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NO.150 2006年9月22日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

9月市議会定例会開催される(9月4日から26日)

・・神川地区公民館の通年雇用の職員配置については年内に方向性を出す・・

金井忠一議員の質問内容の概要

○ごみ焼却施設建設に対する上田市の対応について
  • 年内に建設候補地を政治決断して決定する上での市長の考えについて。
  • 上田市内への建設誘致について。
○障害者自立支援法について
  • 障害者自立支援法が施行されてからの状況と問題点。
  • 施設や利用者への実態調査について。
  • 上田市独自の軽減対策の内容について。
  • 施設への今後の支援について
○防災対策について
  • 7月豪雨災害についての上田市の捉えかたについて。
  • 気象注意報や警報が発令された場合の住民への周知について。
  • 各河川流域の住民の行動について。
○神川地区公民館の職員配置について
  • 現状と問題点について。
  • 通年雇用職員の来年4月からの職員配置について。

障害者支援対策として上田市独自のサービス利用料の軽減措置を実施する

・・・利用者負担を住民税課税世帯は5%に、非課税世帯と生活保護世帯は免除とする・・・

ごみ焼却施設建設に対する上田市の対応
金井議員 広域連合内では、上田市から出るごみ量は86.3%、旧上田市では67.4%である。広域連合の「候補地選定委員会」と上田市の「公共施設研究委員会」でバラバラに建設地の問題が協議されているが、整合性のある結論が求められる。年内にも市長の政治決断が求められるが所見を伺いたい。

母袋市長 施設建設に対する上田市の果たす役割は大きなものがあると考えている。10月から11月には「候補地選定委員会」としての最終提言をいただける予定。今後の推移を見ながら上田市の必要な決断もしていく。

金井議員 ごみ問題は対応の仕方を間違えると、どうにもならない状況に追い込まれる。それだけに的確な決断力と時期を逸しない判断が求められる。JT跡地問題について市の「公共施設研究委員会」の出してくる案と広域連合の「候補地選定委員会」の答申が違う場合の対応は。

母袋市長 「候補地選定委員会」が10月から11月に出す結論の内容を正副連合長会議に諮り優先して対応する。  「公共施設研究委員会」の結論が9月からずれ込んでいくのでそのような中で判断していく。正副連合長会としては、待ったなしの綱渡りの覚悟で取り組んでいくと申し合わせている。候補地の理解を得れるように努力していくことが一番である。両委員会からのタイミングを見ながら、関係者との意思疎通を計ってベストな努力をしていきたい。
障害者自立支援法について
金井議員 障害者自立支援法が施行されてから利用者に負担がのしかかってきている。これでは障害者の就労や、社会的参加を奪い障害者の生活を破壊する法律になってしまっている。市の職員が各施設や利用者のところに直接出向いて、調査を行い対策を立てることが大切である。実態調査についての考えは。

大井健康福祉部長 今月末を提出期限に市内の500人を対象にアンケート調査を実施している。利用者に対して10月以降個別に聞き取りを行っていく。

金井議員 上田市独自の軽減対策の内容について説明願いたい。

大井健康福祉部長 真に必要な福祉サービスを利用しなければ自立生活を送ることができない障害者に対し、経済的に支援する独自施策として、地域生活支援事業のサービス利用料について、原則住民税課税世帯は5%に、生活保護世帯、非課税世帯は免除する。月額上限額についても国の2分の1に軽減したい。

金井議員 施設運営が10月以降一層厳しくなると考えられる。今後どのような支援をしていくのか。

大井健康福祉部長 これまでさまざまな機会を捉えて施設関係者の意見を伺ってきたが、施設系サービスの大きな転換点である新体系への移行後についても、継続して話し合いの場を設けて、制度の問題点を見出しながら国に対する要望をはじめ対応をしてまいりたい。
防災対策について
金井議員 7月の豪雨災害に対する上田市の捉え方は。

小出総務部長 72時間の降水量が、上田市のアメダス観測史上最高の210ミリの降雨であった。  森林の保水能力の低下により雨水が従来より流失しやすくなっており、森林整備への市民の関心を高め整備を進めることも必要と感じている。市として、河川や用水路をはじめとする必要な施策の改修を計画的に進めるほか、図上訓練をはじめとする各種訓練を通じ、災害対応能力の一層の向上を図るなど、災害に即応できるよう危機管理態勢の強化を図り万全をきしてまいりたい。
神川地区公民館の職員配置について
金井議員 神川地区公民館への通年雇用の職員は来年4月から配置できるのか、

森教育長 教育委員会として職員体制についての方針を定め、関係部局へ調整していかなければいけない。  年内に方向性を出したい。そしてそれに沿って関係部局との調整をして、年度内にはいずれかの結論を得たいと考えている。教育委員会としてはしっかり方向性を出していきたい。

・・金井忠一後援会・・

「甲州路日帰りバス旅行」のご案内

○期 日   10月22日(日)
○会 費   8,000円(定員40人で)
○申込み締切 10月10日(火)後援会役員まで
[工程]国分史跡公園駐車場(出発・午前7時)〜 小諸〜野辺山〜須玉〜昇仙狭(ロープウェイ・散策)〜甲州善光寺〜昼食〜恵林寺〜ワイン工場見学〜県立美術館〜甲府IC〜岡谷IC〜新和田トンネル〜上田着(午後6時30分予定)  後援会主催の日帰りバス旅行を計画いたしました。大勢の皆様のご参加をお待ちしております。
金井忠一後援会長 中川孝一(電話27−2270)
『今後の日程』
たくさんの実がついた蓮畑(信濃国分寺裏)
9 22 上田市社会福祉大会
24 神川地区公民館マレットゴルフ大会
26 9月市議会最終日(委員長報告、質疑、採決)
27 市議会「地域医療対策特別委員会」、
長野病院地域医療諮問委員会
28 議会運営委員会、神川地区防災センター建設委員会
30 神川小学校運動会、国分自治会代議員会
10 1 国分神社秋季大祭
2 己(き)組地区選出市会議員と自治会連合会長懇談会
5 神川地区市政懇談会
7 国分保育園運動会、西丘保育園運動会
13〜14 国分自治会研修旅行
17 市議会厚生委員と上田医師会との懇談会
19 姉妹都市「鎌倉市議会議員親善訪問団」の受け入れ
20 神川地区住民会議
22 金井忠一後援会「甲州路日帰りバス旅行」

[8月の生活相談の主なこと](20)

県営住宅に入居することになったが、身寄りが無く入居の保証人がいない。
]・・・今までの話をお聞きしながら保証人になる。無事入居できた。

親が数十年前に住宅新築のために購入してある土地を、隣接者が無断で駐車場にしたり、住宅がはみ出して建築されていて困る。
・・・無断使用をしないようにきちんと言うと共に、土地家屋調査士に依頼して境界を確認するよう指導。

カードでお金を借りて貸したが、相手がきちんと払ってくれなくて困る。
・・・簡単にお金を貸すことの間違いを正しながら、本人や、親のところに行って事情も話して返してもらうよう助言する。

知って得するコーナー(35)

請願と陳情について
住民の要求や要望を法律で定められた方法で、個人でも集団でも地方自治体に提出できるのが請願と陳情です。「請願権」は、だれでも、いつでも、何についてでも請願できます。しかも、請願をしたことで差別待遇を受けることは無いと憲法で定められております。また、憲法にもとづいて請願法という法律があります。詳しくは「議会事務局」に問い合わせください。
ひ と こ と(忠)

・・忠ちゃん便りが150号に・・

平成7年に市議会に送っていただきまして12年目を迎えております。
この間、毎月「忠ちゃん便り」を発行してきました。
最初は小さなA4版でした。限られた紙面の中では、十分に言い尽くせないこともあります。
しかし、皆さんに親しく読んでいただけるよう、写真を入れたり、自分の思っている事や経験したことを「ひとこと」に書いたり、活動状況がわかるように、今後の日程や、生活相談の内容をお知らせしてきました。
「継続は力」、200号に向けて更に充実させながら発行していきたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。