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NO.193 2010年4月26日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

市議選後初の「市議会臨時会」開催される

・・・各種委員会等の役職決定される・・・

4月22日、23日と市議会議員選挙後初めての臨時会が開催されました。議長や副議長、監査委員、各種委員会等の役職が決定されました。任期は申し合わせにより2年間であります。

金井忠一議員の役職
  • 厚生委員会委員 ・地域医療再生特別委員会(委員長)
  • 上田地域広域連合議会議員 ・産院運営審議会委員
「地域医療再生特別委員会」委員長に
 金井議員は、上田市産院の移転新築や、上小医療圏における地域医療の再生のために新たに設置された「地域医療再生特別委員会」の委員長に選出されました。
 特別委員会は現在の市政における重要課題について、議会として調査・研究等の活動を行い理事者に報告や提言をしていくために設置された重要な特別委員会であります。
 中核的医療機関である長野病院の機能回復と強化、圏域内医療機関の役割分担と連携強化による地域医療の再生、信州大学との連携による、安定的な医師確保体制の構築等についての緊急課題について取り組んでまいります。

金井忠一後援会総会・市政報告会
・日 時 5月9日(日)午後6時〜
・場 所 国分公民館 2階会議室
 ・平成22年度 金井忠一後援会総会
 ・市政報告会  金井忠一議員
 ・懇親会(会費 1,000円)
 市議選後初めての後援会総会・市政報告会を行います。多くの皆さまのご参加をお願い申し上げます。
金井忠一後援会長 中川 孝一

国民健康保険税の「値上げ」がされようとしている

・・6月市議会に8.47%増の税率改定の値上げ案が提出される予定・・

上田市の国民康保険税の滞納額15億円を超える
 選挙中に「国民健康保険税が高くて払いたくても払えない」という声を、多くの市民の皆さんからお聞きしました。
昨年来の派遣切りやリストラ、首切りにより職を失った皆さんは、全員が国民健康保険に加入しなくてはなりません。
前年度の所得で課税されるため、現在仕事がなく、収入も全くなくても国民健康保険税がかかってきます。
 急激に悪化した経済状況の中で、収入減や、失業状態となり国民建国保険税の負担感が増大し、国保税の支払いが厳しくなり、平成20年度の収納率は89,06%(対前年比2.38ポイント減)になっております。今までの滞納額は約15億円で、今後も好転する見込みは全くありません。21年度の単年度数収支をみると、3億3千万円の赤字が見込まれております。22年度、23年度の国保財源の推計では、それぞれ、収支で3億8千万円、5億5千万円の不足が生じる見込みであります。
国民健康保険会計を健全にしていくためには、国からの「国庫負担」の充実をしていくことが決定的に重要であります。

市長へ答申された税率改定の内容は8.47%増

 上田市では、国民健康保険運営協議会を4回開催し、上田市長に4月19日に国民健康保険税の税率改定の答申を行いました。 答申の内容は、医療分は所得割を0.5ポイント、均等割り(1人当たり)と平等割(世帯当たり)はそれぞれ4千円ずつ引き上げる。資産割は5.0ポイント引き下げる、後期高齢者支援金分、介護保険分は所得割を0.1〜0.4ポイント、均等割りと平等割をそれぞれ最大1,000円引き上げるということです。
課税額は、医療分・後期高齢者支援分で1人年間平均7,297円増の8万9,060円に。介護分で946円増の2万4,425円の引き上げになる。

6月市議会定例会に条例改正案を提出

 現在の上田地域における経済状況の悪化の中、これ以上の国民健康保険税の値上げは、一層の滞納者を生むだけであります。
一般会計からの基準外繰り入れを積極的に行うこと
値上げをさせない方法として、考えられることは、積立している「国民健康保険基金」を取り崩すことと、一般会計から国保会計への「基準外の繰り入れ」を行うことであります。
平成22年3月1日の時点で、国民健康保険には上田市の世帯の2万4,127人(加入率38,9%)が、被保険者数で42,528人(26,6%)加入しております。
 好転の兆しが見えない経済状況下で国保会計を健全に運営しいくためには、当面の打開策としては、一般会計からの繰り入れにより、切りぬけることが必要であります。
 国保税の税率を改定して値上げをしても、現在滞納している生活が困難な皆さんは現在以上には払うことができません。
一方、口座振替などで、きちんと納めている善良な市民の皆さんへの負担がより一層増えていくだけであります。

大きな箱物の建設より命と生活を守る方にお金をかける

 今上田市では、交流・文化施設を上限135億円で建設の予定をして準備を進めています。施設規模は現状程度にする。常設の美術館についは関係者と十分検討して、今後の運営経費などへの検討を行い、経費の節減をすべきです。そのお金を国保会計への繰り入れに使うなど福祉施策に回すときであります。
季節外れの大雪と満開の桜
信濃国分寺境内にある「三重塔」=4月17日


神川地区「堀川神社」の「御柱大祭」
「里曳き」に長男と共に参加=4月11日
4月28日 国分自治会代議員会
29 大屋農家組合・水神祭
 5/ 1 第81回メーデー(上田城跡公園芝生広場)
3 憲法記念日街頭宣伝(午後12時・上田駅前)
9 金井忠一後援会総会・市政報告会
13 市議会厚生委員会「所管事務調査」
15 憲法9条を守る講演会(一ツ橋大学教授)
16 座談会「政治家meetsヤングマン」
21 上田地域広域連合議会「5月臨時会」
22 日本共産党演説会(長野市県民文化会館・大ホール)講演:市田忠義書記局長(参議院議員)
23 長野県社保協「国保改善全県活動者会議」
26 共産党「上田市議会議員団」と市長との懇談会

3月の主な相談(63)

★この数年、ガンになり転移し何回も手術を行った。1人住まいであり子供も無く、今後動けなくなったらどうすればいいか。・・・現在佐久病院に通院しているので紹介状をもらい、上田市内の病院に通院して、今後の対応をしていくことにする。
★毎日散歩をしているが、道路が狭い上に道端の舗装が壊れていて歩くのにつまずきそうで危険なので何とかしてもらいたい。・・・担当課に話し現場調査をしてもらい、上田市の直営で応急工事係に舗装してもらった。
★会社を解雇されてから仕事ない。何とか仕事を探したい。・・・市役所の臨時職員の応募をするように勧め、履歴書を書いてもらい人材開発課に提出。

知って得するコーナー(78)

お金がなくて生活できない
 憲法25条により、生活保護という制度があります。市役所の福祉課では、たくわえもなく明日から生活できない場合など、緊急を要する場合はすぐに当面の対応をしています。生活保護を受けるには、いくつかの条件をクリアーする必要があります。
 一人でなかなか相談できない場合は、金井議員に相談してください。ご一緒に福祉課まで行って相談致します。  相談はお気軽に福祉課まで  
ひ と こ と(忠)
「よく頑張ったな・・」と年老いた母
選挙が終わり一週間たち、小諸の施設にいる母の所に行って来た。
花を買って行って、少し話をして帰ってきた。
足が弱り耳も遠くなり、選挙には来れなかったので「忠ちゃん便り」と、選挙の結果報告のチラシを持って行った。
母は「よく頑張ったな・・」と言ってくれた。
市役所を途中で辞めて、44歳で立候補した時は、皆さんにご迷惑がかかると反対していた。
私が多くの皆さんに日常的に支えられて、15年間議員活動をしてこれたことに、少しホッとしたようである。
小さな体になっていく88歳の母を見ると悲しい限りである。
帰りがけに、小さく折り曲げた小遣いをくれた。1万円だった。《感謝》