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NO.141 2005年12月20日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

「介護保険料の減免」と「利用料の軽減」は新市の中でも必要なので実施してゆきたい ・・・母袋市長答弁

12月議会開催される(11月29日から12月19日まで)

金井議員の一般質問は12月5日、現在大きな問題になっている「産院の存続について」、「介護保険問題について」市長及び健康福祉部長に質しました。
「上田市産院の存続について」・・質問要旨
1 全国で医師の引き上げがされ社会問題になっているが、産院は特段何も心配ないと受け止めていたのか。
2 8月末に信大医学部から通告されるまでその対応を怠っていたのではないか。
3 2月18日に調印した4市町村の合併協定書では、産院の存続についてはどのようになっていたのか。
4 産院の閉院は協定書の誠実な履行に反しないか。
5 現在の長野病院は、上田地域の基幹病院になりうると考えているのか。
6 長野病院では産院や民間病院で分娩してきた分もカバーできるのか。又産院の現在持っている機能を維持継続できるのか。
7 産院の閉院に対する市長の姿勢はあまりにも「ブレ」過ぎている。どのような立場が本当なのか明確にしてもらいたい。
8 集約化しようとしている相手側の長野病院や院長は、産院や民間病院の分まで受け入れる体制を整えることを表明しているのか。
9 市長は上田市民の生命と健康、福祉にどう責任を負っていこうとしているのか
10 なぜ、上田市の産院は全国で唯一の自治体が経営する病院として残ったのか。市長の認識は
11 新市の中で長期的展望にたって、新しい産院の建設や、総合的な自治体病院が、上田地域にはなんとしても必要と思われるがその考えは。
「介護保険について」
1 10月から介護施設などの食費と居住費が自己負担になった。値上げの影響をどのように捉えているのか。
2 介護サービスを利用しているお年寄りに対する影響は。
3 上田市が独自に行っている介護保険料の減免と8種類の介護サービスの軽減について来年度以降も制度として継続して行うのか明確に決断を。
しなの鉄道大屋駅に太陽光発電利用の公衆トイレが完成する
今後は高齢者や障害者向けのエレベーター設置が課題に
児童の安全対策として設置された信号機(岩下桜並木前)

・・・上田市産院の存続と医師確保に全力を・・・

産院の果たして来た役割ということにおいて、やや認識不足があった・・市長答弁

・・上田市の産院の存続について・・
金井議員 信大医学部から医師引き上げの提案があってから、市長は「閉院はやむをえない」、「閉院も選択肢の一つである」と述べ、その後、若いお母さん方の運動が高揚してくると、「全力で存続を目指す」と言っており、その姿勢に一貫性がない。どのような立場が本当なのか明確に答弁してもらいたい。

母袋市長 産院の果たして来た役割ということにおいて、やや認識不足があったという思いがある。
医師の確保という難しさ厳しさが前面にあった。そのことをもって閉院という結論を持っていた訳ではない。
「母の会」やさまざまな皆さんから教えて頂き、その中で産院に対する住民、利用者の信頼あるいは期待が大きなものがあり、それに応えることが現行政の求められているものであるという結論に達した。

金井議員 現在の長野病院では産院で分娩してきた分と、11月に産科を辞めた民間病院の分もカバーできるのか。
又、現在産院の持っている機能を維持継続できるのか。連携をする相手側の長野病院は、受け入れる態勢を整えることを表明しているのか。

土屋健康福祉部長 産科を扱ってもらうには医師、医療スタッフの充実を図ることが必要になる。分娩台や色々な設備等を整備しなければならないと思っている。
 長野病院院長とは常に連絡をとっており、態勢化が整えば受けられると言っている。

金井議員 県内の他市では、市民病院を持っているところは、予算の中で衛生費と民生費の支出を比較すると、飯田市31.7%、岡谷市32.3%、東御市29.2%、市民病院のない上田市は25.8%である。他市と比べて、上田市は医療や福祉にお金をかけていない。今回の産院の問題は、長野病院のあり方や、上田市の今後の医療福祉の態勢の抜本的な問題を提起している。「いつでもどこでも誰でもが安心して24時間かかれる病院」が上田市に求められている。新市の中で長期的展望にたった産院の建設や総合的な自治体病院が必要である。新しい施設の建設について市長の決意は。

母袋市長 今後、合併することによるスケールメリットを活かしながら人員削減も行い行政改革も進める中で財源を捻出する。市民の健康管理、保健予防、福祉医療の向上に努めるべく努力していくことが必要であると考えている。
・・介護保険について・・
「介護保険の減免や利用料の軽減などは必要なことなので、新市の中でも進めていく」
金井議員 現在、上田市が独自で行っている先進的な制度である、介護保険料の減免と、8種類の利用料の介護サービス軽減について、新市の中でも制度として継続して、上田市の福祉を後退させない決意をすべきである。市長の決断は。
母袋市長 市としも必要なことは進めていかなくてはならないと考えている。独自の施策として実施してきた介護保険の減免と利用料の軽減は、新生上田市としても必要な制度ではないかと考えておりますが、策定委員会準備会での意見も踏まえ、具体化について協議を詰めてまいりたいと考えている。現在、弱者への支援になっており、今までの制度は必要であると担当部課にも伝えてあり、そういった中身で検討がされ、近じか最後のつめに入る状況である。
『今後の日程』 

[11月の生活相談の主なこと](12)

☆ 会社を退職した従業員が、労災によるものであると労働組合を通じて損害賠償を要求してきた・・組合の委員長とも話し合いを行い円満に解決した

☆ 介護保険事業者から「幼宅老所」を地域の自治会内に作りたいとの相談・・自治会長とも相談し地域のコンセンサスをとり、住宅を改修して開所することになる。

☆ 身体障害者協会から、市長へ要望書と議会に請願書を出したいので協力してもらいたい・・市長に要望を行いながら、議会への請願については紹介議員になり12月議会に請願書を提出した
12月29日 上田市消防団第10分団夜警親睦会
31日 大晦日
1月1日 元旦、国分自治会新年交換会
新年街頭演説(上田駅)
3日 国分自治会代議員会、会計監査
下堀自治会「新年総会」
7日〜8日 信濃国分寺「八日堂縁日」
14日 国分農家組合総会
15日 国分自治会「総会」
上田市消防団「出初式」
22日 国分自治会「隣組長会」
議会運営委員会(2月議会について)

知って得するコーナー(27)

インフルエンザの予防接種を受けましょう
65歳以上の市民の方がインフルエンザの予防接種を受けるときは1,000円でできます。
実施期間・・10月1日から12月31日まで
接種回数・・一回
実施場所・・市内の委託医療機関(電話で事前に予約する)
接種料金・・1,000円
持ち物・・年齢を確認できるもの(保険証、免許証)
お問い合わせは・・健康推進課
ひ と こ と(忠)

母とドライブ兼ねて温泉に


 11月中旬に実母を誘い、妻と共に紅葉を見ながらドライブに行ってきた。
女神湖のほとりのレストランでお昼を食べた。
母は以前胃を手術しているので、出てきたものは全部は食べられない。
残さないようにと言うので半分を私がもらって食べた。

望月(現佐久市)大河原峠からの浅間山の風景と唐松林や白樺林、木々の紅葉は見事であった。 
佐久市の温泉施設でお風呂に入って帰ってきた。
帰りに、来年は選挙で大変だが、皆さんに応援して頂いているので体に気を付けて頑張るようにと激励をされた。
金もかかるので「足しにしろ」と紙に包んでお金をくれた。
83歳の母に心から感謝した。