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NO.187 2009年10月21日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

第7 回「陽だまりネット相談会」開催する

・・・深刻な雇用・経済不況の中、35組の相談者が訪れる・・・

雇用保険は切れ、全く仕事もない
「反貧困・くらしと雇用を守る上小ネットワーク」(通称・陽だまりネット)(代表・滝沢修一弁護士、久保木匡介長野大学准教授)の第7回相談会が、9月25日にハローワーク前の上田城跡公園駐車場の仮設テントの中で行われました。
外国人の相談者が今までより少ないように感じられました。
上小地域の有効求人倍率は県下一低く、仕事そのものがない状況の中で、名古屋市等の市外へ仕事を求めている人が出てきている現状があります。また、昨年来の派遣切り等のなかで、今まで給付されていた雇用保険もほとんど切れ、全くお金も入ってこないし、仕事もないとう現状であります。
ハローワークの所長も、最近は訪れる人が少なくなり、どうなっているか心配であると申しておりました。
苦しい生活をしている人が表に出てこなくなり、その状況がわからなくなってしまっていることが今後とても心配です。

深刻な相談内容
・2年前に住宅新築したが、仕事がなくお金の返済できない。
・派遣の仕事も無くなり、健康保険証もなく医者に行けない。
・何回も応募はするが仕事が見つからず、生活ができない。

上田市の幹部職員も相談会を見学する
金井議員は9 月議会で、上田市の「緊急経済・雇用・生活対策本部について」の質問をする中で、市の担当部局の職員も相談会の現状をみるべきであると指摘しました。
当日は、政策企画局長、市民生活部長、商工観光部長、収納管理課長、収納担当係長、外国籍市民サービス係長が訪れ、激励方々、相談している状況をつぶさに見ました。10月13日には、「陽だまりネット」と「上田市」との2回目の懇談会が行われ、年末年始を含めた、今後の対応について懇談しました。

真剣に相談に乗る ハローワーク前駐車場=9 月25 日


交流・文化施設(市民会館等)の移転建設を考える

市民に幅白い正確な情報提供を行い、建設の是非や規模の妥当性を問うべき

交流文化施設とは
2002年7月に日本たばこ産業(JT)は上田駅近くの上田工場閉鎖を発表し、06年2月に周辺民有地を含め20ヘクタール余の跡地を主に公共、商業、住宅の3地区に分けて開発する計画を提示。上田市は計画を了承し、公共地区約4.5ヘクタール(1万3千500坪)を購入し、交流・文化施設や公園を整備する方針を示した、整備検討委員会の報告書では、交流・文化施設は大・小のホール、美術館、会議室などで構成する施設である。

全体整備事業費の見込み
総事業費 135億円 全体敷地面積 4.5ヘクタール
1 整備事業費 115億円
・建設費 105億円
・備品購入費 5億円
・調査設計費 4億円
・解体費 1億円
2 土地購入費 20億円 建設費105億円の内訳
1 交流・文化施設 100億円
2 市民緑地・広場 5億円(芝生広場、交流広場、親水空間、遊具、普通車・約400台、大型車・必要台数分)

・・交流・文化施設100億円の内容・・
・多目的ホール 建設費・・・64億4千5百万円
大ホール・1,700席、小ホール・300席 スタッフルーム、楽屋(大、中、小)など
・美術館 建設費・・・15億円
展示室・常設展示、企画展示、市民ギャラリー、アトリエ、収蔵庫、管理研究関係室
・交流施設 建設費・・・9億6千万円
リハーサル室、練習室、多目的ルーム、会議室、ボランティアルーム、エントラスホール

・管理部門 建設費・・・10億5千万円
託児サポート施設、事務所、総合案内、救護室、機械室等

・・・総事業費135億円の内訳・・・
上限135億円の事業費の内訳は、合併特例債が111億円、まちづくり交付金が14億円、一般会計から10億円の予定であります。(合併特例債の30%、37億は市の借金に。)

市民の合意を得ることが必要
上田市では、政策企画局内に「交流・文化施設準備室」を設置し仕事を進めている。「検討委員会からの最終報告(8 月末に報告あり)を尊重しながら、できるだけ早期に整備計画をまとめ、必要な用地取得等、次のステップへと進めていきたい。」としている。しかし、作業はどんどん進んでいく一方、合併した旧丸子町や真田町、武石村を含めての市民的な合意は全く得られていません。そのために、「交流・文化施設整備についての見直しを求める署名」運動も起きてきており、12月市議会には「請願書」が提出される状況であります。今後の上田市の財政に大きな影響をもたらす巨大プロジェクトであり、再度慎重な検討を行っていくことが必要であります。
市民の意向を確認するアンケートの実施を秋に予定されている「施設整備基本計画」を策定した時点で、「建設の是非や規模の妥当性などを問う」市民アンケートを実施し、施設建設を行うことが、順当な手順ではないだろうか。


後援会「日帰りバス旅行」=10月18日、春日山城跡

『今後の日程』
10月21日 上田地域広域連合議会10月定例会
22日 小規模多機能施設「国分の家」運営推進会議
23日 上田地域広域連合議会10月定例会
24日 神川小学校運動会
25日 第5回うえだ給食まつり、憲法学習会
26日 上田市・東御市真田共有財産組合議会
30日 国分自治会代議員会
11月2日 市議会厚生委員会所管施設視察
3日〜4日 国分自治会代議員会研修旅行
8日 「不況打開・なくせ貧困」11・8国民大集会
9日 坂城町議会と上田市議会との議員研修会
10日 人間ドッグ(上田生協診療所)
市議会厚生員委員と上田市医師会との懇談会
12日 市農業委員会役員と農政議員団との懇談会

9月の主な相談(57)

★信号機のある交差点があるが、急坂になっており以前も死亡事故があった。小学生の通学路にもなっており、横断歩道でなく安全な陸橋にしてもらいたい。・・・現場を自治会の役員と一緒に見た。来年の自治会要望として市に働きかけていくことに。
★親が亡くなりお墓にお骨を収めたいが入り口が錆ついて開かない。建設した石材店に頼んでも色々な過去の問題がありやってくれない。・・・知り合いの石材店を紹介。直してもらい即納骨できるようになる。
★日雇いで働いたが、お金を貰えなかった。57歳になるがリストラされてからは、現在も仕事がなく生活できない。・・・福祉課で生活保護の申請をすることに。

知って得するコーナー(72)

住宅手当緊急特別措置事業
雇用情勢の悪化により離職した人のうち、住居を喪失したことにより、再就職活動に支障をきたしている人に対し、住宅費を給付し安定した住居の確保及び就職活動が行えるよう支援する。
国の緊急措置事業で、10月1日から実施。期間は6ケ月間で、1ケ月37,600円支給する。雇用保険も切れ、仕事もなく家賃を払えず、借家を出なければならない人はすぐに相談を。困ったことは・福祉課まで
ひ と こ と(忠)
敬老の日、母とドライブに
9月21日の敬老の日、妻と一緒に母の入所している老人施設に行き、
どこかで食事をしようと車でドライブした。最近はめっきり足腰が弱くなり、部屋の中でも手押し車を使用していた。
立ち上がることが大変であるが、立ってしまえば手押し車でゆっくり歩くことができる。
連休でどこも混んでいると思ったので、スーパーですし等の買い出しをして、女神湖の湖畔で食事をした。
87歳になり外に出ることも大変になってきている。
貯めておいた少ない年金の中から「お金は使えるときに使え、俺はもう必要ないからと」と小遣いをもらった。
うれしいやら悲しいやら複雑な気持ちになった。
長生きしてもらいたいと願う。