今月の目次

  1. 新上田市議選 激戦を戦い抜く 2,346票(9位)で当選
  2. 長野病院の麻酔常勤医がゼロに 救急医療は赤信号
  3. [3月の生活相談の主なこと](15)
  4. 知って得するコーナー(30)
  5. ひとこと
トップ
ページ
上田市議会
質問記録
過去の
忠ちゃん便り
福祉の国
視察報告
プロフィール ご意見ご感想は
こちらまで
NO.145 2006年4月17日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

新上田市議選 激戦を戦い抜く 2,346票(9位)で当選

・・・多くの皆さんのご支援とご協力に心から御礼を申し上げます・・・

共産党は4人の議員団に

1市2町1村の対等合併による上田市議会議員選挙は、4月2日告示、9日投票日で戦われました。

11人オバーの激烈な選挙でありましたが、32名の定数の中で9位(2,346票)で当選できました。

共産党は旧上田市で渡辺正博さん(前・14位)、旧丸子町で久保田由夫さん(前・20位)が、旧真田町で古市順子さん(新・15位)が当選し、上田市では初めての4議席になりました。
新上田市議会の共産党所属議員
写真右:選挙結果を報告する(右から)渡辺、金井、古市、久保田の各氏と高村京子県議会議員=10日早朝、上田駅前
金井議員の当選を祝う
激しい地域での戦いの中で勝ち抜く
神川地区からは、前職の3人と新人1人が立候補しての選挙であり、旧上田地域では最も激しい地域となりました。

地元国分の後援会や神川地区後援会の各支部の皆さんの奮闘により、「大丈夫論」や「楽観論」を克服する中で勝ち抜くことができました。

ご支援ご協力有難うございました。
写真左:万歳をする金井議員(国分公民館2階会議室)=9日夜中

長野病院の麻酔常勤医がゼロに 救急医療は赤信号

・・・全身麻酔が必要な救急患者の夜間受け入れができなくなる・・・

長野病院
上田地域の救急医療の危機
上田小県地域の中核病院である国立病院機構「長野病院」では、4月から麻酔科の常勤医師がいなくなりました。

信大医学部が医師不足を理由に常勤医師を引き揚げることによるものであり、今後はパートの医師が対応するということであります。
これにより、平日昼間は東京都内の病院がパート医師を派遣し、水、木曜日には別の都内の医師が通ってくることになります。

非常勤医の勤務時間は午後6時までなので、その時間以降については、他の病院への搬送で対応することになるのです。
全身麻酔が必要な救急患者は夜間受け入れられず、長野赤十字病院(長野市)や県厚生連佐久総合病院(佐久市)などに当直医が付き添って転送することになりました。

救急医療の充実のためには常勤医は不可欠であり、上田市も含めて上小地域における医療態勢の緊急事態であります。
写真上:長野病院
24時間体制の安心した「市民病院」が必要に
市民にとっては、具合悪くなったとき「いつでも、どこでも、安心して24時間かかることができる病院があること」が最低限必要であり、上田地域の強い願いでもありました。
今の長野病院では、医師不足による一部診療科の中止や、病棟の閉鎖が行われており、ベッドはあっても入院できない状態であります。
すばらしいのは長野病院の建物の外観だけのような気がいたします。

こんなときこそ、「住民の安全と健康と福祉を守る」という自治体の本来の役割が求められているのではないでしょうか。 上田市にも「市民病院」をという市民の声は昔からあります。今こそ、上田地域にも安心してかかることのできる「市民病院」を建設する必要があるのではないでしょうか。
上田市産院との連携は本当にできるのか
上田市の産院も昨年8月に、信大からの医師の派遣について「平成18年6月末をもって終了したい」旨、提案がありました。そのため、10月末から12月27日までの約2ケ月間出産予約の受付を中止いたしました。

その後、産院で出産したお母さん方を中心とした育児サークルのメンバーが中心となり、産院の存続を求め「いいお産」を望み上田市産院の存続を求める母の会を11月初旬に結成し、広範な署名運動を展開しました。燎原の火のように燃え上がった運動により、署名は9万5千732筆集まりました。議会でも論議がされ、陳情も提出されるなど大きな運動となりました。その結果、閉院を予定していた市長も産院の存続について決定をしました。

これから、上田市は周産期医療や産科救急の充実に向けて長野病院との連携のための話し合いを続けるほか、4月以降、上田小県地域の関係者や住民を交えて、市産院を含む上小地域の産科医療体制のあり方を考える検討組織の設置を計画しております。しかし、現在の長野病院が上田市産院との連携を図りながら、地域医療の中核になれる状態の病院なのか疑問であります。
産院副院長に広瀬健医師(神川・大屋出身)を新規採用
上田市は、産院存続のために新たに常勤医として、神川出身の広瀬健医師(56歳)を採用することになりました。

[3月の生活相談の主なこと](15)

  • 休耕田に大豆を植える機械を導入したいが、市の助成を受けることができないか。・・・担当課である農林課に相談し、今後検討することになる。
  • 病気で長期入院しているので、歩くことが困難である。なお、生活保護を受けているので車がない。子供の中学校の卒業式にはどうしても出席したい。・・・当日迎えに行き車で学校に送る。
  • 70歳近くになり働くところがない。無年金であり何とか働けるところを探してほしい。・・・市の生活保護にもならないので、職を探すことに。
4月 19日 神川地区振興会常任理事会 信濃国分寺の桜
20日 市議会「会派代表者会」、神川水系七ケ堰連絡協議会定期総会
21日 市議会「各派交渉会」
27〜28日 市議会「臨時会」
28日 国分自治会代議員会
5月 1日  第77回メーデー
2日 国分寺復興会「国分支部総会」
3日 憲法記念日「街頭宣伝」(上田駅前)
13日 神川地区振興会総会
14日 第2回長野県自治体学校(長野大学) 写真上:信濃国分寺の境内の桜

知って得するコーナー(30)

放課後児童クラブについて
現在上田市には、児童館・児童センター、こども館、学童保育所があります。
中でも、学童保育所は児童の生活の場として、保護者に代わって児童を保育する施設です。宿題をしたり、おやつを食べたり、遊んだりして友達と楽しく過ごせる施設です。
 何よりも、午後7時まで預かってくれる施設なので、親が安心して働き続けることができます。
お問い合わせは・・・お気軽に子ども教育課まで
ひ と こ と(忠)

家族一丸となって戦い抜いた激烈な選挙

 厳寒の2月20日から、連日妻と共に朝7時から8時まで、二人三脚で朝の挨拶に立ちました。

 長女は2月12日に2男を出産したばかりであったが、母乳をくれながら「アナウンサー」をしてくれました。
長男は会社を何日も休んで、車の運転をしてくれました。
二男は東京から2回も帰ってきては、小・中・高の同級生にお願いしてくれました。
家族の絆と温かみを感じた選挙でした。

 ご近所の皆さんには、食事のお手伝いをしてもらいました。
また、自治会の皆さんにも食事のお手伝いから宣伝カーの運転手、ビラ配布等を連日行っていただきました。

本当に有難いことでありました。
地域を挙げての応援に心から感謝です。