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NO.130 2005年1月24日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

・・誰もが安心して生活できる希望のもてる年に・・

「上田市・丸子町・真田町・武石村」の合併についての住民投票実施(丸子町・真田町は2月6日(日))

社会保障が切り崩されていく
2004年に年金保険料を引き上げ、給付水準を引き下げる年金改悪法が強行されました。05年は介護保険制度の「見直し」、06年は医療「改革」で国民負担増をすすめる計画がすすんでいます。これに、生活保護削減を加えた改悪が、社会保障制度の「一体的見直し」として検討がされております。その上、07年度をめどに消費税の大増税が計画されております。
国民が小泉内閣に優先的に行ってほしい課題は、年金・福祉などの社会保障問題が57%で依然トップ(日経04年12月28日付)です。年金改悪に続いて社会保障と暮らしの土台を壊していく改悪計画は容認できるものではありません。
改悪されていく主な内容
☆ 年金・・・国民年金保険料の連続引き上げが4月から始まります。月額280円アップで月13,580円に。厚生年金は、昨年10月に続いて今年の9月も0.354ポイント引き上げに。
☆ 介護保険・・・厚生労働省は2月に見直し法案を国会に提出予定。施設入居者から居住費、食費などの「ホテルコスト」徴収が10月から実施されます。負担増は3千億円に。
☆ 生活保護・・・70歳以上に加算される老齢加算が、昨年
続いて05年度も削減されます。18歳以下の子を養育する母子家庭などに支給される母子加算も4月から削減対象に。16歳以上の子を養育する母子・父子世帯の加算額も3年間で段階的に削減し、07年度に打ち切りの予定です。
☆ 医療・・・75歳以上のすべての高齢者からも保険料を徴
する「高齢者医療制度」の導入などが検討されております。
『今後の日程』 
1/24 農業委員会「上田地区審議会」
28 真田町外二市共有財産組合出納検査、上田市職員労働組合「旗開き・新春パーティー」
29 あゆみ保育園学習会、国分「八日会」定期総会
31 農業委員会「農地部会」
2/1〜3 共産党上田市議団行政視察(宮崎県綾町、日南市)
4〜6 自治体問題研究所「自治体政策セミナー」(松本市)
6 神川地区自治会連合会総会
9〜10 市議会厚生委員会行政視察
13 金井忠一後援会総会(国分公民館)
↑新年のご挨拶・高村京子県議と共に=上田駅前 1月1日

「2005年度予算に対する要望書」提出する

上田市共産党市議会議員団

・・・重点要求が25項目、第一次要求として159項目・・・

市民や団体からの切実な要望をまとめる
昨年12月27日、2005年度予算要求を母袋創一市長に提出いたしました。当日は、戸谷重義日本共産党上小更埴地区委員長、高遠和秋市議会議員、渡辺正博市議会議員、金井忠一市議会議員が参加しました。なお、高村京子県議会議員も同席いたしました。
上田市の2005年度の予算編成に当たっては、共産党上田市議会議員団(3人)は、市民や多くの団体から寄せられました要望をもとに、「予算要求書」をまとめました。
05年度予算の政府案は国の責任を地方に転嫁
05年度予算の政府案が示され、定率減税の半減や介護、国民健康保険、教育など国民のための予算が切り詰められました。地方財政では、地方交付税等の一般財源は、大幅削減した前年の水準ですが、国庫補助負担金は1兆1千2百億円の廃止、縮減が盛り込まれました。
住民サービスに対する国の責任を後退させ、負担を地方自治体に転嫁するものであります。
市民生活に切実な施策の重点化を
このような状況の下での予算編成は、無駄をなくして市民にとって必要な施策の重点化が求められております。
市民と協働の力が発揮できる予算になるよう要望いたしました。
「枠配分方式」という新たな予算編成に
懇談の中で、母袋市長は三位一体の内容がまだ十分にわからず、不透明感がある。今年度より良いということはなく、一層のスリム化が要求される。平成15年度は予算縮減に努める中で繰越金が出たので、基金に積み立てをすることができた。昨年の予算編成で取り崩した基金分がカバーできた。
平成17年度当初予算編成からは、今までの予算編成方針を変えて「枠配分方式」を導入した。今までの積み上げ方式には限度がある。今後は各部局でしっかりと見直しを考えないといけない。各団体とも意を尽くして協議し、工夫を凝らした予算立てをしていきたい旨の話がありました。
なお、要望書については、よく検討をして回答をさせていただきたいと話されました。
【重点要求の概要】
  1. 市町村合併について
    住民の意思を尊重し、正確な情報提供と説明責任を果たす。
  2. 上田交通別所線存続について
    長期に安定した運行が行われる対策を。
  3. 暮らし福祉・医療の充実を
    介護保険の利用者負担の軽減措置の一層の充実を。
  4. 新年度予算編成や行財政改革は市民の意思を反映して
    市民への情報提供と参加の保障。職員の創意と能力の発揮。 
  5. 地域経済の振興策について
    実効ある「中小企業振興条例の制定」と実態調査の充実を。
  6. 公共事業は生活関連を重視して
    公共事業に地域産材の活用。建設業者の構造改革支援策と小規模事業者への直接事業発注の充実を。
  7. 未来を担う子どもたちのために
    耐震診断と、老朽危険校舎の改築。全学年30人規模学級。

〔12月の生活相談の主なこと〕※これから毎月掲載予定

  • 夫の暴力があり子供3人と家を出た。市営住宅に入りたい。生活保護の申請もしたい。・・・児童保育課、建築住宅課、福祉課と連絡をとり対応中。
  • 信濃国分寺駅の駐車場が雨や雪の日はぬかって大変。低い場所に土砂を入れてもらいたい。・・・駅利用促進協議会と管理課、土木課と立会い、土砂を入れ整地した。
  • 長野病院で手術したがなお悪くなる。対応が悪くきちんと説明してくれない。(東御市の小山市議からの依頼)・・・福祉課、国保年金課の職員が事情聴取に自宅訪問。高村京子県議と連絡をして、長野病院と話し合いを継続中。
  • 夫婦とも70歳を過ぎた。子供がいないので、養子縁組をしたい。・・・市民課の戸籍係と相談し、話し合いを継続中。
  • 解雇通告され会社クビになる。母子家庭であり生活ができない。・・・児童保育課、福祉課と協議中
  • 道路が狭く、側溝に車を落としてしまう人もいる。水路の側溝に蓋をしてもらいたい。・・・土木課と相談し自治会が立会いの上12月末に完成した。

知って得するコーナー(18)

障害者総合支援センター設置される
長野県は、昨年10月1日から、身体、知的、精神の各障害者に対する保健・福祉サービスの総合相談窓口を一本化した「障害者総合支援センター」を県内十地域に設置した。障害に応じたサービスを関係機関と調整するコーディネーターと、衣食住や金銭管理などの生活や就業を支援するワーカーも増員配置。在宅の障害者の生活支援に期待がかかる。
問い合わせ(お気軽にお問い合わせください)
上田市ふれあい福祉センター2階 電話27-2084
ひ と こ と(忠)

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、台風や、中越地震があり大変な年でありました。
国外でも、スマトラ沖地震・津波により大きな被害が発生し、緊急の国際的支援が求められております。
「災害は忘れたときにやってくる」といいます。
今年こそは、自然を守り生命を大切にした政治が行われ、平穏な年にしたいものであります。
正月の我が家は、3人の子供たちと4人の孫が集まり、にぎやかに過ごすことができました。
みんなが元気に仲良く、頑張って生きていってもらいたいと願っております。
私も、市民の皆さんのお役に立てるような活動をしていきたいと決意・・・