」という作品です。
時代設定は悪魔城伝説の終了直後、何でもラルフも出るとか。またもや、旧ファンを狙い撃ちです。
主役は悪魔精錬士のヘクター。元ドラキュラの部下で恋人絡みの復讐を果たすために戦います。
例によってシナリオは壊滅状態でした。
どう考えても悪人にしか成り得ない主人公が、善人の言動・行動で凝り固まってるとか(そうとしか描けないんなら無理な設定やめなよ)、
待望の再登場であるラルフが妙に尊大で、今までのイメージからすると貴方一体どなたですか?って感じだったりとか、
そのわりにその実力自体はヘタレでがっかりだとか(これは今回の主役でない都合上仕方ないのか)、
安全な場所で別れたはずのヒロインキャラが、命からがら辿り着いたような場所に何故かいたりして、お嬢さんどうやってここまでいらしたんですか?って聞きたくなったりとか、
そんな感じでした。
そういえば今回のラルフくんには固い絆で結ばれていたはずの仲間、グラントもサイファもアルカード(彼はしょうがないか)も同行してません。
そして、ファイトスタイルが悪魔城伝説のそれとあまりにも違いすぎます。
実はホントに別人だったんじゃないか? やっぱり、ホスト系ベルモンドな容姿だったし。悪魔城伝説の頃は アニキ な容姿であったはず。
真偽はおいといて。
但し、ゲーム内容としては前作3Dドラキュラからは格段の進歩をしており、楽しめました。
3Dでありながら探索型ドラキュラの論法を多く取り込み遊びの幅を広げ、更にシステムの柱には
使い魔を育てられる イノセントデビルシステム をすえ、アクション・やり込み両方面をフォロー。
前作では今ひとつ上手く使えていなかった3Dマップを生かした演出や仕掛けもこなれて来ていて
最後まで楽しく遊べました。漸く、 3Dドラキュラの方向にも期待が持てる一作になった と思います。
現在(2006/06月現在)のところの作品についてはこんなところです。
現在のところ続編の予定は、ニンテンドーDSに一作品あるようで(海外では発売済み)楽しみにしてます。
きっと3Dドラキュラの続編もあるでしょう。それもまた、期待するところであります。
最後に、コナミさんにエールを送って終了と致します。
3Dドラキュラの続編、PS3だけはかんべんな。 いやホントに。そんなことしたら許さん。
エールがあんまりエールになってないのはいつもの事。この方が安心できますよね?
では、また合う日まで。
年代記みたいな旧2D路線も出来たらよろしく。 了