よもやま話3 続編が残念なものだったゲーム達





さてさて。しばらくぶりの通常の形式の駄文です。

突然ですが皆さん、気に入ったゲームの続編って期待しますし、購入を検討しますよね?

始めからある程度こういうレベルの物が遊べると解っているのは、購入前に心強いことなので、それは当然です。

無論メーカーもそれを当て込んで作っていますし、その期待に答えるよう努力もするわけです。

何ていうか、広義の信用取引みたいなものなのかもしれませんね。金と娯楽の。

しかし、稀に何かを勘違いしたのか、 はたまた続編のプロデューサーがイッちゃってた のか、出来が良い悪い以前になんだこりゃって続編ありますよね?

私も何度かがっかりさせられました。皆さんもそういうことありますよね?

今回は、そんなクソ、もとい惜しかったゲーム達のお話です。




真っ先に思い出したのは 翼シリーズ ですがこれは単独でやっているので飛ばします。

単独でやった駄目続編ゲームといえば、 バウンサー もそうですが、

恐らく前作的存在にあたるであるトバル・エアガイツも結果的にずっと今一ゲームでしたね、そういえば。バウンサーほど酷くないですが。

これも主旨と微妙にずれるので飛ばします。ただ一つだけ予言。

同じドリームファクトリー作品である、X−B○X(伏字)ででる予定の「 格闘超人 」もきっと 今一ゲーム でしょう。

いやあ、ホントに「 ヤバいことになってきた 」ようですね、X−B○X。あのコマーシャルは 自虐 ですか?

何でも本体の今年の売り上げ見込みが、GBの今年の売り上げ見込みと互角だとか。あの〜、GBって何年前のハード でしたっけ?

X−B○Xは、またいずれじっくりやるかもしれないので今回はこれぐらいで。それまで 存在しているといいんですが。




さて、先に進めますか。まず思い出されるのはSFCソフトの重装機兵ヴァルケンなんですよ。

ご存知でしょうか、ヴァルケン。

割合マイナーだと思うので、軽く説明を入れます。

ゲームとしては2Dアクションゲームです。セガ系ハードで発売されていた重装機兵レイノスというゲームの続編に当たりシステムも良く似ています。

主役はロボット兵器なんですが、これがまた動きやシチュエーションが格好良いんですよ。

細かい説明するとややこしいので大雑把に言うと、ガンダムとか好きな人なら絶対ハマるような感じです。

私もご多分に漏れずガンダムとか好きなので、このゲームにはハマリました。ある程度上手くなってくると、実に格好良く動けるようになってくるのですよ。

一時期こればっかりやっていて敵の動きも全部頭に入っている状態になったぐらい。(流石に今は忘れました)

んで、その続編がPSで出るという運びになったときは、それはそれは期待したものです。

アクションゲームとしても非常に良質であったヴァルケンが、PSの強化されたグラフィックでプレイできるんだ! とね。




続編はシミュレーションゲームになりました。 ふざけるな。




プロデューサー曰く、「 最初の作品から、シミュレーションゲーム化を望む声が高かった 」そうです。




初めて聞きました。 ええと、その 毒電波 どこで受信しましたか?




っていうか俺の勘繰りかもしれませんが、ヴァルケンが出てから少しして、スクウェアからガンハザードとかいうかなり似ているゲームがでたんですよ。

こちらのゲームも大変楽しまさせていただいたのですが、操作感覚とかホントそっくりでした。というか、そのまま。

丁度、スクウェアが強引なヘッドハンティングでブイブイ言わせてた頃でした。ひょっとして、関係あります?

いや、そんなはずは無いですよ、ね?

まぁ、これは事前情報で購入を避けられたので、被害は精神的なものだけですみました。

結局ヴァルケン2は商業的にも失敗し、それが原因というわけでもないでしょうが、発売元であるメサイヤは自社開発を止めたそうです。

全くの余談ですが、オメガブースト(3Dシューティングゲーム)を初めてプレイしたとき、「 ああ、これこそ次世代機のヴァルケンだ 」と感動したものです。

別メーカーですし、内容も大分違いますが目指している方向が。こちらはマクロスよりでしたが。




さて話し変わって、闘神伝というゲームでも4作目「 昴 」にがっかりさせられました。

このゲームは売れ行きの割りに有名なはずなので、簡単に。3D格闘ゲームです。

闘神伝って元々つまんねーじゃん 」という人もいるかもしれませんが、それでも3まではきちんとゲームしていたんですよ。

3などはコンボゲームとしてみると、結構遊べたりします。

私が最初に、PS買うかサターン買うか悩んだとき、結局先にPSを買ったんですが、実は後押ししてくれたのは闘神伝の1だったりします。

で、現在のところの最終作である「 昴 」ですが、なんていうか酷いものでした。

それこそ、もしかして 新人研修で作らせたんじゃないか って疑うくらい。

動きはもっさりしてるし、CPUはバカだし、モデルは汚いし。

一瞬、 3D挌闘ツクールで3時間ぐらい で作ったんじゃないかと疑いたくなりました。

詳しいことは知りませんが、何でも作成を発注した外注が違うとかいう話です。こんなんばっかか。

これは、中古で買いました。高かったです。4000円ぐらい。

我慢できないほどつまらなかったんですが、意地になって一度だけクリアしました。感想としては、意地にならなければ良かったと思いました。




少し話がずれますが、3D挌闘ゲームといえば餓狼伝説やサムスピがいきなりポリゴンになったときも驚きましたよね。

あまりの出来の酷さに。まぁ、あれは結局2Dでこそ映えるシリーズなんですよね。

っていうか、SNKなんであんなことしたんですかね?

そんなんだから、 ナコルルが身売りする 羽目になるんです。

そのうち 写真集 とか出たりして。洒落にならないところが怖いですが。




3D挌闘ゲームといえばドラゴンボール・ファイナルバウトも酷かったですね。

2D時代にはそれなりの作りこみと、原作を再現しようとの意気込みが、グラフィック・システムから感じられ、

荒削りながら好感を抱けるゲームでしたが、3Dに変更されたファイナルバウトは...。

なんていうか、 これ完成品? っていう出来でしたからね。

まぁ、欠点は多すぎて言い切れませんが、とりあえずこれが一番でしょうか。

ええと、パンチボタン押してからパンチ出るまで一呼吸ある のは、問題外だと思いますよ。挌闘ゲームとして。

どんなヘボプログラムしてあるのか、逆に興味津々 だったりもしますが。

ゲーム的にもメテオ技(超必殺技のようなものです)出してりゃ何とかなるといういい加減ぶり。

まぁ、バンダイですから 仕方ないですか。

これも買っちゃいました。中古4500円だったと記憶してます。

これは、1時間もやってません。クリアまで我慢できませんでした。




そういえば、ドラキュラの駄文のときにも軽く触れましたが、ドラキュラシリーズが3Dになったときも中々のダメージでした。

2Dの味があってこそ、のゲームを無理に3Dにしない方がいいと思うのです。

なんか、「 失敗続編 」の典型的パターンな気がしてきました。変な違和感があるんですよね。

成功例に数えられるであろう、ゼルダやマリオも正直私は馴染めませんでした。

結果的にドラキュラは元に戻ってくれたので良かったのです。純粋アクションの続編も欲しいところですが、贅沢すぎるかもしれません。




さて、今不安に思っている続編がありますのでそれを書いて結びに代えようと思います。

それはメトロイドシリーズです。

最近は主役であるサムスがスマブラに出ているので有名かもしれませんが、2Dアクションゲームです。

探索アクションといわれる部類のもので、特定のアイテムを手に入れる都度、その探索範囲が広がってくる形式です。

1はFCDISK、2はGB、3に当たるスーパーはSFCでそれぞれ発売されました。その都度楽しくプレイさせていただいています。

この続編がGCで発売されるのですが、なんと3Dアクションになるそうです。

しかも画面から伺うに自分の目線視点になるようです。一人称視点ってやつですね。3Dシューティングのような感じです。

メトロイドの良さって、多人称視点での爽快なアクションだと思うんですが。

個人的に大ピンチです。っていうか正直 失敗の匂いがプンプンするゼッ! って感じです。

つーか、次世代機だからって全部ポリゴンにするのいい加減止めようよ、って感じです。

でも、GBAでも続編の発売予定があるので、そちらは期待してるんですけどね。

まさか、GBAのも3Dアクションじゃないよね?







どうしちゃったんですか宮本さん?       了



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