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NO.127 2004年10月27日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

「金井忠一後援会」 ・・・越後路日帰りバス旅行行う・・・

大浦開山堂(西福寺)・銀山平・奥只見湖・弥彦神社・寺泊へ

 10月10日、「金井忠一後援会」主催の日帰りバス旅行が41人の参加で行われました。
 前夜までの台風22号の雨が上がり、気持ちの良い秋晴れの中のバス旅行となりました。
最初の見学場所である、新潟県北魚沼郡小出町大字大浦にある西福寺は1534年開創され、現在の本堂は1802年に再建された。開山堂は1857年に落成し、堂内の彫刻、絵画、壁の漆喰細工の総ては、幕末の巨匠「石川雲蝶」の作品で新潟県の重要文化財に指定されている。奥只見シルバーラインから銀山平に着き、早めの昼食をとり、しばらく歩いてから、越後三山只見国定公園に指定されている奥只見ダム湖の遊覧船に乗り対岸に着いた。そこからバスに乗り、弥彦神社に向かった。弥彦神社は菊花展で有名であるが、今年は11月1日からということでその準備がされていた。
その後、寺泊の魚市場で日本海の幸を一杯買い求め、バスのトランクに詰めて帰ってきた。
 車中では、金井議員から市政報告として、現在問題になっている「合併問題」の報告がありました。カラオケも次から次にと出され、久しぶりに腹のそこから笑いながらの楽しいバス旅行となりました。
 豊かな自然に触れ、大勢の皆さんと一日交流ができ、力を一杯頂いた旅行となりました。
後援会日帰り旅行=奥只見ダム湖にて、10月10日

新潟県中越地震起こる

23日午後5時56分震度6の地震発生。亡くなられた皆さん、被害を受けられた皆さんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。救済・救援に全力をあげると共に、個人補償も含めた予算措置が早急に必要である。

・・・上田市の合併はどうなる、「選択権は住民に」・・・

合併相手の丸子町・真田町・武石村の状況は複雑

丸子町では

・・二つの合併協議会に参加し論議がされる事態に・・
 丸子町の9月議会には、「上田市等4市町村の法定合併協議会からの離脱を求める陳情書」、「上田市等4市町村の法定協議会推進の陳情書」、「上田市を含む広域合併の強力な推進を求める陳情書」など合併に関する8本の陳情書が出され、審議の結果「継続審査」となり、とりあえず結論を持ち越すことになりました。6月20日に行われた住民投票により、依田窪4町村の合併協議会の設置がされたことにより、現在の丸子町は、今までの上田市・丸子町・真田町・武石村の法定協議会と依田窪4町村(丸子町・武石村・長門町・和田村)の法定協議会の両方に参加して、新市を目指して協議を進めるという混迷した状態になっております。二つの法定協議会での論議は当面続き、どういうタイミングや理由で、どちらかあるいは両方の法定協議会がなくなるかは誰にもわかりません。

真田町では

合併による県内で初めての町長解職請求(リコール)成立。60日以内に解職賛否を問う住民投票が
 「真田町の民主主義を守る会」は上田市などとの合併を進めている町長に対し、2003年10月と2004年7月の2回にわたり、住民投票条例制定請求をしましたが、二度とも町長は「必要なし」の意見書を付けて議会に提出し賛成少数で否決されました。その後、「町長が上田市などとの合併を強引に進めるのは町民軽視である」と町長リコール署名が行なわれ、有権者の4割を超える署名簿が選挙管理委員会に提出されました。選管による署名審査、署名簿の縦覧、異議申し立てが行われ10月21日に確定し、22日に町長解職請求の本請求がされ、60日以内に解職賛否を問う住民投票が実施されます。
 10月13日には、「守る会」から町長辞任の申し入れが書面でされ合併をめぐって町民が反目しあう状況が今後も続き、町政運営は最悪の状態になりつつあります。

武石村では

二つの法定協議会に参加して合併協議
住民グループが8月から集めていた「上田市などとの法定協議会から離脱し、依田窪4町村の法定合併協議会のみで論議すること」を求める署名が、有権者の51、4%集まりました。
村長は「住民アンケートで枠組みを決めたい」としています。

上田市の未来は上田市の住民が自主的に決める

上田市では

合併住民懇談会を開催する
 今回の合併は「新設・対等合併」を目指すとしているが、市民の多くは、昭和45年の塩田町との合併や、昭和48年の川西村との合併が念頭にあります。また、今回の合併そのものが国の猛烈な押し付けのもとで行われ、そのねらいは自治体リストラと、国の財政支出を大幅に減らすことにあることが、今回の「三位一体の改革」の中でも明確になりました。
今後、上田市は市自治会連合会と共催して市内7カ所で「市町村合併住民懇談会」を開催します。合併特例法を適用するためには、来年3月までの市議会の議決をめざさなければいけないと、切羽詰った状況が続いています。
住民意向調査(アンケート)や住民投票の実施を
 市長は、「昨年11月に行った市民意向調査で回答いただいた約66%の方が賛成の意向を示され、合併の必要性についておおむねご理解をいただけたと判断いたしました」としております。しかし、一年も前の調査結果を、いつまでも唯一の合併の民意とするには、あまりにも根拠に乏しいといわざるを得ません。今必要なことは、激動している事態の中で、現在の市民の民意を率直に市民に問うことです。
当面「合併協議」は協議休止を
 合併相手の真田町長の解職賛否を問う住民投票が実施される情況や、丸子町・武石村のように、二つの合併協議会に参加して新しい市をそれぞれの地域に創るという、まったく現実性のない論議を続け、無駄な経費と労力を使うような合併協議会は、当面協議の中止をすべきではないだろうか・・・
『今後の日程』
10/27 長野県「農業委員大会」、青少年育成市民のつどい
28 全国消防操法大会選手壮行会、国分自治会代議員会
29 農業委員会「農地部会」
30 信濃国分寺「秋まつり」、信州上田寄席(文化センター)
31 第16回健康まつり(上田生協診療所)
11/5 農業委員会「合同部会」 
6 第60回ピースウォーク(海野町スクランブル交差点)
7 神川地区公民館市民文化祭(神川地区公民館)
8 全国消防操法大会(横浜国際総合競技場)
9 農業委員会役員と市議会「農政議員団」との懇談会
14 学童保育所「たんぽぽ」餅つき大会(中村自治会館)
16 平成16年度「市政功績者」表彰式典
18 神川振興会とJA神川支所・活性化組合との懇談会
19 人間ドッグ受診(上田生協診療所)
22 農業委員会「上田地区審議会」
23 23 神川地区自治会連合会「正・副自治会長会議」

知って得するコーナー(15)

神川在宅介護支援センターの利用を

 神川ディサービスセンターに在宅介護支援センターが開所しました。
高齢者の福祉や介護に関するあらゆる相談、サービスを利用する際の手続き代行、介護機器・用品の紹介や在宅の改修などについての相談や助言などを行います。
  • 営業時間・・月曜日から土曜日、午前8時30分から午後5時15分まで。
    電話相談は24時間受付け。お気軽にご相談してください。
  • 問い合わせ電話29−2266
開所した「神川在宅介護支援センター」=10月1日
ひ と こ と(忠)

親孝行をと箱根に一泊

 いつかは親孝行をと思っていたが、自家用車で、妻と母の三人で箱根に旅行した。
 父が亡くなって48年。女手ひとつで、私たち3人の子供を農業しながら育ててくれた苦労続きの人生であった・・・。
 80歳を超えてから、足腰や背中が曲がり歩くのもままならなくなってきた。
 温泉に入り、昔のことを思い出しながらの親子の会話(耳が遠いので意思疎通は十分ではないが)が一番のご馳走であったのか。
「遊山ができて有難う。いい冥土の土産になったわい」とお礼の言葉に、少し親孝行できた嬉しさと、なんともいえない悲しさが同時にこみ上げてきた。
 いつまでも長生きをと願う短い旅だった。