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NO.161 2007年8月17日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

2007年原水爆禁止世界大会(長崎)開かれる

・・核兵器廃絶を求める大きな流れの運動を・・

上田市から10人の代表が参加
上田市からの代表団としては、上田市職員労働組合3人、東信医療生協2人、高教組1人、県教組1人、日本共産党2人、平和委員会1人の10人での参加でした。
開会総会では多くの国際組織と長崎市長の特別報告が
7日、午後3時30分から長崎市民会館体育館で行われた開会総会には、3カ国の政府代表とアラブ連盟を含む5大陸・20カ国以上の海外代表、そして全国から6千8百人が集まり会場は一杯でした。

特別報告をした、田上・長崎市長は国内情勢にふれ「原子爆弾の使用の正当化とも思える発言など、核兵器廃絶に取り組むべき被爆国としての基本的な考え方が揺らいでいるのではないかと考えられる事態が起きている」と批判しました。
また、被爆の記憶が薄れつつある現状を指摘「核兵器が人間に何をもたらすのか、その凄惨(せいさん)な被爆の実態を知ることが、被爆の経験を世界へ継承し、核兵器を廃絶する取り組みの原点になる」と強調し会場からは大きな拍手が起こりました。

閉会総会には7千人が集まり、その大半は青年で、若いエネルギーあふれた活気ある原水爆禁止世界大会でした。

被爆者の高齢化が進み平均年齢が74.6歳に
 閣僚による「核武装」容認発言や、原爆投下は「しょうがない」との九間前防衛相の発言などが相次ぎ、参議院選での自民党大敗の要因の一つになりました。

被爆者健康手帳を持つ被爆者は25万1,834人(07年3月末)で平均年齢は74.6歳と、高齢化は一層進みました。 被爆者のうち原爆症と認定されたのはわずかに0.8%の2千人余りにすぎません。

被爆者救済に全力を挙げると共に、どんな核使用の正当化も許さず、核兵器全面禁止条約づくりを急ぐことが重要であります。

・・・高齢者医療費負担が一気にズシリと増える・・・

来年4月からの75歳以上を対象にした「後期高齢者医療制度」と共に
昨年6月の医療制度改正(改悪)により、お年寄りいじめの政策が導入されました。政策を決めた自民党と公明党の責任は重大です。
75歳以上の高齢者は全員が保険料を払うことに
来年4月から、75歳以上及び65歳以上で74歳未満の障害認定(1級から3級)を受けたものは、今加入している国民健康保険や組合健康保険などから脱退し、「後期高齢者医療制度」に入ることになります。新制度では、75歳以上のすべての高齢者が保険料を支払うことになります。

子どもの扶養家族になっていて、今まで保険料負担がない高齢者も例外ではなくなります。保険料の額はこれから、都道府県ごとに決められます。(長野県では、「長野県後期高齢者医療広域連合議会」で決められる。)厚生労働省では、1人当たり月6,200円。年額7万4千円になると試算しています。

・・・国民健康保険税も年金から天引きに・・・
 年金を月1万5千円以上(年18万円以上)受けている人は、保険料が年金から天引きされます。75歳以上のうち、8割程度が天引きの対象となります。すでに年金から天引きされている介護保険料(平均で月4,090円)と合わせると、平均月1万円を超える保険料が年金から自動的に天引きされます。
 しかも、これに便乗して、65歳以上の国民健康保険世帯の世帯主は、来年4月から国保税も年金から天引きされます。
・・・窓口負担は倍増に・・・
 後期高齢者医療制度の導入と合わせて、来年4月から、70歳から74歳の窓口負担も、現行の1割負担から2割負担に引き上げられます。「現役並み所得」(夫婦2人世帯で年収520万円以上)の人は昨年10月から3割負担にされています。
・・・国民健康保険証を取り上げる・・・
保険料が払えない高齢者から保険証を取り上げようとしています。現在は、75歳以上の場合、国民健康保険税を滞納しても保険証は取り上げていません。しかし、4月からは、滞納した人は、75歳以上であっても、容赦なく資格証明書を発行して保険証を取り上げます。資格証明書では、病院の窓口で、かかった医療費を全額(10割)払わなくてはなりません。

・・長野県後期高齢者医療広域連合議会7月臨時会開催・・

 7月18日、長野県農業共済会館において、長野県後期高齢者医療広域連合議会(議員数16人)が初めて開催されました。
 広域連合は、連合長1名(長野市長)、副連合長4名(伊那市長、諏訪市長、川上村長、下條村長)、事務局職員25人で構成。幹事会として各市町村の課長17人が決まっています。
 広域連合議会の議長には上松町議会議員、副議長に松本市議会議員、監査委員に箕輪町議会議員が決まりました。
広域連合議会における金井忠一議員の質問について
1 低所得者に対する対応について 
・公費での負担軽減はあるが、県独自の軽減についての考えは。
答弁・・考えてない。
・保険証の取り上げについて
滞納して保険証を取り上げられては、高齢者の皆さんは安心して医者にもかかれなくなる。分納約束を重視して保険証の取り上げはしないようにすべきである。
答弁・・すべての人に何でも発行することにはならない。
2 議員定数について
・長野県の議員定数(16人)は、各市町村(81市町村)の状況を反映できる人数なのか。その根拠は。
答弁・・他県の状況を参考に判断した。
3 制度の周知徹底について
・制度の周知のパンフレット等の作成をするということであるが、ほとんどの高齢者はまったく内容を知らない。社会福祉協議会や、福祉・医療団体等やケアマネージャーなどへの徹底も必要である。
答弁・・各市町村では広報紙への掲載も始まっている。パンフレットを作成し年末から年明けに集中的に徹底を行う。

金井忠一後援会「日帰りバス旅行」について

・日  時  10月21日(日) 午前7時出発
行き場所等の詳細は「忠ちゃん便り9月号」でお知らせいたします。大勢の参加をお待ちしております。
『今後の日程』▼
見事に咲いたはすの花=信濃国分寺の裏の水田
8月 20日〜 市区町村議会議員研修会(東京・日本教育会館)
22日 日本共産党全県地方議員会議
24日 私立保育園協会と市議会厚生委員との懇談会
25日 神科・豊殿・神川3地区振興会交流会
26日 神川地区公民館野球大会(上田市営球場)
▼国民救援会上小支部総会
▼川上 清氏・前上田市議会議員の叙勲祝賀会
27日 議会運営委員会
30日 国分自治会代議員会
9月 1日 上田市総合防災訓練
3日 市議会9月定例会召集
10日〜12日 一般質問
16日 国分自治会「敬老会」
18日 平成18年度決算「連合審査会」
18〜19日 市議会「厚生委員会」

知って得するコーナー(46)

国民健康保険税が高すぎて払えない皆さんへ
 国民健康保険の納付書が市役所から届いたが、あまりにも高くて、払っていけないという相談が多くあります。そのままにしておくと保険証が渡されなくなる恐れがあります。毎月払えるだけ分割で納付していくようにすれば保険証は取り上げられません。
ご相談はお気軽に国保年金課及び金井忠一議員まで。

7月の生活相談の主なこと(31)


片目が見えない状態。手術をしたいが、会社を休むことでクビ等にならないか心配。・・・社長と直接相談した結果、会社で対応して頂き、無事手術ができることになる。
県営住宅の5階に住んでいるが、足腰が悪く階段の昇り降りが大変。・・・高村京子県議に相談して1階が空いたら交換してもらう事に。
ひ と こ と(忠)

6人目の孫が産まれる

8月5日の朝、東京に住んでいる二男から電話があり、子どもが無事産まれたとの嬉しい連絡があった。
私にとっては6人目の孫である。
私には子どもが3人いるが、それぞれ2人づつ子どもをもつことになった。
しかもなんと全員男の子どもである・・・。
二男は東京にいるので、何の手伝いもしてやれなかった。
心配をしていたが、申し訳ない気持ちである。
しかし、二人目でもあり夫婦が協力してお産に臨んだことを心強く思っている。
早速、我が家のお米と野菜を送ってやった。
暇を見て孫の顔を見に行きたいと思っている。頑張って生活してもらいたいと願う・・・。