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NO.151 2006年10月23日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

長野病院は上田地域の「中核病院」としての役割を果たしているか

・・・市民の緊急時や健康不安にいつでも安心して応えられる病院が必要・・・

まず市長と県知事と病院長が直接話し合いを
現在の長野病院は、入院や手術が必要な救急患者を受け入れる2次救急医療機関であります。
しかし、4月から常勤麻酔科医がいない為、救急患者が他の病院に搬送されたりしている現状があります。 420床のベッドは、現在2階病棟を閉鎖し370床で運営しています。
入院1日あたり平均患者数は、平成18年度(4月〜8月まで)平均310.2人であり、平成17年度の実績334.2人から24人減少しており、370もあるベッドが60床も余っていることになります。 

外来1日あたり平均患者数は、平成18年度548.6人、平成17年度は562.8人であり14.2人減少しています。  平均在院日数は、平成18年度17.2日、平成17年度は19日となっており1.8日減少しています。 今こそ、病院と上田市と長野県の責任ある立場のものが現在の長野病院の深刻な問題点をきちんと共有し、医療水準の確保に向けての連携を図り打開策を検討すべきであります。

長野病院に代わる安心できる市民病院の展望を
長野病院が市民の要望に応えることができないならば、「独立法人国立病院機構」長野病院としての役割をいったん終わることも必要であります。 その上で、誰でもいつでも安心してかかれるような市民病院への展望を持つことが、上田地域に緊急に求められているのではないでしょうか。

外観は立派であるといわれている中核病院の「長野病院」

新しいごみ焼却施設は住民の皆さんの合意をいただき現地建て替えを

・・・周辺の皆さんにとって安心できる施設で、地域の発展にもつなげるような建物を・・・ 候補地選定にむけて正念場
 上田地域広域連合の資源循環型施設建設候補地選定委員会は、10カ所あった候補地を市内の3カ所に絞り込みました。
1カ所は、塩田東山自然運動公園隣接山林。
2カ所は、川西地区泉池造成地及び隣接山林。
3カ所は、現在の上田クリーンセンター周辺です。
今後3候補地の周辺住民に対して選定経過を報告すると共に意見をお聞きする予定であります。
今後2回から3回の会議を開催して、早ければ11月中にも、候補地について答申していくことを検討しております。
その後、広域連合の正副連合会長会議や広域連合議会に諮り決定していく予定であります。

現在のごみ処理施設の現状と新施設の概要は
 上田クリーンセンターは200トン/日、丸子クリーンセンターは40トン/日、東部クリーンセンターは30トン/日の処理能力を持っております。現在3カ所で1日270ト ンのごみ処理ができます。これを新クリーンセンターは1カ所に統合して150トン/日の施設を建設する予定であります。  現在の上田クリーンセンターは、昭和61年4月に稼動し 20年経過、すでに耐用年数が近づいています。(耐用年数は通常25年ぐらいといわれております。)

新施設の概要 ○ごみ処理施設 ・ストーカー炉+灰溶融方式  ストーカー炉は現在の方式と同じで、炉の中の火格子が動きながらごみを燃焼して灰になって出てくる方式。  灰溶融方式は、ごみを燃やして出てきた焼却灰約10%を高温で溶かしてドロドロにして更に容積を減らしていく方式。(レンガなどを造り再利用もできる) ・ 施設規模 150トン/日(75トン×2炉) ・ 受入対象 可燃ごみ ○ リサイクルプラザ ・ 施設規模 26〜35トン/日 ・ 受入対象 不燃ごみ、可燃系粗大ごみ、有害ごみ ・ プラザ機能 今後検討

20年経過し老朽化が進んでいる「上田クリーンセンター」

建設してもらってよかったといえるような施設を
 クリーンセンターをどこの場所に建設するにしても、そこに住んでいる地域住民の皆さんの合意をいただくことが最も重要なことであります。  耐用年数がすでに来ている上田クリーンセンターを早急に建設することは緊急のことであります。そのために住民合意をいただいた上で、地域の環境アセスを行い実施計画の作成、設計を行ったうえで建設するためには、スムーズに行っても数年の時間を要することになります。  地域住民の皆さんとの合意が図られていく上では、十分な話し合いが大事であります。そして、施設が安全なものであることが最低条件であります。 具体的な施設周辺の環境整備を  施設ができたことにより、周辺住民の皆さんが今までより快適な生活ができるよう、道路等の整備や自然環境を大事にしての緑地帯や公園整備も必要であります。  また、24時間運営しているクリーンセンターを利用して、温水やお風呂を利用できる施設建設を行っていくことも必要です。地域の皆さんの拠り所となる、地区公民館等の建設も必要です。周辺に住んでいる皆さんが立派な施設ができてよかったと喜んでいただけるような状況で、共に共生して生活していけるようなことが重要ではないでしょうか。

[9月の生活相談の主なこと](21)

24時間目を離せない重度の障害を持っている子供がおり大変。
・・・障害者自立支援法の問題点も話しながら、今後も相談に乗っていく事に。
県外から上田市に移住してきた。現在の貸家は家賃が高いので公営の住宅に入りたいが保証人がいない。
・・・保証人になり県営住宅に入居。
住宅に下水道を入れたいが、下水を放流する土地が無いので隣接の土地を購入したい。
・・・下水道課とも相談しながら隣接地の購入ができた。
『今後の日程』

介護シンポジウムの開催について

日 時 10月28日(土)午後2時30分〜
場 所  モルティしおだ(JA中塩田支所)
パネラー   
  • 参議院議員  井上 さとし氏
  • 長野県長寿福祉チームリーダー 吉沢 猛氏
  • 上田市高齢者介護課長  師川 敦子 氏
  • 特別養護老人ホーム「ともしび」(旧武石村) 施設長  村岡 裕氏
  • 県議会議員  高村 京子氏
 ・  ・  ・ ・ 入場無料   どなたでも参加できます。
予定
10 25 上田地域広域連合議会、青少年育成市民の集い
26 議会運営委員会、東御市議会と上田市議会との懇談会
27 上田地域広域連合議会定例会
28 介護シンポジウム(モルティしおだ)
30〜31 議会運営委員会行政視察
11 1 上田市東御市真田共有財産組合議会 坂城町議会と上田市議会との懇談会
4 赤旗まつり(東京都台東区「夢の島公園」)
5 国分神社完成式典・秋季大祭
10 人間ドッグ(上田生協診療所)
11 日本共産党上小更埴地区議員会議
12 給食まつり(上野ケ丘公民館)
14〜15 市議会会派代表者会行政視察
20 議会運営委員会、UCV役員と議会との交流会

知って得するコーナー(36)

地域包括支援センターの活用を
今回新設された「地域包括支援センター」は、市町村が運営に責任を持ち、高齢者の実態把握、困難を抱えるケアマネジャーへの支援などを行い、地域の高齢者のあらゆる相談にもこたえる拠点とされています。
介護・医療・福祉などの連携をとり、地域の高齢者の生活を総合的に支える拠点としてのセンターであります。
高齢者のことで心配事がありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
上田市には中学校区単位に1カ所あります。
一中区は神川デイサービスセンターにあります。
細かいことは高齢者介護課まで連絡を
ひ と こ と(忠)
父が亡くなって50年の歳月が
10月2日は父の命日であった。
妻と一緒に線香とお花、だんご、水を持って室賀のお墓に行ってきた。
昭和31年、仕事でオートバイに乗っていて転倒、一晩入院して亡くなってしまった。(ヘルメットも無い時代)
6歳で小学校に入学前の私には、馬で土引きや田起しをしている父の姿をおぼろげに覚えているぐらいである。
トラックの荷台に載せられて家に戻ってきた父は、座敷に寝かされていた。
母が父の頭の毛を自分の櫛でとかしていたことが、今でも脳裏に焼きついている。 
あれから50年、母も年老いた。農業をしながら3人の兄弟を一人で育ててくれた。
感謝である。