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NO.159 2007年6月21日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

6月市議会開催される

・・・「統合ごみ処理施設について」、「上田市産院について」質問を行う・・・

梅雨に入り色を付け始めてきた庭のアジサイ
23人が一般質問を行う
 6月市議会定例会は6月4日に始まり、11日から13日まで23人の議員が質問しました。
 金井議員は、上田市で大きな問題になっている、下之郷地籍への統合ごみ処理施設と、昭和43年建築で老朽化が激しい上田産院の問題について質問いたしました。

下之郷地籍はごみ焼却施設の適地ではない
 質問項目は、十分な水の確保ができるか、アクセス道路はあるか・交通渋滞は起こらないか、ゴミが最も多く排出される場所に建設することが効率的ではないか、いつも市民の目に触れる場所にあるほうが良いのではないか、整地や埋め土など建設する上で必要以上のお金がかからないか、隣接に余熱利用や電力供給できる公共施設があるのか・今後の建設計画は、自然に配慮した場所か、建設するための最終時期はどのように考えているか、室賀の最終処分場は5年で一杯になるが検討は。
上田市産院の医師確保は大変
 長野県産科・小児科医療のあり方に関する提言書についての上田市の捉え方、上小地域の産婦人科における連携強化病院について、産院の助産師の活用について、産院の移転建築の計画について、産院の今後についての考えについて。

梅雨に入り色を付け始めてきた庭のアジサイ

上田市産院は残していきたいが不安も・・母袋市長
・・・産院の改築をしても医師の確保が最大の問題 ・・・

・・・統合ごみ処理施設について・・・

ごみ焼却施設建設地の下之郷地籍は適地ではない

金井議員 新施設ではごみ1トン処理するのに1トンの水が必要であるが、水の効率的な確保についての考えは。

山本市民生活部長 最新の施設ではごみ1トンを焼却するには試算では0.7トンの冷却水が必要である。雨水や可能であれば地下水を活用したい。地下水の確保が難しければ上水道の利用を考えていく。ごみ4万トンを焼却するには2万8千トンの水が必要となる。もし、上水道で対応すると、年間500万円程度の水道料金となる。

金井議員 千曲川を越えてのごみの運搬になるが、アクセス道路や交通渋滞はどのように考えているか。

山本市民生活部長 一日300台程度の収集車の搬入が考えられる。収集時間からして朝の通勤ラッシュ時には係らないので、さほどの交通渋滞はないものと考える。収集車は幹線道路を中心に通行する。道路の改良や新設などが必要な場合は広域連合と費用負担も含めて総合的に協議をしておこなっていく。

金井議員 焼却施設と最終処分場は一体のものとして考えていかなければいけない。すべての責任を上田市が負っていく用意が市長にはあるのか。

母袋市長 広域連合ではまだ論議にはなっていないが、新しい焼却施設建設と並行して考えるべきものと思う。タイミングを見ながらしっかりと議論していく必要がある。ごみの8割は上田市が出す。ウエイトをどこに置くかが問題であるが、一方、役割分担の視点もある。兼ね合いの中で議論になっていく。

・・・上田市産院の今後は・・・


赤ちゃんに優しい病院は未来的に残して生きたい

金井議員 お産件数は月約60件。年間約700件を超える予想である。施設における対応は限界を迎えている。助産師の活用についてはどのように考えているか

大井健康福祉部長 助産師の増員をするため4月に採用した。夜間について3人夜勤体制にした。助産師の活用として、助産師外来、院内助産院、助産科が実施されているところもある。  
いずれも医師と助産師との信頼関係、二次医療機関との連携、バッグアップ体制が絶対的な要件となっている。産科医師の不
足を補い、過酷な労働条件の緩和についての方策として、更なる助産師の活用について検討する必要があると考えている。

金井議員 産院は昭和43年建築され、39年目である。
老朽化が進み、部分的な修繕では数年しか持たない。全面改修しなければ命を扱う病院の安全性が保たれない。産院の移転建築についてどのように検討されているのか。

母袋市長 現在において、建物の建設にかかわる具体的な計画はたててない。6月20日開催される、県の検討会の内容との整合性を計りながら産院の今後の方向性を出していきたい。
今後、施設の更新を含めた産院のあり方について、庁内における検討・研究する組織の立ち上げについて、鋭意検討を進めている。その上、医療従事者や医療関係者等、専門知識を有する方の助言提言が必要であり組織化等人選も含めて検討しなければならないと考えている。

金井議員 「いのちをはぐくむ行政」「日本一の子どもの街づくりの街」を上田市から発信すべきではないか。全国で唯一の自治体で運営する産院を持つ市長として、産院に対する基本的方針と決意は。

母袋市長 産院を残すことに決断をした。しかしこれからも本当に先生が来てくれるのかという不安をいつも持ち合わせている。新築しても先生が来てもらえなければ市民にも顔向けができない。産院という赤ちゃんに優しい病院は未来的に残していきたい。どんな方法があるか産院単独でなく、地域で大きく捉えていく課題である。その中で方向性も改革も見えてくる。
『今後の日程』
6月 23 日本共産党演説会(創造館)
25 市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決)
27 相染閣起工式、長野病院地域医療諮問委員会
28 国道18号バイパス第二期工区期成同盟総会
7月 上田市消防団ポンプ操法大会
国民平和大行進受け入れ(上田駅前)
5  参議院選挙公示、国民平和大行進(小諸市まで)
7~8 室賀小学校同級会
蓮フェスタin信濃国分寺
14 共産党上田市議団会派視察学習会(埼玉県)
15 金井忠一後援会「マレットゴルフ大会」
18 東北信9市議会正副委員長研修会
20 神川地区「市政懇談会」
22 参議院選挙投票日、上田平和音楽祭
金井忠一後援会マレットゴルフ大会
日 時  7月15日(日)午前9時集合
場 所  国分マレットゴルフ場
懇親会  国分公民館 二階会議室
会 費  1,500円円(参加費500円)

毎年恒例になっております、金井忠一後援会主催の「マレットゴルフ大会」を開催いたします。多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
金井忠一後援会 会長 中川 孝一

盛大に開催された金井忠一後援会総会 6月16日国分公民館

知って得するコーナー(44)

障害者控除ができます
 障害者手帳がなくても「障害者控除対象者認定書」(対象は65歳以上)があれば、税負担を軽くできます。これは過去5年間さかのぼることも可能です。介護保険の認定を受けている人は障害者控除の「認定書」を受けられる可能性があります。障害者控除の対象者で、所得が125万円以下の人は、住民税が非課税になります。
「認定書」は市役所への申請が必要です。
問い合せ 税務課・高齢者介護課まで
ひ と こ と(忠)
農作業に精を出す 
現在、600坪ほどの田んぼを作っている。
田植え後、毎日水の管理や早朝の草刈りで田んぼに行く。
朝夕の風は涼しくさわやかでとても気持ちがいい。風になびく青い稲は美しい風景である。
農業をしていて自然と触れ合う瞬間である。
畑も少しあるので、
トマト、ウリ、スイカ、ピーマン、ナス、イチゴ、さつまいも、おくら、レタス
など多くの野菜が植えてある。
田んぼは私が管理をし、畑は妻が管理している。
妻も毎朝畑に行って草削りや水くれに精を出している。 
親がやってきたことを受け継いでやっているだけだが、子供にも今から教えようと手伝わしている。