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NO.124 2004年7月27日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

参議院選挙後、いよいよ消費税増税や憲法9条改悪が具体的日程に

年金法見直し、消費税増税反対、憲法9条を守るたたかいで国民中心の新しい流れを

参議院選挙は二大政党化の流れの風が
7月11日、参議院選挙の投票が行われました。
今度の選挙は「二大政党化」への大きな流れがつくられる中での選挙でありました。「ともかく自・公の政治を変えたい」との思いが民主党に大きく働きました。そのため、すぐには政権の担い手とならない少数政党は、その選択肢から排除されるという、大きな流れが強い力で選挙を作用し、「自民か民主か」の流れの中で共産党は4議席に後退しました。
 民主党が自民党を上回る当選者を出したのに対し、自民党は目標としていた51議席を下回りました。
 これは、年金改悪強行やイラク多国籍軍への自衛隊参加など、国民のくらしを壊し平和を脅かしてきた小泉自・公政権に対する国民的審判を意味しております。
「二大政党化」は国民の期待に応えることができるか
今後、2007年を節目に二つの重大な問題が行われようとしております。一つは、年金財源という口実で消費税値上げを実施する問題。もう一つは、憲法改定問題。憲法9条を変えて、日本の自衛隊がアメリカの起こす戦争に一緒に参加できるようにすることです。「二大政党化」が本当に国民の期待に応えて、安心して暮らせる平和な社会を実現できるか、いよいよ試されるときを迎えます。増税・憲法改悪の道に進まないように、日常普段の努力を惜しまず頑張らねばと決意。

後援会主催のマレットゴルフ大会行われる 

ハープ橋マレットゴルフ場において、第2回「金井忠一後援会」マレットゴルフ大会が、大勢の参加で行われました。当日は真夏の暑さの中、千曲川からの涼しい風もあり爽快な汗を流しました。終了後、国分公民館で会費制の懇親会を行い楽しい一時を過ごしました。なお、10月10日恒例の「日帰りバス旅行」が計画されております。・・・詳細は8月号でお知らせします。
楽しく行われた後援会マレットゴルフ大会=7月25日

信濃国分寺の裏の水田がハス池になった

 信濃国分寺は、1,200年余の歴史があり、毎年1月には「八日堂縁日」が行われる由緒あるお寺であります。
 最近、下水道事業の普及により水もきれいになり、国分寺の周辺にホタルが舞うようになってきた。

 また、今年の春、水田に植えたハスが生長し、きれいな花が咲きだし、カメラを持って観賞に来る人が増えてきている。

 塩入住職の発案により、今年初めて植えられたハスであるが、多くの皆さんを喜ばせている。本堂で参拝してから国分寺裏側に回れば、小道と池がありその向こうに青々した水田と共にハス池がある。裏側から見た国分寺とハス池の景観も、みんなの心を和ましてくれます。・・・ぜひ一度観てください。

「市町村合併」の論議進められているが上田市の将来は

合併の事務事業一元化調整、新市建設計画策定など急ピッチ

市町村合併をめぐる状況
現在、全国の多くの市町村では、国の誘導による市町村合併が強力に進められております。
 県内では合併が行われる自治体と、合併しないで自立する自治体があります。法定合併協議会を設置して論議している地域もあれば、住民投票などの結果に基づき協議会から離脱する自治体も出てきております。
また、合併しても、議会と住民の間に大きな認識の違いがあり、結局住民運動によって議会は自主解散にまで追い込まれ、選挙を行った「千曲市」のような自治体もあります。
 合併をするかしないかに関わらず、むら・まちの自立を目指す取り組みは、そこに住んでいる住民にとって今後重要な課題となっております。県内では、2004年7月現在、19町村で住民投票が実施されております。今後、一層混迷を深めていくことが予想されます。
丸子町・真田町・武石村と依田窪地域の動き
  • ★丸子町では・・
議会が多数で否決した、依田窪4町村法定合併協議会設置の賛否を問う住民投票は、賛成66%、反対34%となった。 これにより合併特例法により、議会が議決したこととみなされ、依田窪4町村法定合併協議が設置された。丸子町は上田市4町村と依田窪4町村の両方の協議会に参加することに。
  • ★真田町では・・
住民意向調査では合併賛成45.7%、反対44.4%と拮抗している。住民投票を求める住民の直接請求は二回も行われたが、議会は二回とも否決している。更なる住民運動の動きもある。
  • ★武石村では・・
依田窪4町村法定合併協議の設置が議会で既に可決されている。上田市4町村による法定合併協議会設置も可決されたので、丸子町同様に二つの法定協議会に同時に加わることに。
一方、住民グループが、地域住民100人を集めて「合併を考える村民のつどい」を開き、上田市などとの法定合併協議会から離脱し、合併は依田窪4町村のみで論議することを求めるための署名運動を開始することになる。
  • ★長門町・和田村では・・
長門町・和田村の議会では、既に依田窪4町村法定合併協議の設置が議会で可決されている。その上に、長門町・和田村合併研究会が設置され、9月には法定合併協議会の設置が予定されている。来年10月に向けて二町村の合併を目指す。
合併による上田市の発展は
今年5月の臨時議会で、上田市・丸子町・真田町・武石村の法定合併協議会の設置が可決。6月3日、4市町村の法定合併協議会設置に調印し、17年度中の新設・対等合併を目指す。平成15年11月、6千人対象に市民意向調査実施。       市民には、合併の枠組みや合併後の将来構想などは不透明。

『今後の日程』

7月
27日 「信濃国分寺駅」利用促進協議会総会
28日 28 上田市・真田町連絡道路改良促進期成同盟会総会
神川・神科・豊殿三地区振興会交流会
30日 真田町外二市共有財産組合議会臨時会(真田町役場)
農業委員会農地部会、
長野県ポンプ操法・ラッパ吹奏大会出場選手壮行会(消防署)
国分自治会代議員会
31日 上田「わっしょい」(姉妹都市・兵庫県出石町も参加)
8月 1日 国分八日会「魚釣り大会」、合併問題で松代町視察
3日〜6日 原水爆禁止「2004年世界大会」(広島市)
7日〜9日 第46回「自治体学校」(静岡市)
8日 消防ポンプ操法長野県大会(南牧村野辺山)
11日 市町村合併と住民自治を考える連続講座(市民会館)
13日〜16日 お盆 (14日〜15日 国分自治会「盆踊り大会」)

知って得するコーナー(12)

国民年金保険料納付免除制度のご利用を

 国民年金保険料の納付が経済的な理由で困難な場合、保険料が免除される制度(申請免除)があります。免除には、全額免除と半額免除の二種類あり、免除が承認される基準もそれぞれ異なります。
 なお、承認されると翌年6月までの免除になります。そのため、毎年申請が必要です。現在免除になっている方もお早めに申請してください、


・・申請に必要なもの・・
  • 印鑑
  • 年金手帳(失業を理由に免除を申請したい方は、離職票や雇用保険受給資格者証など)
    手続きは 国保年金課、豊殿・塩田・川西の各支所
    お問い合わせ 国保年金課 рQ3−5118
ひ と こ と(忠)

48年ぶりに父と再会、小さな一枚の写真で

7月1日、一枚の写真が知人を通して私に届いた。
封筒の中に入っていたのは、白黒の小さな写真。それは、私の父の写真であった。
海軍の軍服を着て撮った、終戦前のころの写真である。
父は志願して海軍に入隊したということを、亡くなった祖母から聞いたことがある。
父は終戦後復員、結婚した。
しかし、交通事故により33歳で亡くなった。

母と、私たち3人の小さい兄弟が残された。
私が6歳の秋である。
小学校入学前であり、父の思い出はほとんどない。
私の手元には父の遺影が1枚あるだけである。
今回の写真は、遠い親戚の方が60年近く持っていた写真であり、
私が写真の息子であることを偶然に知って届けていただいた。
小さな古い一枚の写真で、48年ぶりに父との再会である。
私の54年の人生の中で、本当に嬉しい出来事であり、感謝で一杯・・・。
48年ぶりの父、どこか私に似ている。
暑い夏うれしい宝物ができた。
感激。