靖国神社と遊就館（ゆうしゅうかん）を見学する

小泉首相が参拝する靖国神社と遊就館の役割を改めて考える機会になる

「正しい戦争」論の宣伝センターになっている

平和のためのさまざまな行動をしよう 映画の上映もされていた。そこでは、日本には戦争犯罪など無かった。敵である連合国が一方的な裁判で押しつけた濡れ衣であり、その立場でＡ級戦犯を神様として合祀したというのが靖国神社の公式の立場であると述べております。 　この頃、日本の戦争は正しかったという日本の戦争の「名誉回復」論が横行し始め、小泉首相の靖国神社参拝が歴史教科書、教育基本法の改悪に拍車をかけてきている現実がある。 地域で行われている、憲法を守る活動（憲法9条の会）、平和を守る行動（ピースウオーク）、原爆をなくす行動(平和行進)の持続的な活動が今ほど強く求められている時はない。

靖国神社の入り口、黄色い提灯が一杯並んでいた=7月12日

医療改悪一層進む、貧富の格差が命の格差に

医療改悪法のポイントを知って具体的たくらみを一つ一つ打ち砕こう

６月１４日の参院本会議で自民党・公明党の賛成で成立
・・・団塊世代にらむ、大規模な国民負担増・・・

• 現役並み所得(今年８月からは夫婦２人世帯で年収約５２０万円以上、単身世帯で約３８０円以上)の７０歳以上の高齢者の窓口負担が２割から３割になる。
• ７０歳以上の医療病床入院高齢者の食費、居住費の負担増。月３万円から４万円の負担増に。すでに施設を退所している高齢者も出ている。
• 高額療養費の自己負担の限度額引き上げ。

• ７０歳〜７４歳の高齢者の窓口負担が１割から２割に。
• ６５歳〜６９歳の療養病床入院患者の食費･居住費の負担増。
  ・・・混合診療の拡大で保険がきかなく・・・
• 保険のきく医療と、保険のきかない医療を組み合わせる（混合診療）の拡大がされる。
  　　これまでは「高度先進医療」や「差額ベッド」などの例外を除いて原則的に禁止されてきました。保険外の診療、負担が拡大する一方、保険での診療が狭められることになり、公的医療制度の土台を崩しかねない内容です。
  ・・・療養病床６割減少して、患者の追い出しがいよいよ始まる・・・

• 現在３８万床の医療病床を約６割削減する。具体的には、医療型の約２５万床を約１５万床に大削減。介護型の約１３万床を全廃するというもの。
  今でも特別養護老人ホームの入所を待っている人は全国で３８万５千人以上。上田市では、１０９５人もいます。有料老人ホームは所得が無い人はとても入れません。療養病床を追い出されたら自宅にも帰れず、行き場を失う「医療難民」「介護難民」が多数生まれかねません。

今年も見事に咲いた蓮の花、７月中が見頃です＝国分寺裏

・・・保険証の取り上げで高齢者を直撃・・・ [後期高齢者医療制度の創設] ・「０８年４月〜」 ７５歳以上の高齢者だけの「後期高齢者医療制度」をつくる。独自の診療報酬体系をつくるなど「差別医療」を狙う。 現在サラリーマンなどに扶養される高齢者は保険料を払っていませんが、新制度では全高齢者から保険料を徴収します。 ７５歳以上の全高齢者から保険料を徴収する。月１万５千円のわずかな年金からも保険料を天引きします 保険料の滞納者から保険証を取り上げる。滞納した場合、１年以上たつと保険証が取り上げられ、資格証明書の発行措置をとる。(窓口でいったん全額支払になる) ・・・国保加入者も保険料を年金から天引き・・・ 国民健康保険に加入している６５歳以上の高齢者の保険料を年金から天引きにする。 ・・・政府管掌健康保険の改変・・・ ・「０８年１０月〜」 社会保険庁の運営を切り離して、全国単位の公法人「全国健康保険協会」を設立。都道府県ごとに支部を作って財政運営をするため、保険料の格差が生まれる。

[６月の生活相談の主なこと]（１８）