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NO.122 2004年5月24日
発行:日本共産党上田s議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

上田市・丸子町・真田町・武石村の「法定合併協議会」の設置案可決される

・・合併相手の町村では「住民運動の動き」もあり、
見切り発車的な法定協議会の設置は時期尚早である・・

上田市議会5月臨時会開催される
 5月7日、臨時市議会が開催され4市町村の法定協議会設置とそれに伴う1千万円の補正予算の議案が審議されました。
 金井忠一議員は、時期尚早であるという立場で反対討論を行いました。その概要は、現在、政府が全国で進めている市町村合併のねらいは、自治体のリストラと国の財政支出を大幅に減らすことにある。また市が進めようとしている対等合併は、上田市80数年の歴史にピリオドをうつことであり、小さい町村では我が家がなくなることであり、そこに住んでいる住民にとっては一大事のことである。合併を考えるときに大切なことは、住民のくらし、住民サービスや住民負担はどうなるのか、利便性はどうなるのか、住民の声や実情が行政や議会によりよく反映されるのかどうか、地域の将来や経済はどうなるかということについて検討することである。現在合併相手の町村では、住民運動があり動きは流動的である。
見事に咲いた藤棚=国分寺史跡公園内の「名木カバンの藤」
・・金井忠一「神川地区後援会」総会・・
 平成16年度金井忠一「神川地区後援会」総会が、60人の参加者で行われました。
 国分自治会長の開会挨拶、中川孝一後援会長の挨拶に続き、神川東地区下水道整備対策委員長、元下堀自治会長、岩下公民館建設委員会委員長、泉町自治会長、大屋農家組合長から激励の挨拶がありました。 金井忠一議員からは、市政報告ということで、上田市の合併問題について、国の進めている合併のねらいやこれからの問題点、今後の地域づくりについて話がされました。後援会の事業計画では、マレットゴルフ大会(7/25(日)ハープ橋マレットゴルフ場)、日帰りバス旅行(10/10(日))が提案され、取り組んでいくことになりました。 その後、懇親会を会費で行ない大いに盛り上がりました。
盛大に開催された「金井忠一神川地区後援会」総会=5月8日

金井忠一「神川地区後援会」総会のご案内

  • 日  時  5月8日(土) 午後6時から
  • 場  所  国分公民館 二階会議室
  • ・内  容  ・金井忠一議員「市政報告」後援会の事業計画について その他
    なお、総会終了後「懇親会」を行います(会費1,000円)。
    ・・大勢の皆さんのご参加をお願い申し上げます・・
 

市議会「厚生委員会行政視察」の報告(概要)

・・秋田県大曲市、秋田市、岩手県一関市
(平成16年5月19日(水)〜21日(金))・・

秋田県大曲市 人口39,022人  高齢化率25%(65歳以上)
1市7町村で合併協議中。新設合併で、合併期日は平成17年3月22日。新市の名称は「大仙市」。人口は約9万9千人。
視察内容
子育て支援事業の取り組みについて、介護サービス事業等について、介護予防・生きがい対策事業について。
特徴的な事業・・「はり・きゅう・マッサージ施術助成について」
市内の高齢者(65歳以上)の健康の保持や増進を図るために、施術券を当該年度内に12枚(1回について1,000円の施術券)を助成するもの。(15年度までは6枚)
 13年度までは国民健康保険対象者のみだったが、平成14年度から、全市民対象に実施している。
交付実績 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度
人 数 457人 553人 903人 955人 675人
交付枚数 2,742枚 3,180枚 5,380枚 5,700枚 8,096枚
16年度予算 600万円
この事業は平成4年から実施し、年々改善して65歳以上の全市民を対象にした、はり・きゅう・マッサージ助成事業として定着しており、年々利用も増え非常に効果的な事業である。合併後は24枚にしていく方向で検討されている。
秋田県秋田市 人口312,845人  高齢化率19.4%

・・「福祉複合施設ウェルビューいずみ」の施設見学・・

この施設は、秋田県が平成12年に作成した建設基本計画書をもとに、児童施設、高齢者施設、障害者施設そして地域交流スペースがひとつ屋根のもとに一体となり、こどもや高齢者あるいは障害のある人もない人も、さらに地域住民と交流を重ねることで、福祉の理想である「ノーマライゼーション」の実現を図り、福祉の向上を目指している民設民営の福祉施設である。平成14年11月1日オープン。
施設概要
1階
  • 保育所 定員60名 通常保育(ゼロ歳から5歳まで)、特別保育(延長保育、一時保育、障害児保育)
  • 地域交流スペース サークル練習場(日本舞踊、大正
    福祉総合施設「ウェルビューいずみ」=秋田市
    琴、陶芸)、個人での創作物展示、選挙投票会場、近隣町内会会議などに利用
福祉総合施設「ウェルビューいずみ」=秋田市
2階
  • 知的障害者通所授産施設 定員40名 18歳以上の療育手帳所持者
    授産科目 紙工加工、部品組み立て、公園清掃、クリーニング、喫茶(1階にある)
  • 知的障害者デイサービスセンター 定員一日15名
  • 高齢者デイサービスセンター 定員一日30名  要介護認定「要支援」以上
3階
  • 生活支援ハウス(秋田市からの委託事業) 定員20名 60歳以上のひとり暮らし等で、高齢のため一人で生活することに不安のある人(平均74歳)
    自炊を基本 部屋代は入居者の前年度の所得により14階層(上限月5万円)
    福祉施設というイメージでなく、生活施設であるという視点に立ち、建設地を住宅地の一角にするなど地域の中でともに暮らすということに重点をおいた施設。今後、この施設がひとつの契機になり、地域福祉への関心が高まることが期待されている。町内会の協力が重要である。
岩手県一関市 人口61,847人  高齢化率22.8%
視察内容
介護予防事業について、「健康いちのせき21計画」について 特徴的な事業・・
「温泉を利用した介護予防教室について」
市内に須川温泉をはじめ現在6箇所の温泉があり、一関温泉郷を形成している。15年度は宿泊客13万8千人。
介護予防教室では、この温泉という地元資源を活用するために、平成13年12月より翌年3月まで、市の温泉宿泊施設である真湯山荘を会場に、日帰りの移動教室として試行的に実施。39回、907人の参加があった。平成14年度より本格実施。各地区集会所より送迎、昼食、温泉利用、教室会場の提供を含む日帰り温泉利用を依頼している。1人2千円で参加者負担。ケアワーカー2名同行。15年度参加者は3千人。

『今後の日程』

5月
24日 農業委員会「上田地区審議会」
28日 農業委員会「農地部会」、「室賀小学校」同級会
29日 国分自治会代議員会
30日 上田市消防団「第10分団ポンプ操法大会」
東信医療生活協同組総代会
6月 7日 6月市議会定例会召集
12日 平成16年度「龍洞院保存会」役員会
14日〜16日 一般質問
18日 厚生委員会
24日 参議院選挙公示

知って得するコーナー(10)

★脳ドッグの受診にも補助金が出ます★
 4月1日以降受診した脳ドッグの検査費用に対して、今年より市から補助金が出ますのでご利用を。金額は13,000円です
  • 対象 脳ドッグを受ける年度(4月1日〜翌3月31日)に下記の年齢になる人
    • 35・40・45・50・55・60・65・70・又は75歳
  • 検査項目 MRA検査、MRI検査、血液検査、心電図検査の4つの項目が含まれていること。
  • 保険の種類 国民健康保険のほか社会保険等に加入の方も申請できるが補助がある場合はその差額。

・・詳細は市役所の国保年金課又は健康推進課へ・・

ひ と こ と(忠)
田植えの時期になると、養母を思い出す。
6月3日で、亡くなってから3年になる。

肺がんの転移により、5年間に4回もの大変な手術をした。
亡くなるまで意識がはっきりしており、
ベッドの上で「忠一さん、長い間、ありがとうございました。」とお礼を言われた。
 その二日後、78歳の生涯を閉じた。

私が、突然市役所を退職して選挙に出て以来、
筆舌に尽くせぬ苦労をかけさせてしまい、
私がお礼を言わなくてはいけなかったのに・・・。

現在、私は3人の子供と、4人の孫に恵まれた。
養母に大事にされた子供たちも、「ばあちゃん」のことを思い出しながら、
自分の子供をしつけていると思う。
養母に感謝しながらの毎日である。