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NO.160 2007年7月11日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

長野県「後期高齢者医療広域連合議会」議員選挙で当選

・・長野県19市議会465人の市議会議員が投票、金井忠一議員は97票獲得しトップ当選・・

後期高齢者医療広域連合とは
国の医療制度の改正により、来年4月から、75歳以上の高齢者については現在加入している国民健康保険や組合健保などから脱退して後期高齢者だけを対象にした新しい医療制度となります。それを運営するために、長野県に一つの後期高齢者医療広域連合を作りました。 広域連合には長野県内の全市町村が加入しております。そして、後期高齢者医療広域連合議会を組織することになっております。
議員定数は16人で、市長3人、町村長3人、市議会議員5人、町村議会議員から5人です。それぞれの区分ごとに選挙が行われます。今回は市議会議員の区分だけ選挙となりその他の区分は無投票となりました。広域連合議員の任期は2年です。
投票の結果と内容
市議会議員の区分の選挙は定数5人であり、私を含めて6人による選挙となりました。19市の465人の議員が投票を行いました。私の外の候補者は全員が各市議会の議長であります。
選挙結果は、1位・金井忠一97票、2位・長野市議長79票、3位・松本市議長77票、4位・小諸市議長70票、5位・千曲市議長69票、次点 安曇野市議長68票でした。

75歳以上の高齢者の生活を守るために努力
 高齢者の保険料は都道府県ごとに決まります。今後、長野県後期高齢者医療第1回広域連合議会が、7月18日に長野市で開催されます。 戦前・戦中・戦後と苦労なさってきた、75歳以上の高齢者の皆さんの生活といのちを守るため、一生懸命頑張ります。内容については議会終了後報告いたします。

長野県「後期高齢者医療制度」について

・・・保険料は75歳以上の高齢者の年金から天引きに・・・

強制加入と高い保険料、しかも8割が年金からから天引
75歳以上の高齢者は現在加入している国民健康保険や組合健保などから脱退して、後期高齢者だけを対象にした医療制度に入ります。厚生労働省は、全国では1,300万人が対象になると推定しています。長野県では、約28万人が対象と推計されています。

新制度では、現在、子どもの健康保険などの扶養家族になっていて保険料負担がない高齢者も例外ではありません。保険料の額は、都道府県ごとに決められますが、厚生労働省では1人当たり平均月額6,200円になると試算しています。
年金を月15,000円以上(年額18万円以上)受けていれば保険料が年金から天引きされてしまうのであります。
75歳以上の8割が天引きの対象になると見込んでいます。介護保険料(月平均4,090円)と合わせて、毎月平均で約1万円を超える保険料が年金から天引きされます。

重大なことは、保険料が払えない高齢者に対する保険証の取り上げと、資格証明書の発行を法律に明記したことであります。
これでは、高齢者の皆さんが「いつでも安心して医者にかかること」ができなくなってしまいます。
診療報酬も別建てに
新制度では、後期高齢者の診療報酬も74歳以下と別建てになります。政府は、「高齢者は複数の医療機関を受診し、検査や投薬が重なる傾向があるから、それをただせ。」というのです。 高齢者の検査や治療の報酬を定額にし、手厚い治療をした医療機関ほど減収にすることが検討されています。これでは必要な検査や治療ができなくなる恐れがあります。
便乗して国民健康保険税も年金から天引き
65歳から74歳の高齢者は、今までどおり現役世代と同じ医療保険に加入します。ただし、国民健康保険に加入している65歳以上の高齢者世帯は、来年4月以降は国民健康保険税が年金から天引きされます。
さらに、70歳から74歳の高齢者は、来年4月以降、病院での医療費の窓口負担が、1割から2割負担になります。
今後改善しなければいけないこと
後期高齢者医療制度は、当事者である75歳以上の高齢者からの意見を直接的に反映される仕組みが不十分であります。
国に対して、問題点を改善していくよう強めていく必要があります。それと共に、当面、長野県の広域連合に対しても下記のことについて改善するよう議会の中で提案していきたいと考えております。
  • @ 広域連合議会で重要な審議を行う場合、高齢者等から直接意見聴取する機会、例えば「公聴会」などを実施し、広域連合議員はそこに出席することを義務付けること。
  • A 被保険者の声を直接聴取する恒常的な期間として、市町村の「国民健康保険運営委員協議会」に相当する「協議会」の設置について積極的に検討すること。
  • B 一定の基準を設けて、業務報告や財務報告等を各市町村議会へ報告を義務付けること。
  • C 住民に対する情報公開の徹底を義務付けること。
    「いつでも、だれでも、安心して医療を受ける」ことができる国民皆保険制度を維持するためにも、多くの問題点を含んでいる後期高齢者医療制度を、より良いものに改善していくために広域連合の議員として一生懸命頑張っていきたいと思います。
今月の予定
7月 14 共産党上田市議団会派視察学習会(大宮市)
15 金井忠一後援会「マレットゴルフ大会」
18 長野県後期高齢者医療「第1回広域連合議会」
19 上田市東御市真田共有財産組合「組合林視察」
20 神川地区「市政懇談会」
22 上田平和音楽祭、大屋自治会「市政懇談会」
23〜24 市議会「議会運営委員会」行政視察(彦根市)
26 信濃国分寺駅利用促進協議会総会
29 参議院選挙投票日
30〜31 上田地域広域連合議会「行政視察」(所沢市)
31 国分自治会代議員会
8月 国分八日会「魚釣り大会」
6〜9 07年原水爆禁止世界大会「長崎」
11 上田市保育園連盟「夏期研修会」
13〜16 お盆
15 終戦記念日街頭宣伝(上田駅前・正午)
17 松本市議会と上田市議会との懇談会
咲き始めたはすの花=信濃国分寺裏・見頃は7月中旬
原水爆禁止を訴えて行進する「国民平和大行進」が上田市に

6月の生活相談の主なこと(30)

☆ 家の裏山が雨の多いときに一部崩れてきた。安心して住んでいられない。
・・・当面ビニールシートで被う。赤線のため市の土木課と現地で立会い、災害復旧工事を行うことに。
☆ 離婚して生活が大変であり公営住宅に入りたい。
・・・市営住宅と県営住宅を両方申し込むよう指導。
☆ 借家に子ども含め5人で住んでいる。家主さんが近くにおり、何かと細かいことを言われ、精神的に疲れてしまい引っ越したい。
・・・知り合いの不動産屋を紹介する。

知って得するコーナー(45)

入院したときの医療費の負担が軽減されます
今までは、70歳未満の方の入院医療費については、自己負担分を一旦全額負担して、あとから申請により限度額を超えた分が高額医療費として支給されていました。平成19年4月から、事前に「限度額適用認定証」の交付を受けて医療機関に提示することで、入院窓口での支払いが限度額までで済むようになりました。
...詳しいことは、お気軽に国保年金課までお問合せください。
ひ と こ と(忠)

今年も行われた室賀小学校同級会

7月7日から8日にかけて室賀小学校の同級会が行われた。
今年の場所は白馬・栂池(つがいけ)方面である。
昭和38年(1963年)に卒業以来、40年以上にわたって続いている同級会である。
地元に残っている同級生に毎年計画してもらっている。
先生もご夫婦で参加戴いているすばらしい同級会であります。
この頃は、同級会の連絡が来るたびに、もう一年たったのかと思うようになりました。
昔話と共に、お互いの健康と、家族の事などが話題になるようになってきています。
私たちも今年は57歳になります。
会社や地域においても、もっとも働き盛りの年齢になりました。
毎年「勇気をもらって帰ってくる」ありがたい同級会です。感謝で一杯であります・・・