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NO.191 2010年2月20日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

いよいよ市長・市議会議員選挙

・・・3月21日(日)告示で28日(日)投票・・・

上田市の今後にとって重要な選挙に
今回の市議会議員選挙にあたって「市民アンケート」を行いました。多くの皆さんからの回答がありました。
(主なもの)
  • 暮らしについて・・変わらないが22.7%。やや悪くなった・悪くなったが73.6%。
  • 市政について・・評価できる・まあまあ評価できるが31.8%。あまり評価できない・評価できないが46.7%。
  • 交流・文化施設について・・計画どおりつくるが22.4%。規模を縮小すべきが12.6%。急ぐ必要はないが34.5%。つくる必要はないが22.6%でした。
上田市の課題について
  1. 長野病院の機能回復と充実、地域医療の再生を。
  2. 安心してお産ができる「産院」の早期移転新築を。
  3. 交流・文化施設は十分に市民の意見を聞いて建設を。
  4. 市民の暮らしと、営業を守る具体的な対策を。
  5. 仕事の確保と融資制度の拡充を。
  6. 農林業の再生、食料自給率の向上、地産地消の推進、農業後継者の具体的育成を。
  7. 循環型社会を目指し、生ごみ堆肥化施設の建設を。
  8. ごみ処理施設の建設は、ごみ減量化、情報公開、住民参加、住民合意ですすめる。
  9. 就学援助の充実、教育費の保護者負担の軽減、子供の医療費の無料化の拡大、保育料の軽減を。
  10. 放課後児童対策や学童保育の充実を。
  11. 遅れている小・中学校の耐震化の一層の促進を。
  12. 「非核平和都市宣言」を行い積極的な平和行政を。


早朝7時からの挨拶活動(上田橋)=2月3日

『今後の日程』
2月20日 金井忠一後援会「選挙事務所開き」
21日 日本共産党演説会(弁士・井上哲士参議院議員)
24日 上田地域広域連合議会定例会
25日 市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決)
国分自治会代議員会
26日 上田地域広域連合議会定例会
3月2日 上田市・東御市真田共有財産組合議会定例会
6日 金井忠一後援会・総決起集会(国分公民館2階)
8日 東信医療生協「市政学習会」
12日 神川小学校PTA歴代正・副会長会
21日 市議会議員選挙告示日
28日 市議会議員選挙投票日

金井忠一議員の一般質問(概要)

 3月議会は2月1日に開会されました。合併して4年が経ち最後の議会となりました。金井議員は4年間の全ての議会で、16回にわたり住民の切実な要望をとりあげて、施策の積極的な提案と質問を継続的に行ってまいりました。

職員の健康管理について
金井議員 昨年12月に観光課長が亡くなりました。私は、職員は市民の宝であると考えています。市民のために尽くす職員がいてこそ、上田市の発展もあるのであります。
市の職員は、16万市民のために働き、市民の幸せがあってこそ、職員の幸せもあるという立場で働いていると認識しております。市長は上田市の職員について、どのような認識をお持ちか伺います。

母袋市長 私の理念や方針を十分理解し共有するとともに、時には知恵を出し合って市政経営のスタッフとして、共に市政発展に尽くす大切な財産であり、人材であると考えている。単に全体の奉仕者であるということだけで片付けずに、市民の目線に立った行動をとるよう指示する中で、理念の共有を図ってきた。これからは自ら考え行動し、自ら成長目指す職員になってほしい。市の発展とサービスの一翼を担う職員として、誇りと自覚を持って職務にあたって、市民の皆さんの負託にこたえるよう取り組んでもらいたいと考えている。

長野病院の充実と地域医療の再生について
金井議員 上小地域「医療再生計画」により、上小地域の周産期医療体制及び救急医療体制は今後どのような方向に進んでいくのか伺います。

健康福祉部長 地域周産期母子医療センターとして、産婦人科麻酔科等の医師を確保し、分娩の再開を図ることとし、他の医療圏で対応している、ハイリスク分娩年間200件以上の比較的高度の周産期医療を担うことを目標に掲げている。
正常な経過をたどっている妊婦の分娩に関しては、安全性を担保した上で、できるだけ助産師を活用した妊婦検診や分娩を推進していく。
 長野病院に財政的支援を行うことにより、365日対応できる体制を整備し、診療機能の強化を図ってまいりたい。

金井議員 市民の中には、あんな立派な長野病院があるのになぜ、遠い佐久病院や、長野市や松本市の病院に行かなくてはいけないのかという、率直な声が多く寄せられています。
 上小地域「医療再生計画」の具体化の中で、長野病院に行けば安心であるという信頼感をどう取り戻していくかが問われてきます。長野病院の充実と地域医療の再生についての市長の決意を伺いたい。

母袋市長 市政の最重要課題として東奔西走してきた。
国で採択された地域医療再生事業は願っても無い事業である。地域にとって新たな展開を迎えることができることは、大変
画期的なことである。
今後は地域が一丸となって地域の医療の再生をめざしていく。長野病院の信州大学と連携した「地域医療教育センター」構想は最も重要な事業である。長野病院の機能回復を図る上で地域の命運がかかっている事業である。
信州大学としても、再生事業が長野病院の機能回復を図る上で今度が最後のチャンスであり、なんとしても成功させたいとの話があった。信頼感を取り戻すには成果こそが重要な視点である。地域のリーダーとして全力で取り組む。

上田市産院の移転新築について
金井議員 産院の移転新築のタイムスケジュールはどうなっているのか伺いたい。

政策企画局長 平成23年末の開設を目標として進めている。
年度末までに新たな産院の基本方針や規模、機能の概要、経営財政計画等包括した計画の予定としていく。平成22年度については、施設の設計に市民の皆さんの考えを生かしていくためのワークショップを開催し、具体的な予算設計、実施設計に着手していく。

金井議員 今後の新しい産院の運営や、より良い診療内容について、市民の率直な声を聞いて進めていくために、産院にかかわる各種団体との懇談会等を進めていくべきであると思うがその考えは。

健康福祉部長 市内の各種団体や、市民の声を聞くことは大切なであると考えている。出前講座等の機会の活用、今後は、公募によるワークショップの中で、団体や個人の意見を聞くとともに、産院運営審議会の中で審議をいただく予定である。

1月の主な相談(61)

★全く仕事がなく生活できない。今まで姉にお世話になっていたが、サラ金等を返済してもらったりしてきたが、もう面倒見てくれない。手持ち金は全くない。・・・お姉さんも一緒に福祉課に来てもらい相談して、生活保護の申請をした。

★戦時中に開けた道がある。現在は市道になって利用されている。自分の畑を提供してあるが、いまだ登記がされていない。・・・管理課に現状を話し、自宅訪問して適切に登記をするようになる。

★水田を耕作しているが水路が整備されていなくて水がかかりにくい。・・・土地改良課の職員と現地を確認し、今後対応をすることになる。

知って得するコーナー(76)

住宅ローンが払えない
派遣切りやリストラ、給料が下がり計画通りに払えなくなった場合は、銀行と相談して回数や金額を調整することが必要です。どうしても払えず、住宅を処分しなくてはならない場合は、破産手続きをしなくてはならない場合も起きてきます。専門家である弁護士等に相談することが必要です。
ひ と こ と(忠)

早朝の挨拶活動について

1月20日の「大寒の朝」から、月曜日から金曜日まで通勤通学の皆さんへの早朝挨拶を始めた。
朝6時には朝食をとり、7時までに現地に着かなければいけない。
信濃国分寺駅前、町吉田交差点、上田橋、小泉のマツヤ前、国分西交差点の5ケ所である。
寒いので自分との戦いでもある。
一台一台の車に「おはようございます」と言いながら手を振る。
会釈をしてくれる人や手を挙げてくれる人、何もないように通過する人など多彩である。
私は選挙が終わってからも、一週間はお礼の挨拶を今まで4回行ってきた。今回もやりたいと思っています。
一生懸命に頑張って議会に出させていただきたい。
そして「市民のお役にたちたい」。そんな初心の気持ちを忘れずに寒い朝の活動をしている。
いつも一緒に参加してくれる妻には感謝で一杯である。