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102 2002年11月22日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

史跡信濃国分寺跡発掘調査進む

国分僧寺北築地塀確認されるか期待が寄せられる

 10月28日〜11月末の予定で、平成14年度史跡信濃国分寺跡の発掘調査作業が行なわれております。
 朝8時30分〜夕方4時40分までの作業は、一定の深さまでは重機で行ない、その後は大きいスコップやクワガラで土を掘り、石などがでてくると、小さなスコップやはけなどで慎重に掘り起こします。土は、一輪車で運び出す根気のいる手作業が毎日続いております。
調査が終了すれば、一般公開の見学会も予定されております。今後、設置された「史跡信濃国分寺跡保存整備計画策定委員会」で信濃国分寺跡保存整備計画が、平成15年度を目途に作成されます。
 地元の神川地域からも委員が選出され、地元に密着した活用方法等についても検討がされていく予定であります。 
上↑国道18号線の北側で住宅地の下にある発掘現場
左←手作業で慎重に掘り起こされ多くの石がでてきている
上田市議会農政議員団先進地視察行なう  上田市議会農政議員団は、市議会議員30人の中で農業をしている11人で構成しております。その時々の課題について、市農政部や農業委員会、JA幹部、農業後継者との懇談会や勉強会を行ないながら、農業振興のために活動しております。
今回は、初めての試みとして、新潟県川西町と巻町に先進地視察を行ないました。以下その概要について報告いたします。
新潟県川西町    NPO魚沼ゆうき
 NPO魚沼ゆうきは、平成14年2月8日に発足した。
 現在会員は23人で、無農薬有機栽培『魚沼産コシヒカリ』を15人で17ha作付けしている。今年は970俵収穫した。3分の1は量販店、残り600俵は直接販売。NHKでも放映され注目をされているグループである。試行錯誤を繰り返しながら、有機栽培にこだわり、地域循環型農業に挑戦している。
無農薬魚沼産コシヒカリ一俵(60kg)72,000円
自然農法としての指針(魚沼JASコシヒカリ)
本田管理・・前年刈り取り後、米ぬか@150〜200kg撒布し、イナわら、土とかき混ぜる浅耕。雪解け後、浅水で水温上昇・雑草発芽促す。
荒代耕前に生ごみ堆肥@150〜200kg撒布し浅耕。
仕上げ代を田植え3〜4日前に高速で丁寧に浅耕。
田植え・・栽培密度は基本的に坪当たり30株とし、多くても40株未満とする。植え方は、できるだけ温水を残したまま少し深植にする。
水管理・・田植え直後から出来るだけ深水を続け9葉期〜穂首文化頃に水深20cm以上にする。
中干しは出穂前32日頃(穂首文化)にかけて少しづつ落水し、好天を見計らって3〜4日間のうちに溝きり、地固め・・程度に。溝が固まったら即入水。深水の必要はないが、出穂後10〜20日頃から落水。
雑草対策・・一番困っている問題である。結局、畦をしっかり作り、マルチをかけ雑草発生前に初期から深水に・・。
深水中早めに、タテ、ヨコ機械除草、落水直後もう1回丁寧に。深水でヒエ、マツバイ等の湿性雑草を抑え、2〜3度の動力除草でコナギおもだか、クログワイなど水性雑草を抑制する。なんとか最高分けつ(幼穂・形成期)の頃まで手助けすればあとはイネ自身が自ら抑草していく。(雑草との闘いは続く・・・・)
上↑NPO代表や役場職員との懇談会(川西町役場会議室)
新潟県巻町   「カーブドッチ」
http://www.docci.com/

 ワイン用ぶどうの栽培、ワイナリー、レストランの経営を行なっている
ブドウ栽培(農業法人)とワイナリー、レストランで年商4億円

 海のそば、松林に囲まれた中に、広いブドウ畑とモダンなレストランやワイン工場が建っている。
経営者は54歳で、30年前にドイツに留学しワインについて本場で学び、10数年前頃からブドウづくりをしてきた。
現在は、農業法人として農地を買い、ブドウを植え、ワイン造りをしながら、規模拡大をしレストランも経営し従業員は20人(調理人は11人)。ワインで2億円、レストランで2億円の経営。
 農業にこだわり、自分の畑で作ったブドウでワインを
農業を経営の中心に据えて、自分の畑で栽培したブドウで、ワインを作り、自分で金額を決め(約1本3,000円くらい)直接販売している。(レストランでも利用している)

農園の中にあるドイツ風のレストランの前で
 ワイン作りの機械も本場ドイツから買い、醸造まですべて行い、地下3m50cmの所に温度が一定に管理されたワイン倉庫があり、大きな樽やビン詰されたワインがたくさん貯蔵されていた。
 あくまで、土地にこだわり農業にこだわりながら、多角的経営をしている姿に自信があふれていた。これからの日本農業の方向性について、何か考えさせられる施設経営であった。

農園で栽培しているのはヨーロッパ系の背の低いブドウ畑
ひ と こ と(忠)
 二男が12月22日に結婚することになった。勤め(株式会社・損害保険ジャパン北九州支店)の関係から九州で行なうことになり、遠いのでやむなく飛行機で妻と長男夫婦と孫二人だけで行くことになった。どこの親も同じであるが、いつまでも健康で、仲良く生活してもらいたいと願うだけである。
長女は1月1日が出産予定日である。嬉しいことが続き幸せである。せめて、昨年6月に亡くなった母と、今年3月に亡くなった父に見せてやりたかった。両親には、保育園の送り迎えから入浴まで、手塩にかけて育ててもらったことに心から感謝している。悲しいこと、嬉しいことが続いた、激動の一年でもあった。近所の皆さんや、親戚、友達、家族に助けられ頑張ってこれた。有難いことである。
『今後の日程』
11/24 神川地区自治会連合会正・副自治会長会議
26 市議会12月定例会召集
27 信濃国分寺駅利用促進協議会役員会
28 第63回上田市職員労働組合定期大会
29 国分自治会代議員会
30 東信医療生協東部支部「医療講演会」
「こども達に豊な保育を」総会・学習会
12/ 1 国分自治会役員・隣組長合同慰労会
2〜4 市議会一般質問
議会報編集委員会
厚生委員会
学童保育「バッタの家」餅つき大会
10 厚生委員と社会福祉協議会役員との懇談会
11 国立長野病院地域医療諮問委員会(長野病院)
16 市議会最終日(委員長報告・質疑・討論・採決)
18 真田町外一市一町共有財産組合議会(真田町)
19 上田市消防団第十分団消防委員会
22 二男結婚式(北九州)