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姉妹都市「兵庫県豊岡市」への親善訪問に参加する・・・10月8日(水)から10日(金)・・・議員6人で参加する今まで旧上田市は、旧出石町(いずしちょう)と姉妹都市提携を行い交流してきました。平成17年4月に1市5町が合併して人口90,772人の新豊岡市が誕生しました。出石町も合併し新豊岡市になりましたが、引き続き姉妹都市とし新上田市でも交流をしてきました。今回上田市議会として、姉妹都市の豊岡市を訪問することになりました。市役所へ表敬訪問10月9日、豊岡市役所を訪問し、市長、副市長、議長、副議長と懇談をしました。その後、豊岡市の「行政とまちづくりについて」の説明を受けました。市域の約80%を山林が占め、北は日本海、東は京都府に接し街中を円山川が流れています。昭和46年には野生のコウノトリが絶滅しました。その後40年に及ぶ人工飼育を経て、平成17年9月に、国指定の特別記念物・コウノトリが自然放鳥され、平成19年5月には、国内の自然界では43年ぶりにヒナが誕生するなど、人里で野生復帰を目指す世界的にも例がない壮大な取り組みが直実に進んでいます。 産業は農林水産業、観光業などが盛んです。特に、観光業では、全国的に有名な城崎(きのさき)温泉をはじめ、但馬の小京都・出石城下町などを有し、年間の観光客は500万以上に上っています。 また、地場産業としては、全国4大産地の一つである「かばん」や「出石焼」などの生産が行われています。 旧出石町の街 宝永3年(1706年)に信州上田藩主の仙石政明(せんごくまさあきら)と松平氏が国替えとなり、仙石氏は7代にわたって出石藩を治め、明治に至っています。 現在市街地は、重要伝統的建造物群保存地区として「出石城下町のまちなみ」が保存されています。 保存地区には、辰鼓桜、武家屋敷、神社、寺院、酒蔵、近代洋風建築である旧郡役所建物や旧出石郵便局、産業遺産の織物工場など多様な建造物もよく保存されていて、城下町を取り囲む豊かな山々や河川などの自然景観も昔のままに残されています。毎年11月3日には「出石お城祭り」が行われ、上田市からも多くの市民の皆さんが参加しています。 出石町(いずしちょう)の「辰鼓桜」(しんころう) |
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・・・上田市政の課題と問題点・・・合併して2年7ケ月経ち市政運営も後半に入りましたが、多くの問題点が山積しています。主要な課題を明らかにしながら、今後の対応について考えてみたいと思います。・・上田市産院・長野病院について・・2007年11月、長野病院の産婦人科医師の引き揚げ問題が起きる。同年12月、上田市産院の甲藤院長が退職をした。その後、2008年8月からは、長野病院の医師引き揚げが始まり、坂城町から東御市まで年間約1,800件の出産があるが、上田市産院と民間産科診療所2箇所しかお産ができなくなる。 今まで長野病院では、年間約450人のお産が行われ、その内約250件はハイリスクの出産を受け持っていた。 現在は緊急時に対応してくれる産科連携病院は上田地域にはなくなり、近隣の佐久総合病院や篠ノ井総合病院などに1時間もかけて行かなくてはならない状況である。 《今後の取り組みとして》 ・ 上田市産院の産科医の増員と共に、複数の非常勤医の確保。 ・ 助産師、看護師の増員。 ・ 産院の移転改築にむけて、子どもにやさしい街づくりの明確な方針を掲げて、医師や助産師、看護師の増員を目指す。 ・ 将来的には開業助産師の養成・補助を行政が進め、身近な地域で正常出産を担う助産所・バースセンターを推進する。 ・ 上田地域の中核病院である長野病院に、国の責任で産婦人科医を早急に配置する。 ・ 長野病院に喫緊の課題として複数の常勤麻酔科医の確保を。 ・ 上田市の「地域医療係」の体制強化を図る。 ・・ごみ統合処理施設について・・2007年5月、上田地域広域連合正副連合長会は「上田市東山自然運動公園隣接山林」をごみ焼却施設候補地と決定した。 しかし、地元下之郷自治会や各団体の反対運動の中で、地元の署名運動や選定経過についての質問に対しても、行政からの明確な回答もなく進展がしてこなかった。市長は、「下之郷は断念したわけでないが厳しいと受け止め、東塩田全体を候補地として」各自治会に説明会に出向いていくと述べている。自らが広域連合長として「上田市東山自然運動公園隣接山林」をごみ焼却施設候補地と決定したのであり、それが出来ないのであれば、上田市は依頼された広域連合にいったん戻すべきである。 金井忠一後援会日帰りバス旅行「飛騨の高山」=10月19日 地域振興策などといって、小牧山にトンネルを掘るとか、早期の鈴子バイパス開通や小学校の体育館の建設、消防詰め所の建設などの振興策は、地元に対する懐柔策であり地元住民を愚弄(ぐろう)するやり方である。広域連合で決めた方針を逸脱した市長の暴走行為である。 初心に戻って検討すべきである。 ・・交流・文化施設(市民会館の移転)について・・JT上田工場跡に事業費150億円を上限に交流・文化施設を建設しようとしている。平成24年完成をメドに、8月には施設整備検討委員の委嘱を行い10月に中間報告をし、来年2月には検討の結果報告をし、3月には整備基本計画の策定をするとしている。なんとも性急なことである。 市民会館は老朽化してきており、移転建設は必要なことであると考えている。しかし、この間数億円のお金をかけて改修してきている。 合併特例債を130億円ぐらい使うとしているが、合併した、旧丸子町や、旧真田町、旧武石村の住民の声も聞きながら計画していく必要がある。何よりも上田市にとっては多額の税金を投入する超大型施設であり、今後の財政状況も十便検討しながら行うことが必要である。性急に結論を出すのではなく、この際「住民投票」などで市民の意見を十分聞くことが必要である。 ・・上田市教育を考える有識者会議について・・上田市教育を考える有識者会議の「提言」が市長にされた。しかし、14人の委員のうち半分に当たる7人が、委員有志による提言書提出に関する抗議意見書を市長に提出した。 「提言」の有効性に問題があるといわざるを得ない。今回中心的に論議された、学校選択制度、教員評価制度、学校利用券制度(教育バウチャー)は、はたして現在の上田市の教育現場における問題に沿ったものであろうか。「21世紀教育制度研究会」などという特定の認識を持った団体に、主張と活動の場を与えただけではなかったのかと思う。「提言」を受け取った市長の今後の行動を大いに注目したい。 9月の生活相談の主なこと(45)☆ 公共事業のため、市の仲介で現在地に自宅を移転したが公図と現況が合わないで、隣接者ともめている。・・・本人や担当課から状況を聞き、今後隣接者と話合いをしながら市と共に解決を目指すことに。☆ 生活保護の申請をしてあるが、今後どうなるのか。・・・福祉課の担当者に状況を聞きながら今後対応をすることに。 ☆ 市営住宅に入居したいが何とかならないか。・・・住宅課で入居募集をしているので書類をもらって申し込みをするよう指導。 |
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